WordPressテーマとは?おすすめ無料&有料テーマを厳選紹介【2023年度版】

WordPressのカスタマイズにおいて、最も重要な要素の1つにWordPressテーマがあります。
ホームページやオウンドメディアを運用する際には、適切なデザイン性と運用のしやすさが求められます。WordPressテーマは、ウェブサイトのデザイン性やブロックエディタの操作性に関係するファイル群です。さらに、表示速度や安定性は検索エンジンの順位を決定するアルゴリズムに含まれており、SEOの成功を左右するほど重要です。
それほど重要であるにもかかわらず、無料や有料のテーマが数多くあり、選ぶことが非常に難しいです。Webマーケティングの現場でも使えるWordPressテーマについて解説したいと思います。
WordPressテーマとは?

WordPressテーマは、WordPressサイトの外観を制御するためのファイル群のことを指します。ただし、ブロックエディタの操作性の改善、CTAやSEO対策などのWebマーケティングに使える機能を実装することもできます。
WordPressテーマは、プラグイン同様に外部開発者によって開発され、1つのWordPressに対して、1つもしくは親テーマと子テーマを適用することができます。
テーマはWordPressの公式テーマディレクトリから無料でダウンロードできるものもあれば、有料のプレミアムテーマもあります。
親テーマ・子テーマとは?
テーマには、親テーマと子テーマがあります。テーマのアップデートは、親テーマで行われます。親テーマに書き込むと、アップデートの度に初期化されてしまいます。そのため、独自のカスタマイズをするときは、子テーマに書き込みます。こうすることで、カスタマイズを維持したまま、WordPressテーマを使い続けることができます。
WordPressテーマでできることは何か?
WordPressテーマを使うと、サイトの全体的な外観と体験をカスタマイズすることができます。具体的なポイントは以下の通りです。
- デザインの変更: テーマを選ぶことで、サイトのレイアウト、カラースキーム、フォントスタイルなどを決定できます。
- 機能の追加: 一部のテーマには、スライダー、ポートフォリオセクション、ユーザーレビューセクションなど、特定の機能を追加するオプションが含まれています。
- レスポンシブデザイン: 現代のテーマの多くはレスポンシブで、異なるデバイスや画面サイズに合わせてデザインが自動的に調整されます。
- SEO対策: SEO対策が施されたテーマを選ぶと、サイトの検索エンジンランキングを改善することができます。
- 操作性の改善: アクセシビリティ対応のテーマを選ぶと、サイトをさまざまなユーザーが利用しやすくすることができます。
サイトの最初の印象は訪問者に大きな影響を与え、その人がサイトをさらに探索するかどうかを決定します。だからこそ、ユーザーが自分の目的やブランドに最も適したテーマを選ぶことが重要です。
WordPressテーマを自作することはおすすめできないのはなぜか?
自作のWordPressテーマ開発にはデメリットがあります。
オリジナルテーマでは好みのデザインが実現できるものの、WordPressの頻繁なコアファイルのアップデートに対応するためのメンテナンス費用が嵩みます。自分で開発しても、都度対応が必要で手間がかかります。
WordPressのアップデートは、脆弱性を解消し、セキュリティ対策を図る目的もあります。オリジナルテンプレートでは、アップデートを行わないことが一般的で、トラブルの原因になります。
最新環境のWordPressを活用する際は、開発元がアップデートに対応しているWordPressテーマを選ぶことで、コストが抑えられ、メンテナンス作業も楽になります。有料のWordPressテーマを選ぶ時は、購入後のアップデート対応を必ずチェックしましょう。
WordPressテーマを探す方法とは?

WordPressテーマを見つける方法は主に2つあります。
WordPressの公式テーマディレクトリ
1つは、WordPressの公式テーマディレクトリに登録されているテーマから探します。無料で利用できるテーマを検索することができます。その種類は、数千種類に及びます。ダッシュボード内の外観>テーマ>新規追加から探すことができます。

OnePressなど優良なWordPressテーマも中にはあります。しかし、ほとんどが海外産のWordPressテーマで日本人にとっての使いやすさが考慮されていません。
また、モバイル通信時での表示速度や安定性の高さの指標であるコアウェブバイタル対策がなされていないブログテーマも多いです。Webマーケティングに
開発者のウェブサイト
クリエイターが直接提供しているWordPressテーマをダウンロードし、WordPress上にアップロードする方法です。クリエイターが用意している販売ページから購入し、ダウンロードします。

アップロード方法は、外観>テーマ>テーマのアップロードを選択し、ダウンロードしたzipファイルをアップロードします。その後有効化します。WordPressテーマのマニュアルは、開発者のウェブサイトに掲載されています。また、簡単なカスタマイズ方法を紹介している外部ブログもありますので、参考にするのが良いでしょう。
WordPressテーマは有料が良いのか、無料が良いのか?

