折込チラシとポスティング広告の違いとは?どちらがチラシの配布方法として有効か

店舗の集客方法として、チラシを配布する集客方法は依然として有効です。インターネットをよく見ないユーザーにも直接情報を伝えることができることや商圏を絞り込んで配布できるメリットがあります。
チラシを配布する方法には、新聞に折りこむ折込チラシと直接ポスティングを行うポスティング広告があります。
チラシの配布の効果はあるのか?
Webに比べると、興味のない人にまで印刷物を配布することになり、いわゆる無駄打ちが目立つことになるのですが、そもそもWebで集客できる顧客とは属性が違います。
例えば、グルメサイトなどで集客できるのは、飲食店を検索しているサイトユーザーのみです。つまり、自分から飲食店を探している人のみで、予約は入りやすいですが、集客はグルメサイトの集客力に依存することになります。
それに対して、チラシの配布は、商圏内の人に直接知らせる形になりますので、内容を魅力的だと感じれば集客に繋がる潜在ニーズをもった人に情報をリーチさせることが可能です。
そのため、ポスティング広告を行ったことで、「たくさんのお客様が来た!」という報告はしょっちゅう受けます。年始に宴会のチラシを配布した結果、一気に直近の宴会の席数が埋まったこともあります。
折込チラシとポスティング広告の違いとは?
折込チラシは、ご家庭や事務所で契約をしている新聞にチラシを折りこむ形で配布します。そのため、新聞を契約していることが配布の対象になる条件になります。また、配布も新聞を選択する形になります。
ただし、新聞の契約は少なくなっています。単身者では、間違いなく新聞はゴミになる傾向もあるため、契約したとしてもウェブ版が選択されています。そのため、新聞折込は、比較的高齢者の世帯にリーチするようなチラシの配布方法となっています。
それに対して、ポスティング広告は、ポストにチラシを直接投下します。そのため、新聞契約の有無が関係なく、指定したエリアにチラシを配布することが可能です。
そのため、配布効率のみを考えると、ポスティング広告の方が有効です。しかし、密集した地域でなければポスティングがそもそもできないこともあります。
コミュニティーペーパー折込とは?
新聞折込は、ポスティング広告に比べると、チラシがゴミ箱に行く前に一通り目につけられる可能性が高いですが、全世帯に配布ができないデメリットがありました。
その新聞折込の良さを引き継いだ形のポスティングがコミュニティーペーパー折込です。コミュニティーペーパーとは、ポスティングされる地域密着新聞のことです。内容がローカルなものに絞り込まれているため、新聞よりも読まれる数が多くなります。
そのため、商圏内にコミュニティーペーパーが存在し、折込を行なっているのであれば、この方法を試用するのもありでしょう。
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