最近は非常にややこしい情報が溢れている影響で、インターネットの集客方法はブログを書けば良いと思っている人もいるようです。
ブログは基礎として書く習慣を確かに付けて欲しいのですが、すごく危険な考えですので、ここでその根拠について説明を加えます。
ブログは基本の情報発信手段
なぜ、ブログが重要なのかといえば、情報を即時に伝えることができる手段の中で、誰にでも閲覧させることが可能だからです。
フェイスブックもLINEもメルマガも、登録していなければ閲覧そのものができません。
そのため、強いて言えば、ツイッターが投稿もグーグルなどの検索に反映されるのですが、140文字では魅力を伝えるのにはパワー不足を感じます。
画像、動画、文字で制限なしに魅力を伝えることができるブログは、大手企業系のカスタマーサポートにも使われ、情報発信の基礎とも言えるわけです。
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では、なぜブログに依存しすぎるのは問題なのか?
売上アップには、客数を増やすこと、平均顧客単価を上げることと平均来店回数を上げることを純粋に実行すれば良いと言いました。
飲食店、美容院、整体院などの店舗の場合、ブログを用いて平均来店回数を上げることをとりあえず実行すれば良いのですが、わがままを言えば、客数も増やしたいと考えている人が多いのです。
客数を増やすこと、つまり新規顧客を増やすことです。
ブログにおける新規顧客の集客は、SEO対策による検索の流入がほぼほぼです。
SEO対策だけに頼る問題
時間がかかる。
必ずしも成果が上がるとは限らない。
この2つが大きいです。最近のSEO対策は記事数を稼ぎ、小さな検索数のワードを集める傾向にあります。つまり、最低限でも記事数を稼ぐ必要があるのです。数記事では勿論成果が出ません。
また、最近はセミプロのライターを使って、SEO対策を行っている業者も増加している影響で、上位表示のハードルも上がってきています。
万が一そこと競争になった場合、SEO対策のみで成果をあげようとすることは非常に効率の悪いことになります。
以下のものの併用が必要
口コミサイトの自店舗ページの編集
食べログなどの大手口コミサイトは、地域名で上位表示しているケースが多く、サイト内検索もバカになりません。
また、グーグルマイビジネスの登録もちゃんとやっていますか?
グーグルマイビジネスの登録は、地図検索にも関係性があるからです。
検索サイトというとYahoo!JAPANの方が多いと思われがちですが、実はグーグルの方が多く使われています。
クライアントAの場合(BtoC)
自社サイトの場合(BtoB)
スマホのグーグル検索で「所沢 ラーメン屋」を検索した結果。
ブログなどよりも先にグーグルマイビジネスが上位表示されている。
フェイスブックページの登録及び運用
フェイスブックページの運用が望ましい理由は、その情報の拡散性にあります。
「ツイッターの方が拡散力が強く、シェアされる!」というコンサルもいらっしゃることは存じ上げていますが、検証してみた結果、ツイッターによる拡散は、そのほとんどが自分発信によるものではなく、口コミ(つまり、顧客発信)にした方が、効率が良いことが分かっています。
また、ツイッターの場合、拡散能力のないいいね!(旧お気に入り)がつきやすく、拡散能力があるフェイスブックのいいね!に比べると効率の悪さは否定できません。
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LINE@の登録及び活用
この前地元のラーメン屋さんに「LINEやってます。」と書いてあったので、LINEで検索した結果、情報が全然掲載されていないまっさらの状態だったんですよね。
クライアントでもなかったので注意はしなかったのですが、この状態はすごく寒いです。「やってない」わけですからね。
また、LINEはメルマガよりも登録のハードルが低く、店舗の場合はメールマガジンの代用ツールとして活用できます。(ただし、メッセージ発信には上限あり。活用する場合は、有料版を利用しましょう。)
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メルマガの導入
LINE@の有料版とメルマガを併用するとそれなりの固定費用がかかりますので、どちらかでいいと思いますが、メルマガも効果があります。
選定方法は非常に難しいのですが、専門店の場合は、深い情報提供がポイントになりますので、メルマガを選びます。
一つの施策に依存しない。
皆さんは、ブログで食べていこうと思っているわけではないと思うんですよ。
一つの施策に依存すると、例えばグーグルの検索ルールの変更であるアルゴリズムの改変があると、検索順位が急に下がったりする場合もあり、集客ができなくなる場合があります。
複数の施策を同時に回すことで、リスクを減らしましょう。