あなたがアメブロ集客でもWordPress集客でも失敗してしまう5つのわけ

マーケティングプロデューサーの小形です。
ブログで情報発信を行い、集客することが重要だというのは、誰しもがもうわかりきっていることでしょう。
しかし、いざ、ブログ集客にチャレンジしても、大きな成果が得られないことに悩んでしまっている方も多いです。そんな人々が、ブログ集客で失敗してしまっている理由は割と明確ですので、今日はそれに答えます。
アメブロは集客に向いていない。
当時大量のブログ削除がありましたが、観察している限りでは、アフィリエイトの仕組みを利用していたコンサルタント、アフィリエイターが多かった印象です。これらは、おそらくameblo.jpのドメインに悪影響を及ぼすコピーコンテンツの可能性が高いこと、利用目的が想定されているものと大きくズレがあったものと考えられます。
ですので、上記の禁止部分には触れない内容であれば、アメブロは削除されません。現に、この時期に削除されずに、アメブロを使い続けているコンサルタントはたくさんいらっしゃいます。
集客目的にアメブロを使わない方がいいと言っている理由は、そもそも削除されるからではありません。ちなみに、ブログの削除や非公開化自体は、はてなブログなどのその他のブログでもあります。
アメブロの場合は無料ブログサービスである都合上、広告による運用をしなければなりません。そのため、ブログで一番目立つ位置に広告が設置されており、その部分が離脱に繋がってしまうことが大きいです。
そもそも、無料ブログサービス自体は、当時普及していたCMSが有料であり、しかも割と高額であったための代替案として普及したものです。WordPressなど利用料無料のCMSがあるのに、わざわざアメブロを選択する理由はありません。
まあ、しかし、そんなにギッチギチなウェブ集客が必要のない場合もあります。ぐるなびや食べログを活用しており、LINE@もしっかり軌道にのっている場合は、アメブロでもさほど問題がないことが多いです。
アメブロで集客できなかった人がWordPressでも集客できない理由
アメブロで集客できなかった人が、システムのせいにしてWordPressに移行すれば集客できると思っている人がいるのは確かです。ですが、それは大きな間違いです。
1.自分中心のコンテンツを作っている。
アメブロに多く見られる、「誰のために書いているコンテンツなのかが不明」な記事をWordPressでも書いている人がいます。もっと突っ込んで書けば、自分の思想を広めようと考えている人が多く、結局は、自分のためのコンテンツであることが多く見られます。
ウェブ集客に共通している概念ですが、集客は、訪問者数と成約率の掛け算で考えられます。つまり、訪問者が集まらないと意味がないのです。
訪問者は、SNSもしくは検索エンジンで流入しますが、自分が興味のあるコンテンツでなければ見ようとしません。そのため、自分のために書いたコンテンツではじっくり閲覧されることがないのです。
2.内容が薄すぎる。
基本的に検索エンジンで検索の用途は調べ物です。つまり、悩んでいることに対して、答えを見つけているのです。
アメブロの書き方は、パーソナリティーを出そう、読みやすいように文字数を制限して書こうと思っている人も多いらしく、問題に対する答えになっていない記事がとても多いです。
よく文字数は多い方が良いと言われていますが、これは物事の説明に必要な文字数がブロガーにとっては長かったというだけです。文字数が無駄に短い方が、その物事に対して説明をしていないと見なされることから問題なのです。
3.キーワードだけ差し込めばいいと思っている。
タイトルにキーワードを差し込むことは重要です。
しかし、それだけやればいいと思っていませんか?
本当に検索エンジンから集客したいと考えていれば、「なぜ、そのキーワードを検索したのか?」まで考えなければなりません。
検索エンジンは、ユーザー志向で仕組みが改善されています。つまり、ユーザーが求める答えを素直に提示しているウェブサイトほど優良なウェブサイトと認識する傾向にあります。
最近の言葉には、UXという言葉があります。
これは、ユーザーエクスペリエンスの略で、特定のサービスを活用した時に得られる経験や満足など全体を表す指標のことを言います。これには、問題解決能力の高い情報発信を行えることが重要です。
キーワードを検索した背景を推測し、その問題が解決できる策や答えを提案していくのが、ブログ集客の王道になってきています。
4.非論理
論理とは、筋道のことを呼び、論理的に説明されていることが、閲覧者にとっての問題解決に繋がります。
ユーザーの検索理由を理解した上で、「その問題の正体とは?」「それらの人々がなぜその問題を抱えてしまっているのか?」「どうすれば解決できるのか?」で考えましょう。
5.着地点が不明
着地点とは、最終的に訪問者に起こさせたい行動をさします。
例えば、電話での問い合わせ、無料相談、商品の購入がそれに当てはまります。
ブログのデザインで着地点がわかりづらいところに記述されていたりすると、成約率が下がってしまいます。
特に店舗の場合、6〜7割はスマホから見られています。そのため、ヘッダーに固定して電話番号を表示するなどの工夫をしたり、ハンバーガーメニューを使わないデザインを採用したりします。
ブログは見込み客の問題解決を図る媒体と捉える。
ブログは見込み客を集めて、成約に持っていく集客ツールです。そのためには、見込み客が集まるようなコンテンツで情報発信する必要があります。
「ブログだから」とか「自分メディアだから」とか、全く否定するわけではありませんが、その方法で集客できる人は始めから知名度を獲得している恵まれた人です。
これらの人々は、SNSを主体にアクセス数を獲得していますので、ちょっと集客の方法が違いますし、被リンクの獲得も含めて、ブログで成功したとは言い難いです。
ブログは自分の言いたいことを書く媒体ではなく、見込み客の問題解決を助ける媒体と思考転換させることが成功の最大の近道と言えるでしょう。
似た内容になりますが、アメブロ集客についての現在の有効性とアメブロ集客を選択する場合の注意点を書きました。→アメブロ集客は効果があるのか?