WordPressプラグインとは?

WordPressにおいて、快適な運用ができるようにカスタマイズをすることが重要となります。
これには、速度やセキュリティー面が比較的有用なレンタルサーバーを選ぶこと以外に、WordPressが作成したデータを吐き出すWordPressテーマの選択と使いやすくしたり特定の機能を実装するようなプラグインが重要になります。
プラグインとは?
WordPressは、世界で最も普及するCMSですが、爆発的に普及した理由としては、ライセンス料が無料であること、ソースが公開されているオープンソースであることが挙げられます。このため、外部の開発者であるサードパーティーがカスタマイズを目的にしたWordPressテーマやプラグインの開発を可能にし、多彩な機能をWordPressに実装できるようにしました。
プラグインとは、一般的にはアプリケーションを拡張するソフトウェアを指します。WordPressのプラグインは、WordPress専用で、特定の機能を拡張するデータになります。
例えば、通販サイトの作成には、Woo CommerceやWelcartをWordPressにインストールします。これによって、PayPalなどと組み合わせることによって、クレジットカード決済能力のある通販サイトにすることも可能です。
WordPress通販プラグイン「Welcart」の特徴およびメリットと留意点
また、WordPressに基本的なプラグインをインストールすることでSEO対策向けのコンテンツサイトを作成できます。実際に上位表示できるかはコンテンツ次第ではありますが、使いやすくしたり、読み込まれやすくするのは設定の方に意味があります。
WordPressをSEOを強化するための12個の重要な設定方法
プラグインを有効化するためには?
WordPressのダッシュボードにログインし、プラグインを選択します。新規追加を選択します。
ダウンロードするプラグインを検索し、インストールをします。
例えば、Health Check & Troubleshootingを選択します。インストールを選択すると以下のような画像になります。
その後、有効化ボタンが表れますので、押すと有効化ができます。
なお、一度有効化したプラグインを停止する場合は、インストール済みプラグインから該当のプラグインを選択し、停止を実行します。
プラグインを利用する上での注意点
プラグインは便利ですが、注意しなければならないことも多いことが知られています。
特に、注意した方が良いと思われることについて取り上げます。
プラグインの最終更新日が古いものは選ばない。
WordPressは、世界で最もシェアが大きいCMSです。そのため、不正アクセスなどの対象にもなりやすく、WordPressのアップデートは頻繁に行われております。
プラグインの最終更新が古いと、最新のWordPress環境に準拠していないことになります。
突然使えなくなったり、そのプラグインが原因でエラーが多発するなどの現象が起こります。
基本的には、WordPress関連は、WordPress本体のメジャーアップデート直後のバージョン以外は、最新版を維持し続けるのがベストになります。
プラグインの組み合わせが悪いとWordPressの動作に影響がでる。
プラグインはサードパーティーが開発しています。そのため、一社が一つ一つ作り上げたものではなく、組み合わせも検証されているわけではありません。
組み合わせが悪いとWordPressの機能にエラーが発生し、Webサイトが表示できないなどの現象が見られます。
この現象が確認された時は、一度全てのプラグインを停止し、一つ一つ有効化することで、原因になっているプラグインを特定することで解消できます。
プラグインはできる限り最小限に
必要以上のプラグインを利用料がかからないからというだけの理由で詰め込みすぎている人もいますが、前述の通り、それぞれのプラグインはサードパーティーが開発したものです。それぞれの噛み合わせが悪いこともあったり、プラグイン一つ一つもサーバーに負荷をかけるものではありますので、必要のないプラグインは削除し、最低限のプラグインで運用するのが良いでしょう。
“WordPressテーマで機能を実装するのか?””プラグインで機能を実装するのか?”を選択する
WordPressで機能を実装する方法はプラグインだけではありません。WordPressテーマでも機能を実装することができます。
例えば、WINGの場合は、ランキングを表示する機能や基本的な広告を差し込む機能、その他にSEO対策に必要なメタタグを差し込む機能やWordPressの編集を簡単にするための機能が存在します。
どちらの機能を活用しても良いのですが、プラグインとWordPressテーマで目的が重複する機能を両方設定すると、例えば同じメタタグが1ページに2つ表示されるようなこともあります。
また、WordPressテーマの機能を活用した方がサーバーへの負荷を軽減できるなどのメリットがありますが、WordPressテーマを変更した時に機能を引き継ぐことができないことには注意した方が良いでしょう。