アメブロからWordPressに記事を移す際の注意点

アメブロに限ったことではないですが、アメブロからブログ記事を独自ドメインに移行したいと考えている人は多いです。
実は、アメブロとWordPressでは集客の仕組みが異なっているため、同じブログでも違った集客ツールとして考えるべきです。
ここでもしアメブロからWordPressに記事を移行するつもりであれば、注意しておきたいポイントを紹介します。
アメブロからの記事移行はそもそもできない。
無料ブログには、記事の内容を吐き出す機能があるものが多いです。しかし、これはアメブロには用意されておらず、外部ツールを活用する必要性があります。現在は、この外部ツールも更新がされていないため、自己責任でお願いします。
アメブロからの記事移行をしない方が良い理由とは?
1.移行はコンテンツをコピーしたことに該当する。
Googleは、コンテンツはオリジナルのものを求めています。
記事を移行したことを示す.htaccessの301リダイレクトにも対応ができないため、記事がオリジナルのコンテンツであることを証明できません。そのため、記事をそのまま移行することで、アメブロ(ameblo.jp)から記事をコピーした扱いになる可能性が大きいです。
WordPressは、検索エンジンに上位表示をすることで集客するのが仕組みで、アメブロのようにユーザー間の繋がりで集客する仕組みではありません。
記事のオリジナル性が低くなると、WordPressでなかなか上位表示ができなくなります。
2.アメブロの記事はそもそも低品質であるケースが多い。
アメブロで書いた記事をみていると、キーワードを意識せずにブログ記事を書いている場合が多く、そもそも移行するまでもない低品質なコンテンツです。
アメブロの仕組みは、検索エンジンからの集客というより、アメブロ内のユーザーとのコミュニケーション機能でアクセス数を増やすことに長けています。アメブロドメイン自体は非常に強力ですが、共有ドメインであるため、Googleでは関連性の低いキーワードでは1つしか表示せず、他のアメブロブロガーと表示を争うことになります。そのため、検索エンジンからの集客には向いていません。
また、上位表示をするためには、検索ニーズに対応したE-A-Tが高い記事コンテンツが必要です。これが意識されていないコンテンツをWordPressに移行しても、検索エンジンからの上位表示は難しく、集客もできない可能性が高くなります。
アメブロからWordPressに移行する場合のおすすめ
アメブロは削除せずに残しておくことをおすすめします。読者登録などで閲覧していた人やブログを読んでいた既存客が、突然のブログ削除で迷走してしまう可能性があるからです。
通常は、ブログ削除の場合、301リダイレクトで新しいブログに自動で切り替える手段をとりますが、無料ブログではこの処理ができません。ですので、残しておくしかありません。
アメブロの中で人気記事があるかと思いますので、その記事をメモ帳などのテキストエディタに保存してください。そして内容を書き直したり、追加の情報を加えてWordPressに執筆します。この処置は、WordPressの記事のオリジナル性を保つためです。
また、アメブロのメニューボックスに、WordPressのリンクを貼り付けておきましょう。
アメブロの記事とWordPressの記事は違う。良質な記事を書けるようにしよう。
言い方は悪いですが、アメブロ集客と呼ばれたノウハウは、現在では全く通用しないものばかりです。記事数を稼ぎ、訪問者数を稼ぐ数稽古は、品質の悪い記事を量産しますし、読者登録に頼る記事更新は、安定性の高い検索エンジン経由の集客に比べると、安定性が目減りします。
アメブロは、芸能人ブログが多い関係から、主婦の副業などでは良いと思います。検索を意識するよりは、よく見にくる読者に向けて、読みやすく役立つ情報をメインで伝える記事を書くのが良いでしょう。
アメブロ集客は、なぜ集客方法としては駄目なのか?また、活用できる場合は?
それに対して、WordPressにする理由は、もっとも大きく集客できる検索エンジンから集客することを目的にしています。そのため、自分が言いたいことというよりは、検索のニーズを汲み取った記事を書くことがコツです。この記事は、他者に興味のない人には書くことができません。アメブロで書き慣れた自分ありきの記事から脱却し、論理的で読みやすい記事を書くことになれることが必要になってきます。