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最近になって、みなさんがご存知のようなショップモールからよく電話がかかってくるようになりました。今年は、ネット通販全体が昨年よりも業績が悪いらしく、おそらく新規加入のノルマが厳しくなっているのでしょう。
ですが、このような電話がかかってきたとしても、ショッピングモールには安易に手を出してはいけません。この意見は前から口にしていたことですが、最近は更に強調して言っています。
売上の大半を持っていかれる現体制
ショッピングモールにはいい点も勿論あります。
膨大なデータベースにお金を支払えば、メルマガを出すことが出来るので、売上を出すことがすごく簡単です。
ですが、問題はコストの方です。説明するまでもないと思いますが、ネット通販の目的は、利益を出すことです。利益=売上高ーコストですので、コストは深刻な問題です。
手元においている楽天出店ガイドブックによると出店する場合、最低契約期間は3ヶ月、通常契約期間は1年です。Yahoo!ショッピングの場合は、最低6ヶ月、通常契約期間が1年なので大した変わらないです。つまり、出店すると決めた場合、1年は家賃を支払う必要があるということになります。
これに、さまざまなサービス利用料が加算されます。
・売上に対するロイヤリティ(楽天2.0%〜6.5% Yahoo!1.9%~4.5%)
・アフィリエイト費用(サービスによって異なる)
・ポイント付与料金(自分で設定)
・メルマガ出稿費用(これをやらないと旨味が全くない)
勿論、これに加えて原価がかかります。結果利益がなかなか出ないことが出店者のお悩みのようです。
利潤アップが困難な仕組
「売上高=客数×平均顧客単価×平均購入回数ですので、平均購入回数で利益を回収すれば良い」と通常ならば説明をするのですが、これは、再購入を誘導する時のコストがかからない場合です。再購入の場合も、新規購入の場合と同じく上記のコストがかかります。
また、メールアドレスの取得が楽天の場合はできないようで、手数料がかからない販路に誘導することもできません。
更に!極めつけはこれ!楽天マートサービス開始へ
楽天市場の場合は、販売者と消費者を結ぶものでしたが、楽天マートの場合は、商品を楽天市場の事業者から買い取り販売するというものです。現在は配送エリアが限られているようです。
ネットスーパーと言えば聞こえはいいのですが、要するに買い取りに応じる楽天出店者は小売から卸売になるわけです。更に、楽天市場で収集した顧客リストにメルマガを配信して告知していることから、楽天市場の出店者の競合になるサービスになってしまっています。
まずは、独自店舗の設立を行おう!
前述した通り、ショッピングモールを完全否定しているわけではありません。ショッピングモールにもいいところはあります。ですが、上記に記載している通り、最初から手を出すものではありません。
まずは、広告費が高くかかっても、手数料がほとんどかからない独自のネットショップを作ることが先です。費用対効果が管理出来るPPC広告や安価で出稿できる媒体広告を使い、リスクを低く抑えて着実に顧客リストを増やし、利益を上げます。
ショッピングモールは、その後で余裕が出てからでも遅くはありません。何度も書きますが、利益を出すことがネットショップ出店の目的ですから。