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飲食店がキャッシュレス決済を導入した方が良い3つの理由とは?

この記事では、飲食店がキャッシュレス決済を導入するメリットとデメリットがわかります。

飲食店では、アルバイトを募集しても採用が難しいということで、できるだけ人を使わない業態で展開することが課題になっています。また、決済方法が多様化している関係で、大きく集客を増やしたい場合は、顧客がよく活用する決済方法を導入しなければなりません。

世の中の流れからキャッシュレス決済を導入せざる得ない空気になっていますが、これにはメリットもありますが、注意点も存在します。

飲食店が導入することがおすすめのキャッシュレス決済とは?

飲食店がキャッシュレス決済を導入する時には、その地域の人々の活用が多いと考える決済方法を導入します。ただし、どの人がどれを使っているのかはわからず、全国的にキャッシュレス化は進んでいるため、好きな決済方法を選べる環境にするのが顧客を選ぶことがありません。

主なキャッシュレス決済

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • アプリ・QRコード決済

大きく分けると日本の支払い方法は、現金、クレジットカード、電子マネー、最近登場したアプリ決済に分かれます。特にアプリ決済は大規模な販促キャンペーンを実施していることもあり、ユーザー数を急激に伸ばしています。

「PayPay」は2020年度、ファイナンスカテゴリの中で1位(全カテゴリでは3位)(※5)のダウンロード数となりました。なお、ダウンロード数上位のアプリをそれぞれの平均月間ダウンロード数で比較しても「PayPay」は国民的なコミュニケーションアプリである「LINE」に次ぐダウンロード数を獲得しており、成長速度を維持しながら日本のキャッシュレス化を推進しています。

PayPayユーザー数4,000万人突破

また、経済産業省は、2020年1月にキャッシュレスの現状および意義の資料を公開しています。

転載:経済産業省

このデータからもわかるように、2016年の段階では、韓国のキャッシュレス比率が96.4%であったことに対して、日本は、19.9%です。つまり、キャッシュレス比率自体には十分な伸び代が5年前の段階では存在していたことになります。また、2018年のデータでは、日本のキャッシュレス決済は、全体の24.1%に留まっています。経済産業省は、2025年までにキャッシュレス比率を4割まで向上させることを目標にしています。

そして、ここで重要な問題となるのは、4割の人が現金を持ち歩かなくなる可能性があるということです。つまり、現金対応しか対応していなければ、4割は顧客になり得ないことを意味しています。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、飲食店に限らず、他の業態でも活用される決済の上、企業保有のクレジットカードで決済されることもありますので、必須の決済方法です。特に、年収が高い人ほどクレジットカードには特典がありますので、利用率が高くなります。

2020年の全体の支払いの中でクレジットカードの割合が25%であり、4人に1人が選択していることがわかります。統計上では、クレジットカード決済を導入すれば、お支払い方法全体の96%を押さえることができます。

電子マネー決済

PASMOやSuicaなどの交通系電子マネーやnanacoなどの大手企業系列のものもあります。電子マネー決済に対応することができれば、チャージした金額からお支払いをしてもらえることになります。つまり、電車などの移動が一般的な地域では利用率の高くなります。

アプリ決済・QRコード決済

PayPayやd払いなどのQRコード決済も現在では対応が望ましいです。これらは、大型のキャンペーンを実施しているため、チャージしている人の割合が多く、ユーザーもキャンペーンに対応している店舗を選択したがります。

例えば、PayPayでは地域特化型のキャンペーンを実施しており、このキャンペーンに対応した地域では、お支払いの8割がPayPayになったという顧客からの話もあります。d払いは、メルペイとも連携しており、メルカリを積極的に活用しているユーザーは、d払いのユーザーでもあります。

サービス名ユーザー数
PayPay4,000万人
d払い2526万人(ただし、2020年2月段階)

キャッシュレス決済の導入の3つのメリット

キャッシュレス決済を導入するメリットでは大きいものでは3つほどあります。

  • レジに係る生産性の向上
  • 集客
  • 衛生面の問題を解消できる

レジに係る生産性の向上

キャッシュレス決済を導入することで、お釣りの計算が必要なくなります。また、PayPayなどでは、わりかん機能があります。これは、PayPayユーザーの中で支払いを一本化できる機能なので、さらに団体客への対応を減らすことができます。これにより、レジ待ちを最小限に減らすことも望めます。

集客

顧客の目線からすれば、自分が最も得をする方法でお支払いをしたいと思います。

例えば、クレジットカードのポイントの有効性が高ければ、好んでクレジットカードを選択します。逆を言ってしまえば、この方法が使えない店舗は最初から選ばない可能性が高いことになります。特に、最近はアプリ決済各社が大型のキャンペーンを実施していますので、このキャンペーンを狙っての消費を組み込むことができます。

衛生面の問題を解消できる

現金のやりとりを減らすことは衛生的でもあります。貨幣は、その人だけではなく、至るところをめぐりめぐってきているわけであり、特に10円玉、5円玉、1円玉は綺麗である時の方が少ないです。

感染症対策などが来店動機にもなっている世の中では、これらとの接触を可能な限り避けるのも対策面の一つとなります。

キャッシュレス決済を導入する上での注意点とは?

キャッシュレス決済を導入することで以下の問題が発生します。

  • 売上高販管費率が高くなる。
  • 入金までのリードタイムが発生する。

売上高販管費率が高くなる。

キャッシュレス決済には、支払い手数料が発生します。支払い手数料は、販管費に該当しますので、売上高販管費率が高くなります。

この指標は、高くなるほど、売上に対する販売に関する費用が高くなっていることを示しますので、高くなることは望ましいことではありません。そのため、できるだけ下げる経営判断をとる必要性がありますので、値上げかその他の費用を下げる判断に至ります。

入金までのリードタイムが発生する。

中には、申請をすることで数日で入金をするサービスもありますが、基本的にはすぐには現金化することができません。そのため、支払いに合わせた出金スケジュールを作らないといけません。

まとめ

現在のキャッシュレス払いの割合は、29%ではあるもののこの割合は順調に伸びています。
特に宴会を伴う飲食店では、割り勘が基本になりますので、その手間を顧客側にもスタッフにも求めない方がより良い関係性に繋がり、利便性の向上にも繋がります。

キャッシュレスを飲食店が導入するメリットは以下の3つになります。

  • レジに係る生産性の向上
  • 集客
  • 衛生面の問題を解消できる

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  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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