WordPressテーマの無料版には、Cocoonなど優れたものも含まれています。ただし、基本的に無料のWordPressテーマは、一部の機能が制限されていたり、操作性まで考慮されたものがほとんどありません。
また、WordPressテーマの変更は作業が非常に大変です。たとえば、テーマの独自の装飾でコンテンツを作り込んでいれば、全て書き直す必要があるからです。
そのため、途中からWordPressテーマを変更する選択肢はあまりおすすめしておらず、最初から一番目的が合致したテーマを選択するのが良いでしょう。

使いやすいWordPressテーマを選ぶことは時間短縮にもなりますので、そもそも初期投資を節約したいからという理由で無料のWordPressテーマを選択するのはあまりおすすめしていません。
本当にお金がなくて投資ができない時のみ無料のテーマで賄います。
絶対外さない!WordPressテーマを選定する基準とは?
WordPressテーマには、「操作性をよくすること」と「SEOの内部対策を万全にすること」が求められます。操作性は生産性向上に直結しますし、SEO対策ができていなければ、成果が出ない結果になりかねないからです。
WordPressテーマを使っているブロガーの評判やマーケティングがうまくいっているWordPressの実物を分析して情報を収集します。
使いやすいWordPressテーマを選ぶ。
2021年で、クラシックエディタのサポートが終了しました。つまり、それ以降のアップデートに対応させるためには、ブロックエディタでの編集を前提にする必要性があります。
ブロックエディタは、カスタマイズを実施しなければ使いづらく、WordPressテーマのオリジナルのCSSを呼び出すことができません。そのため、WordPressテーマには、オリジナルのブロックエディタ用のプラグインを用意しているところが多いです。
操作性が悪いと編集時間に影響を及ぼします。その結果、思ったようにコンテンツが追加できず、コンテンツマーケティングの効率性に悪影響です。
デフォルトでコアウェブバイタルが安定しているWordPressテーマを選ぶ。
Google検索では、コアウェブバイタルが重要視されるようになりました。
Google検索は、スマートフォンでWi-Fiを使わず検索されるシーンをメインとして想定しています。その環境で、表示までの時間が長かったり、表示が安定しないページは、Googleのユーザーにとって不親切です。そのため、簡単に言うと、表示速度が速いことと安定した表示が、検索で上位表示をする基本です。
コアウェブバイタルとは、この表示速度や安定性を客観的に判断した指標のことを言います。
コアウェブバイタルの悪化に最も影響が大きいのは、WordPressテーマです。
この指標は、ページスピードインサイトで計測可能です。
改善できる項目に手が付けられないほどの問題点が表示されているのであれば、WordPressテーマが問題の可能性があります。functions.phpで高度な設定を実施するか、WordPressテーマを変更することが強いられます。
成果が活用しているWordPressテーマを選ぶ。
WordPressテーマは、使い勝手の良いものやSEOで効果を発揮するものほど、複数ブログにブロガーが活用しているため、露出が高くなります。そのため、競合のWordPressを分析し、参考にすることに効果があります。
「WHAT WORDPRESS THEME IS THAT?」は、URLを入力したWordPressに使用されているWordPressテーマを分析するサービスです。利用料は無料なので、気になったブログがあれば入力して分析してみましょう。
初心者には特におすすめのWordPressテーマ3選
WordPressテーマで初心者には、functions.phpにPHPを書き込むような特別なカスタマイズをしなくてもパフォーマンスを発揮するテーマを選択するのがおすすめです。
基本的にブログ集客を目的にしているのであれば、以下の条件のWordPressテーマを選択します。
- コアウェブバイタルがスコア90以上を出すことができる。
- SEO対策ができる。
- ブロックエディタの操作性が良い。
- カスタマイズが簡単である。
- 購入後にアップデートなどのサービスがある。
- 自分のブログであれば複数利用が可能。
これらの条件を満たす人気のWordPressテーマは以下の3つで、アフィリエイトブログではよく使われています。
- SWELL
- AFFINGER
- SANGO
SWELL | AFFINGER | SANGO | |
---|---|---|---|
CWV対策 | 非常に良い | 良い | 良い |
SEO機能 | 非常に良い | 非常に良い | 非常に良い |
ブロックエディタ | 非常に良い | 良い | 良い |
CTAの豊富さ | 良い | 良い | 良い |
デザイン | 非常に良い | 非常に良い | 非常に良い |
価格(2022/7/7) | 17,600円(税込) | 14,800 円~(税込) | 14,800円 |
SWELL | AFFINGER | SANGO |
SWELL

