集客

飲食店のネット予約システムの選び方

飲食店の場合、電話予約のみに頼ってしまうと、電話が取れなかったり、幹事がそもそもお店探しをしている時間帯が深夜だったりすると予約が成立しないことがしばしばあります。そのため、ディナーの予約効率を高めるためのネット予約システム(Web予約)の導入が必須です。

ネット予約システムには、テーブルソリューション、トレタなどの純粋な予約システムの他に、食べログやぐるなびなどのグルメサイトがあります。

各グルメサイトを導入すると、それぞれの予約システムを活用できるわけですが、ほとんどの場合、予算が制約されているため、どれかを選択する必要性があります。Web予約システムを選ぶ時に、どのようなことを考えるのかについて紹介します。

Web予約を導入するメリットは?

電話予約のみの飲食店もよくありますが、電話番を専門においている店舗はありません。なんらかのホール担当が兼務していることが多いです。そのため、接客中に予約の電話がなっても取れないことが発生します。

また、通話しているけれども電話回線が1本しか存在しないため、通話中になっていたり、予約のタイミングが営業時間外になってしまったということもあり得ます。

Web予約を導入することで、これらの問題を全て解決することが可能になります。

スポンサー

Web予約を選択する場合のポイント

Web予約と言っても、予約だけを行うのか、そして集客媒体も兼務しているのかで異なります。

まず、冷静に自店舗の置かれている状況を確認しましょう。集客が全然できていないのに、予約システムだけ入れても意味がありません。Web予約と集客が必要なのか、それとも予約の獲得効率を上げるために予約システムを導入するのかを天秤にかける必要があります。

予約手数料の有無

ビジネスですので、利潤がなければなりません。

Web予約を導入する場合に、月額の利用料の他に送客手数料(予約手数料)というものが発生する場合があります。

例えば、成果報酬の広告媒体の場合、予約システムを原則無料で利用できる場合があります。しかし、予約が成立した場合、予約の8%が手数料として負担しなければなりません。また、食べログなどのグルメサイトの予約の場合は、送客手数料として、Web予約を利用した人数に対する負担が発生します。(ただし、電話予約には送客手数料がかかりません。)

当然これらを考慮したコースの価格設定が必要になります。手数料は複数の集客媒体を導入させることで下げることができます。ただし、この場合は、導入した集客媒体で費用対効果見合っている場合です。

知名度ではなく、商圏で集客できる要素があるのか客観的にみる。

飲食店だから、食べログだろうという適当な考えをする人は飲食店経営者にはいないと思います。

商圏によって、強いグルメサイトは異なりますし、知名度が高ければ高いほど同じ商圏の店舗も利用している可能性が高いです。

現状、飲食業界では、Web予約システムを使って積極的に自分で顧客獲得をやろうと思っている方が少なく、純粋にグルメサイトに集客力を期待して予約数を伸ばすことの方が一般的です。

そのため、競争相手の有料率が無駄に高い有名媒体は、利用したところでなかなか露出そのものができないということもあります。その商圏やその周辺のキーワードで検索した時に、上位の表示率が高い広告媒体で、業界の4番手以下のグルメサイトの場合、周辺の店舗が有料化していないことの方が多かったりしますので狙い目です。

予約システムに追加手数料がかからないのであれば、ブログやSNSで送客するのも可能になります。

それを導入することでなにが実現できるのか?

飲食店の相談が来た時に、真っ先に確認するのは、グーグルストリートビューです。

その店舗の周辺地域がビジネス街なのか、住宅街なのかを見ることで、おおよそだれを集客する必要性があるのかを考えます。

特に集客をしなければならないディナーのコースメニューやよく注文されるメニューを並べて、どのような需要でその飲食店が使われることが最適なのかも併せて考えます。

例えば、ビジネス街で会社終わりの宴会を取りたい場合は、幹事が店舗を選択する決定権を持ちます。どうせ、飲むのであれば、自分の得になるような予約方法を選びたいと思うはずですので、ポイントが付与できる予約システムの方が良い場合があります。ただし、ポイントの付与は、その分のお金を店側が支払う形になりますので、手数料が発生します。

食べログの場合は、送客手数料をつけることが必須になっており、Tポイントと連動しています。ぐるなび、ホットペッパーグルメの場合はそれぞれのポイントになります。送客手数料として、ディナー予約に人数に50円〜200円をかけた料金が必要になります。

ただし、仮に顧客単価が4,000円の場合は、200円の送客手数料は、売上全体の5%になります。この手数料だけで、売上高販促費率が5%ラインを消費してしまうことが確定してしまうためわりに合わないことになってしまいます。もし、ポイントを付与する場合は、オプションをつけて単価を高める努力を行いたいところです。

