飲食店に限りませんが、メニュー数やビジュアルで勝負するような店舗系のビジネスでは、次のような集客方法が効率的です。
目次
10倍にするには?
集客は、「広告を閲覧した人の数」と「広告に対して反応した人の割合」に分解することができます。
つまり、どちらかを2倍にして、どちらかを5倍にしてしまえば、10倍になりますよね。
フェイスブックページを使う。
自分のお店の集客用のページをフェイスブックページで作成します。
なぜ、LINE@などではなくフェイスブック?
LINE@も効果はあるのですが、役割がフェイスブック広告とは若干異なります。どちらかとメルマガに近い使い方になります。
また、広告に該当するビジネスコネクトもまだまだお手軽とは言えません。
また、フェイスブックの特徴としては、アクティブなユーザーが、実名顔出しを行えるほどのステータスの人が多いため、客単価をどうしてもあげたい個人経営のお店にはマッチした媒体と言えます。
なぜ、フェイスブックページ?
ここで注意なのですが、フェイスブックの個人ページではなく、フェイスブックページで作成します。これは、リーチ数などの指標を閲覧できる点やフェイスブック広告を活用したいからです。
フェイスブックページで何を行うのか?(2.5倍)
フェイスブックは特殊で、動画や画像といったビジュアルコンテンツで商品をPRできる媒体です。テキストだけの投稿よりもこれらを交えた投稿をした方がリーチ数(見ている人)が増えます。
フェイスブックで集客を行う際は、フェイスブックで自分のお店のカタログを作成するつもりで作ります。例えば、人気のメニューの紹介やオリジナルオーダー商品の紹介など。人は見た情報がいいと思えば純粋に反応します。情報がなければ反応できません。
フェイスブックは投稿するだけでは意味がない?
フェイスブックページでは、ファン(ツイッターでいうフォロワー)に情報を発信する仕組みをとっています。
ファンの数は多いにこしたことはありませんが、ファン数(そのフェイスブックページにいいね!をした人の数)が多いにもかかわらず、投稿にいいね!がないものも目立ちます。これは、フェイスブックページへの関心が小さいファンを集めてしまっている可能性が高いです。
ファンはできるだけ関心が強い人達が望ましいため、既存客が来店した際に登録する流れを作るのが良いでしょう。
フェイスブック広告を使い、商圏内の人々を集める。
フェイスブック広告は、初心者でも簡単に出稿できる易しい広告です。
商圏を設定することで来店可能な人々にリーチします。
紙の媒体との違いは、紙は配信数に応じて課金されますが、フェイスブック広告は成果に対して課金されるものもあります。つまり、ファンが増えなければ課金されません。費用対効果が良い広告の一つです。
ブログやホームページには強弱をつける。(2倍)
すべてを平等に伝えようとして、何を売りたいのかわからないホームページやブログになっている場合があります。
「あのお店と言えば、マグロが美味しい。」
「あのお店は、豚しゃぶが絶品なんだよ。」
口コミが広がると言えば、こういった会話になりますよね。「マグロといったら◯◯」という会話になります。これを純粋想起といいます。
なんで、こんな話をしているかと言えば、「マグロ」「豚しゃぶ」といったワードで自分のお店を思い出してもらえるようになれば、それだけで来店してもらえる確率がぐっとあがるからです。
こうなるためには、できる限り「マグロ」や「豚しゃぶ」を試してみてもらわなければなりません。「マグロ」や「豚しゃぶ」の情報を中心に伝えることで、試してもらいやすくなります。
こちらから情報を発信しなければ、口コミも起こりづらいのです。
メルマガを導入する。(LINE@など)(4倍)
売上高の計算と言えば、客数と顧客単価の積ですが、この計算の場合、客数を増やすことは何も新規客を増やすことだけではありません。既存のお客さんに2回目、3回目の来店を促せば、良いのです。
ここで活用できるものとして、てっとり早いのがメルマガです。既存顧客と継続的な関係性を作ることは、安定した集客の王道といっても良いので、4倍の数値を与えました。
メルマガとLINE@。どちらを選択する?
メルマガの難点は、携帯の設定次第で届かないという点です。逆にLINE@の場合は、LINEユーザーでなければ使うことができません。(LINE内のメールにあたるメッセージの配信数の上限は無料の場合は1000件まで。)
どちらを選ぶかは、ケースバイケースだと思いますが、客層の年代で判断すれば良いと思います。
安価な配達地域指定郵便を使ってみる。(1.25倍)
商圏内への露出を増やす方法として、インターネットが100%優れているというわけでもありませんよね。
手紙が届けば、目を通す人は多いはずです。
紙の媒体のデメリットは、配信にかかるコストが高いという点です。このコストが安くなれば、配信数を増やすことができます。上記のように25gまでならば28円で配信できます。くわしくは、こちらを参考にしてほしいのですが、定型および定型外も対応しています。
手法も増えている。
以前までは、ぐるなびとかホットペッパーに登録するしかなかったような部分もありましたが、今はフェイスブックだのLINE@だのワードプレスだのもありますし、手法も増えています。
自分のお店には、具体的に何が足りないのかを分析して、そこを2倍〜3倍になるように強化してあげれば良いわけですよ。