コンサルのブログ選びは、やはりWordPress?それともアメブロ?

マーケティングプロデューサーの小形です。
どのブログを使えば良いのかについては、個人の判断で使えば良いと思うのですが、アメブロとWordPress関連の記事の訪問者数が多いところを見ると、未だに悩んでいる方も多いのでしょう。
そこで、ブログ選びのヒントとして、いくつかの要点を挙げたいと思います。
コンサルがブログサービスを選ぶ際の要点
1.基本的には、自社の独自ドメインで運用する事が理想
これも言われ尽くした事ですが、コンサルの場合は、ブログを書く目的は、リード(見込み客)の収集に設定されている場合がほとんどです。
そのため、見込み客がブログに訪問してもらえる事を考慮して考えなければなりません。
そして、見込み客を集める方法で、最もコスパが良いのは、やはりSEOになります。
最近のSEOは質の良い専門性の高いコンテンツを豊富にする事で対策が可能な傾向にあります。
そのため、見込み客を集めたいのは、ホームページもですので、自社サイトと同一の独自ドメインで構築してしまうのがいいです。
こうする事で、ホームページもブログも同時にSEO対策を行うことができます。
ただし、これは、あくまで質の良い専門性の高いコンテンツを豊富にすることが前提です。タイトルが「今日の一言」と毎日投稿するもの、タイトルとコンテンツ(本文部)が対応していないもの、コンテンツとして乏しい1,600文字程度の文字数を満たないものが多くなると前提を満たしませんので、注意が必要です。
WordPressが良いとされているのは、ほとんどのレンタルサーバーで簡単設置が導入されていますし、利用料金がかからないところ、カスタマイズ性が豊富であることや利用者が多いので様々な情報がインターネット上に掲載されている事が挙げられます。
2.だれを集めたいのか?
見込み客を集める方法としては、大きく分けると以下の4つがあります。
- 検索エンジン(Google、Yahoo! JAPAN)
- SNS(Twitter、FACEBOOKなど)
- はてなブックマーク
- 各種ブログサービスの読者登録
基本的には、4.各種ブログサービスの読者登録以外は、どのブログサービスでも活用可能です。
はてなブックマークは、はてなのサービスですので、やはり同一のはてなブログの方が、バズりやすく集客もしやすいです。
各種ブログサービスの読者登録でわかりやすいのは、やはりアメブロですよね。それ相応の読者数があれば、更新頻度を高めて訪問者数を稼ぐ事ができます。
ただし、やはりブログは集客の一環でやりますので、それぞれの方法でどのような見込み客が集客できるのかも考えなければなりません。
1.検索エンジン
自分でその検索キーワードを入力して検索する事から、そのキーワードに関連する悩みや疑問を持っており、解決したいと思っている。つまり、現在進行形で問題を抱えていることを認識している。
ユーザー層に厚みがあるため、狙っているキーワード、タイトル、コンテンツでターゲティングが可能。
2.SNS
主な目的は、コミュニケーションや情報収集であり、特に問題を抱えている認識はない。ただし、目に入ってきた情報で「そういえば、、、」という具合に潜在的に抱えている問題を認識する場合がある。
通常のSNS活用の場合は、ほとんどは、フォロワーにしか情報が伝達しない。
しかし、ユーザー層に厚みがあるため、広告を活用する事で、ターゲティングが可能のため、多くのSEO会社は、SNS広告を愛用している。
3.はてなブックマーク
お気に入りのユーザーがそのコンテンツになんとコメントしているのかを見たり、話題になっているコンテンツを発見するために活用される。ネットに関するリテラシーは高め。
4.各種ブログサービスの読者登録
ブログサービスごとに空気感は異なると思われますが、基本的にそのブログを選定しているブロガーが登録していることになる。
例えば、アメブロの場合は、主婦層やよくも悪くもスピリチュアルな信仰にハマってしまう系統の人が多いです。もちろん、普通に日記を書いているだけの人もいますので、そう言った人も読者登録するかもしれません。(ほとんどないでしょうが。)
はてなブックマークからの集客を強化したい場合ははてなブログで、主婦など働く女性層の支援を行うコンサルの場合は、アメブロが目的にあっていることになります。
3.禁止行為
無料ブログサービスを活用する場合は、商用利用に禁止行為があることに注意するべきです。それを超越した活用方法を行えば、削除の対象になります。
商用サイトへの誘導や収益を得ることを主目的とした、はてなブログの利用を認めません。
ただし、お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める目的で掲載される広告についてはその限りではありません。
広告の掲載方法や内容に関しては、別途定める「広告における禁止事項」で制限されます。禁止事項に反さない限り、アフィリエイトプログラムの制限はありません。すべてのアフィリエイトを利用できます。
コンバージョンを作るためにランディングページに送客するのが、コンサルのブログ集客の定石です。
実は、はてなブログは、そういったブログの活用は認めないと、しっかり広告ガイドラインに明記しています。
これは企業向けの有料サービスであるはてなブログmediaの存在も、少なからず影響しているかもしれません。
(4) 当社の承諾のない商業行為
① 無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(マルチ商法、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等
② 商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、当社が認めている範囲のもの及び当社タイアップ等は除く)
③ 当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
④ 本サービスの一部の利用権を、当社が定めた以外の方法で譲渡する行為
⑤ 本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為(詳しくはコチラをご覧ください。)
アメーバ利用規約より抜粋
コンサルの集客でセミナーを使う人も多いと思います。実は、利用規約では禁止行為にがっちり入っています。
しかし、アメブロでセミナーの告知をしている人も多く、未だにそれらが削除の対象になっていませんよね。
現状では何かしらの問題が報告されていないブログに関してはスルーされている方針なのではないかと推測されます。
結局コンサルのブログの場合は何がいいかと言いますと、、、
WordPress!と言いたいところですが、WordPressに限らず、独自ドメインで運用できて、利用規約による規制のない自社構築できるCMSならなんでもいいでしょう。
利用料が無料で、情報が多いWordPressが最も手っ取り早いですし、何かのトラブルが発生した場合には、とりあえず英語で検索すれば情報が載っています。
そして、WordPressを導入すれば良いのかと言うと、CMSで最もメジャーですので、セキュリティーもしっかりしなければなりません。
また、ブログ集客は、見られてなんぼですので、コンテンツの作成のハウツーを学ばないと、誰にも見られないブログを延々と更新する自体に陥ります。
正直日報程度の目的のブログ活用ならば、商用利用には当たりませんので、その程度の活用しかしません、リアルの集客方法に頼りますと言う人は、アメブロなどの無料ブログで十分だと思います。