ChatGPTのプラグインとは?メリットと導入方法

この記事では、ChatGPTのプラグインとはなんなのか、導入するメリットについて簡単に学ぶことができます。
プラグインを理解すれば、ChatGPTに求める結果を回答させることができるようになったり、図やグラフを出力させることができ、表現力がアップします。
ChatGPTのプラグインとは?
ChatGPTのプラグインは、ChatGPTの機能を拡張するためのツールです。
これらのプラグインは、特定のタスクを効率的に実行するために設計されており、Webページの情報を取得したり、ビジュアルな図を作成したり、SEO最適化されたコンテンツを作成したりすることができます。これらのプラグインは、ChatGPTがユーザーの要求に対してより具体的で有用な応答を提供するのを助けます。
ChatGPTのプラグインのメリットとは?
ChatGPTのプラグインを使用する主なメリットは、ChatGPTの機能を大幅に拡張できることです。これにより、ユーザーは特定のタスクをより効率的に実行することができます。
例えば、Webページから情報を取得するプラグインを使用すれば、ユーザーはWebページの内容を手動で検索する必要なく、必要な情報をすばやく取得することができます。また、ビジュアルな図を作成するプラグインを使用すれば、ユーザーは複雑な情報を視覚的に理解しやすい形で表示することができます。さらに、SEO最適化されたコンテンツを作成するプラグインを使用すれば、ユーザーはSEOに関する専門知識がなくても、SEOに強いコンテンツを作成することができます。

ChatGPT Plusには、現在ChatGPTが答えることができないことをBingで検索するモデルもありますが、検索結果が、SEO結果に左右されてしまうデメリットがあります。情報の引用先を指定したい時は、プラグインを使用します。
ChatGPTのプラグインを有効化する手順
現在のところ、ChatGPTでプラグインを使うためには、ChatGPT Plusに登録していることが挙げられます。その後、Setting→Beta featuresにて、Pluginsを有効にします。

その後、GPT-4を選択し、Pluginsにチェックを入れます。

すると、そのすぐ下部に有効にしているプラグインの右に下矢印が出ているので、ここを選択し、Plugin Storeを選択します。

Plugin Storeで仕様するプラグインをインストールします。

インストールしたプラグインを有効化するためには、使うプラグインにチェックを入れます。同時に使うことができるプラグインは現在のところ最大3つまでです。
インストールしたプラグインはどのように削除すれば良いのか?

ChatGPTのプラグインは、提供している開発者の都合で使用ができなくなることがよくあります。インストールしているプラグインを整理したいときは、Plugin Storeからinstalledを選択します。
現在インストールしているプラグインの一覧が表示されますので、必要のないプラグインを削除します。ただし、プラグインの中にはなんらかの影響で、使用ができないかつ削除もできないプラグインがあります。上記の画像でいえば、Promptperfectが該当します。
ChatGPTのプラグインのトラブルシューティング
プラグインが動作しない
モデルプラグインを選択して、エラーが出て回答を出さない時があります。これは、なんらかの理由で使用できなくなったプラグインを有効化しているときに見られる現象です。
同じ用途のプラグインに入れ替えるか、プラグインを一度アンインストールして、再度インストールしましょう。もし、プラグインの使用条件に変更があった場合の現象であれば、このときに原因がわかります。
機能が重複したプラグインを有効化するとどうなるのか?
ChatGPTのプラグインは、特定の機能を提供するために設計されています。もし同じ機能を持つ複数のプラグインが有効化されている場合、ChatGPTはユーザーの要求に最も適したプラグインを選択します。
ただし、わざわざ重複する機能のプラグインを有効化して3つしかない枠を圧迫するのは無駄なので、有効化するプラグインの性能は事前に調査した上で選定するのが良いでしょう。
プラグインが求める動作をしない
一番大きな問題は、プロンプトが的確ではないことです。
たとえば、ページにアクセスをして内容を取り込むwebpilotを使用する時に、プロンプトに参照元のURLを含めないと、正しいページを読み込めず、その結果を元に回答を作成します。
プラグインが的確に動作するように、詳細なプロンプトを作成しましょう。