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吉野家の定期券(有料クーポン)はどのような効果が期待できるのか?

最近は、有料クーポンを発行する企業が増加しています。

有料クーポンを発行する目的は様々ありますが、店舗の集客を意識した時に、もっとも効果的に有料クーポンを使っているのは、吉野家の定期券が挙げられます。

今回は、有料クーポンを発行するメリットについて解説をしたいと思います。

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有料クーポンとは?

クーポンは無料でもらえるものが主流ですが、お金を支払うことで特別なオファーを付与できるものがあります。

例えば、通販の場合、通常は送料無料の条件がなかったり、8,000円〜など、金額が高額でなければ送料無料条件を設置しないことが主流になっています。これは、近年の配送会社の値上げが相次ぎましたので、仕方のないことです。この場合、有料クーポンとして、会員入会制度を作ります。会員には、送料無料のチケットなどが毎月配られたり、送料無料の条件が緩和されたり、特別な商品を優先して購入できるなどの特典が付与されます。

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定期券の仕組みとは?

吉野家の定期券の場合、300円で購入し、指定の期間内は、そのクーポンを何度も利用できるというものです。

グループであるはなまるうどんとの共同開催が多かったのですが、最近販売された定期券にはグループ外であるガストも加わり、意外なコラボが話題になりました。

この定期券は、各店舗で購入が可能です。吉野家だけではなく、ガストやはなまるうどんでも購入が可能でした。

この定期券を活用することで、1ヶ月弱の期間限定で、クーポンを使用することができます。(9/10~10/21)

この期間中であれば、1枚の定期券で、吉野家の食事が80円引きになり、ガストの1回の会計から100円が引かれ、はなまるうどんのうどん1杯ごとに好きな天ぷら1本無料という特典が付与されます。しかも、定期券ですので、何回も使えるクーポンであり、元がすぐに取れてしまうことになります。

定期券のメリットとは?

有料クーポンは、それで売上を上げることを目的としているわけではありません。

通常配布される無料クーポンはどこでもありふれている内容になっているため、回収率が低いことが難点の一つに挙げられます。

クーポンの内容をより魅力的にすることによって、再来店回数を高め、顧客の来店頻度を高めることが直接的な目的になります。

また、吉野家の定期券に関しては、アライアンスの要素もあり、相互の送客を目的としている部分もあります。

有料クーポンは通常のクーポンよりも回収率が高い。

顧客は、そのクーポンを購入する理由は、食事にかかる負担を減らすことしかありません。

そのため、有料クーポンを購入した人は、その特典を元を取れたと感じるまで使おうとします。

期間限定のクーポンで、値引きの額面が通常のものよりも大きいため、一回の定期券の購入で、その期間中の再来店の対策を実施することができます。

有料であるため、実際の負担は軽減されている。

単価が300円ですので、これに関してはおまけみたいなものだと思ってます。

吉野家の場合、30円〜50円引きのクーポンが多いのですが、定期券を提示すると80円引きのクーポンになります。

通常であれば、値引きや割引きは、営業利益率低下の要因になってしまうため、抑えなければなりません。割引きの金額を大きくするのは良い方法ではないとされるわけですが、有料にすることで、この部分の負担を軽減することができるというわけになります。

当然、300円の定期券は、300円分の補填にしかなりませんし、どのような会計処理をしているのか不明ですのでなんとも言えないのですが、ガストやはなまるうどんで購入された定期券でも同じように割引きをしなければなりません。

そのため、このメリットに関しては狙ったものではないと思われます。

相互の送客が狙える。

最も大きなメリットとして挙げられています。

定期券の期間中は、外食の選択肢として、吉野家、ガスト、はなまるうどんが定期券があるからという理由で選ばれることになります。

例えば、吉野家だけの定期券であれば、定期券の施策は、リピーター対策にしかなりません。これを形態が違う3社合同にすることによって、従来獲得することができなかった集客を狙うことができます。

このような施策は、その期間中のみの客の流れだとネガティブに判断する人も多いのですが、それを判断するのは、相互送客を実施したデータがあってこそです。期間が終わっても前年比で改善が見られたり、客層に変化が起こったりしていれば、キャンペーン中よりも売上がたとえ下がっていても勝ちということになります。

ちなみに、破竹の勢いで急成長を続けているいきなりステーキも、様々な他業種とのコラボをしている戦略が一つの成長要因だと言われています。

新たな顧客をゼロから狙うよりは、すでに存在している相性の良い客層を持っている企業とアライアンス(業務提携や協業の意味)した方が集客の効率が良いとされています。

 

まとめ

最近はサービスを無料でただ提供するのではなく、有料で購入してもらうケースが増加してきています。考えてみれば、それほど安くない商品を販売するコストコも年会費制です。会費がかかるから集客ができていないかと言えば、土日では近隣の道路が渋滞するほどの大盛況です。サービスが無料でなければ売れないと考えること自体、思い込みだと言えることになります。

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定期券のような有料クーポンは、大手のみ有効というわけではありません。これは、小規模な店舗でも有効な手段だと言えます。ただし、コラボは吉野家とガストは、店舗数があってのものだねですので、個人店レベルでは得られるメリットは少ないと思われます。顧客の流れを作るコラボをやるのであれば、客層の近い人気店同士でやりたいものですね。

サービスも決して安くはありませんので、今後は有料化がどんどん進んでくると思われます。それでも欲しいと思ってもらえる有料サービスの提供ができれば、リピーター作りにも繋がります。一番やってはいけないことは、やはり、そんなことはできないと自分の価値観だけで判断して新たな行動が全く起きないことだと思います。

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