無料集客をする際には、PVよりも時間対効果を意識する。

マーケティングプロデューサーの小形です。
自分でインターネットを活用して情報を発信する集客法が注目され、どの企業も活用しています。
しかし、ここで、「ブログを書くのが忙しくて、、」とか、
「延々と情報発信していなければならないのか?」といった悩みに襲われる人もいるかと思います。
私みたいに完全にジャンキー(中毒者)で、それ自体を商売にしてしまっている人はともかく、多くの人は、情報発信自体はメインではありません。
無料の集客方法を行う場合は、色々と考える必要もあります。
重要な指標は、時間対効果
費用対効果や投資対効果なら、聞いたことがあると思います。
かけた投資額に対して、
どれだけの回収ができているのかを計測する指標なのですが、
ROIやROASなどがあります。
しかし、今は、時間の時代です。
情報化社会になったことで、現実世界のスピードが増しました。
そして、たとえお金がかからない自分の時間であろうと、
無料集客だけのために使えません。
社長であれば、様々なところに顔をだすこともありますし、
プライベートだってあります。
時間は無限の資産ではないのです。
そのため、無料集客であれば、
自分の時間をどれだけ効果の上がる施策に費やすことができるのか?
が重要になります。
これが時間対効果です。
ここでいう時間は、その施策を行なった自分の時間
効果は、集客数もしくは売上が当たると思います。
集客数/時間や売上/時間になります。
ただし、無料集客は明確にどの程度回収できているのかを見ることができません。
算出する場合は、概算になる場合が多いと思います。
この時間対効果が高ければ高いほど、
時間に余裕を持った売上アップを図ることができることになります。
時間対効果を上げるためには?
では、無料集客を行うに当たって、
この時間対効果を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか?
1.簡単に成果が上がる施策を優先する。
難易度の高い集客方法ではなく、
成果が目に見えて上がることがわかっている
施策を優先して行います。
例えば、店舗の場合は、
既存顧客を対象にした集客を
行なっていない場合が多いです。
既存顧客を対象にした集客手法の難易度は、
新規顧客に対して難易度が低めなので、
ここを優先します。
2.LTVを高める施策を優先する。
LTVとは、簡単に言えば、
一人の顧客が提供してくれる利益のことです。
このLTVを高めるためには、
関係性を友好にすること、
継続的な役立つ情報発信が有効です。
例えば、会員制度を導入することや
継続的にニュースレターを発行することなどがあります。
3.同じ投資した時間でも効果が長いものを選択する。
アメブロなどの
登録会員数が閲覧数に大きな影響を与える媒体は、
仕組みを構築すれば強力な武器になりますが、
ずっと時間をかけ続けなければならない
デメリットがあります。
そのため、同じ時間を投資するのであれば、
長期的に集客の効果が見込める手法を選択します。
ワードプレスなどの独自ドメインブログを使って、
SEOを意識した書き方をするだけで、
流入量が格段に増加し、作業量も効果が安定した時点で、減らすことができます。
ブログ集客の夏季講習「集客のできるブログに改造する。」では、
実際に、競争の激しいキーワードで上位表示を行なっているブログテクニックが身につきます。
4.できないことはプロに任せる。
無料集客にこだわると、
壁にぶつかった時の解決に時間を要することがあります。
私でも、小さなエラーでも、見たことのない現象の場合、
原因を特定し、解決するまで1日かかることがあります。
今現在は、なんでも検索すれば載っていると思われがちですが、
全然です。埒があかない場合は、関連した事象を英語で探します。
専門でもこんな感じですので、
やったことがない人は、尚わかりません。
そのため、詳しい人にアドバイスをもらえる環境を用意しておくことも重要です。
「無料じゃないじゃん!」
と思う人もいるかもしれませんが、
ルーティンで回すことができるようになれば、
ここでの投資に意味が出てきますし、
大した投資にならないのが一般的です。
時間に追われずに成果を出す。
無料集客に究極のネーミングをつければ、
販促費をかけない代わりに戻らない時間を費やす集客法のことです。
「青春は戻らないらしい」というCMもあります。
大爆笑ものです。
あまりに、無駄にかけた時間も戻らないんですよね。
よく「あの時間があったから今がある。」という美談にしがちですが、
その時間がなければ、もっと他のこともできますからね。
PVやコンバージョンのみを意識するのではなくて、
自分の投資した時間がどれだけ有意義だったかをみる、
時間対効果もぜひ意識してほしいです。