TableCheckやトレタ の導入は人通りがある程度存在し、席数が少ない、もしくはすでに顧客リストも十分に保有しているようであれば導入可能です。

飲食店向けのWeb予約システム

「集客媒体→予約システム」の順番で紹介します。

検索エンジンに強い媒体を選択した方が良いと一概に言われておりますが、各社様々なサービスと提携していたり、テレビCMでアプリのダウンロードを促して至ります。基本的に、普段使いの居酒屋やレストランは食べログなどのアプリで選択される傾向にあります。それに対して、出張や旅行先の飲食店の場合は、検索エンジンで検索される傾向にあります。

また、予算によってよく見られている媒体に違いがあります。食べログの客層は幅広いですが、ホットペッパーグルメの客層はリーズナブルな予算の宴会が探される傾向にあります。

集客媒体の場合は、都市部では、Web予約と電話予約は大体半々くらいです。

食べログ

ステマなどで騒がれていましたが、未だに体感としては口コミが一番信頼されているグルメサイトです。テレビCMに力を入れている影響で、集客媒体ではナンバーワンの集客力を持っています。

ホットペッパーグルメ

テレビCMをバンバン打っている影響で、宴会需要に強いグルメサイトです。グルメサイトの集客力は、地域によって異なります。宴会の単価が安い地域ではホットペッパーを参考にする傾向が強いですが、競合も多いため、予約と集客を両方求めるのであれば、それ相応の費用が必要になります。

食べログ、ぐるなびもそうですが、同一商圏の出稿具合をみて導入を考えます。予約システムだけ利用をすると考えると、料金としてはかなり高いです。

ぐるなび

システムを利用するだけであれば、1万円〜利用することが可能です。楽天スーパーポイントを付与することができますが、送客手数料は、食べログのTポイントと同じ200円です。ぐるなびは、Googleマイビジネスと連動させることで予約効率を上げる設定ができます。

Retty

SEOに力を入れているグルメサイトです。

おすすめの度合いで言えば、他の飲食店向けのWeb予約システムよりも上です。ただし、条件が重なった場合になります。

大手媒体の場合、高額なプランほど上位に表示される仕組みになっていますが、Rettyの場合は、有料であれば独自のルールで条件があった順番で表示されます。そのため、一番安い16,000円のプランでも露出することが可能です。

ただし、あくまでRettyは、SEOが主体の媒体ではありますので、実際に検索してみて、上位に表示されていなければ、大した集客は望めません。

各種ポイントとの連動による送客手数料や成功報酬でかかる予約手数料が必要ないため、純粋に予約システムの代わりとして利用も可能です。そのため、オウンドメディア運用による集客とも非常に良いのが特徴です。代理店によって、扱っているプランが異なっているようです。利用しやすいプランとして、月々16,000円、キーワードが7つ選べるベーシックプランと、ラーメン屋、蕎麦屋、うどん屋のみが選べる月々9,000円、キーワードが3つ選べるラーメンプランがあります。

トレタ

飲食店オーナーでもあった中村さんの会社が提供する予約台帳システム。ベーシックで12,000円。

予約台帳システムの導入は、高級レストランを中心に進んでおり、屋号名による流入が十分の時の場合には、シンプルにホームページ+トレタなどの組み合わせが良いでしょう。もちろん、予約台帳システムですので、集客媒体ではありません。そのため、知名度にかなりの心配がある店舗は、グルメサイトを選ぶ必要があります。(連動は可能。両方導入するかは、予算と何までやりたいのかの兼ね合いになる。)

Googleマイビジネスと連動させることで予約効率を上げる設定ができます。

Tablecheck

高級店が次々と導入を決めている予約システム。基本的なグルメサイトとの連動と多言語化が進められており、グルメサイトも運用されています。ただし、SEOにはまだ弱いため、集客力を求めることができません。

特に、知名度が高い店舗のディナー予約獲得向けで、ホームページとの連動が基本になります。また、予約の取りこぼしを最小限にすることを重点的に考えられた機能設計が行われているため、すでに繁盛店であれば、導入することを選択します。

国内では数少ないノーショー対策が実施されており、クレジットカードの番号を記入しないと、予約できない仕様にすることもできます。

まとめ

飲食店では、予約の取りこぼしを最小限にすることが必須です。最近は、予約の方法にチャットなどもあります。

電話のみの予約の場合は、どうしても忙しいと取れない可能性も高く、営業時間内でなければそもそも予約できません。落ち着いてインターネットを見るのは、夜の10時頃だと考えると、営業時間外になっている店舗は少なくないのではないでしょうか?



コンサルティングのお申込み・お問い合わせについて

ご予算に応じたコンサルティングや施策の実施が可能です。ご不明な点も含めて、是非お問い合わせください。

詳しくはコチラ

-集客

深刻なコンテンツコピー被害が確認できましたので、コピーできません。

© 2020 SuccessPartner