表示速度 | SEO | 編集のしやすさ | CTAの豊富さ | デザイン | 料金 |
非常に良い | 非常に良い | 非常に良い | 良い | 非常に良い | 17,600円(税込) |
WordPressのテーマ選びに悩んだ時は、SWELLが最適な選択肢となるでしょう。これはアフィリエイトサイトからオウンドメディアまで、幅広い用途に対応しています。
初めて目にすると、SWELLは他のWordPressテーマと比較して価格が高く感じられるかもしれません。しかし、その価格に見合った価値があります。他のテーマではオプション扱いとなる機能が、SWELLでは基本機能として組み込まれています。これにより、使いやすさが大幅に向上しています。SWELLを導入すれば、独自のブロックエディタが自動的に利用可能となり、その使いやすさによりコンテンツ作成に集中できます。
最近では、多くのメディアがSWELLを活用しています。これは、インターネット上で見かけるSWELLのレビューが信頼性が高く、初心者にも手に取りやすいWordPressテーマだと評価されているからです。
SWELLの目立つ特長は、コアウェブバイタル対策が優れている点です。テーマをSWELLに変更するだけでスコアが一定程度上がり、さらに簡単なカスタマイズを加えることで、モバイルスコアを90以上に引き上げることも可能です。

この集客のサクセスパートナーもSWELLに変更しました。その結果、コアウェブバイタルのスコアも改善しています。

以前のWordPressテーマでは、改善できなかったモバイル環境の指標もSWELLにテーマを変更しただけで改善しています。
WordPressテーマを使うと、どうしても同じサイトのように見えてしまうことが気になる方もいらっしゃいますが、現在SWELLでは、6種類のデザインデータを配布していますので、デフォルトと合わせると7種類のデザインでブログやメディアを実装することができます。
AFFINGER
表示速度 | SEO | 編集のしやすさ | CTAの豊富さ | デザイン | 料金 |
良い | 非常に良い | 良い | 良い | 非常に良い | 14,800円 (税込) |
AFFINGERは、特に小規模な特化ブログにおけるアフィリエイト向けに広く採用されている、非常に人気のあるWordPressテーマです。
その人気の理由は、洗練されたデザイン性と頻繁に行われるニーズに応じたアップデートのおかげです。これにより、最新のマーケティング戦略をすばやく実装することが可能となっています。
さらに、コンテンツの視認性を向上させる工夫が簡単に導入できるため、コンテンツの公開までの時間を効率的に短縮し、これが生産性を向上させ、SEOにも寄与します。
AFFINGERはデザインの変更が容易で、豊富なテーマデータを提供しています。AFFINGER6では5種類、AFFINGER6EXでは7種類、そしてデフォルトデザインを含めると合計12種類のデザインが利用可能です。さらに、オリジナルプラグインを使用して機能を追加することもできます。
SWELLと比べると、AFFINGERは長年にわたりアップデートが繰り返されてきたWordPressテーマで、高いカスタマイズ自由度を持っています。ただし、その反面、カスタマイズ方法が少々理解しづらいというデメリットも存在します。
SANGO

表示速度 | SEO | 編集のしやすさ | CTAの豊富さ | デザイン | 料金 |
良い | 非常に良い | 良い | 良い | 非常に良い | 14,800円(税込) |
オウンドメディアにもよく活用されているのが、SANGOです。エックスサーバーの「初心者のためのブログ始め方講座」やカオナビの「人事用語辞典」はSANGOで構築されています。
無駄な機能がなく、ビジュアルもシンプルです。メディアとして読みやすい文字の大きさにデフォルトで設定されているため、noteのように読みやすいコンテンツになります。
独自のブロックエディタ用のプラグインもあり、それを活用すると、自由度の高い見出し、文字サイズ、色、ボックスを作ることができます。

コアウェブバイタルのスコアも良いことも特徴として挙げられます。
SANGOの購入方法は、専用の販売サイトから購入するか、レンタルサーバーConohaWINGから購入します。conohaWINGのWINGパックを契約すると、SANGOの料金がお得になります。
レンタルサーバーでは、エックスサーバーをおすすめしていますが、conohaWINGもWordPressを安定して動作させることが可能です。
企業サイト構築・ビジネスサイト制作向けのWordPressテーマ
EMANON PRO(エマノンプロ)

(引用:WordPressテーマ Emanon)
エマノンプロは、ビジネス用ブログに特に適したWordPressテーマです。そのシンプルで洗練されたデザインは、ユーザーフレンドリーで視覚的に魅力的です。また、SEO対策がしっかりとされており、特に会社やお店などの商用目的のブログにおいて高い評価を得ています。
エマノンプロの主なメリットは、ウェブ上での集客に強く焦点を当てた機能を備えていることです。デフォルトで提供されるランディングページのテンプレートは、集客効果の高いランディングページ構成に基づいて設計されており、理想的なランディングページを簡単に作成することができます。さらに、複数のパターンが用意されたコールトゥーアクション(CTA)機能を活用することで、記事ごとに最適な設定を行うことが可能です。
NOMAD

表示速度 | SEO | 編集のしやすさ | CTAの豊富さ | デザイン | 料金 |
非常に良い | 非常に良い | 非常に良い | 非常に良い | 良い | 15,400円(税込) |
WordPressテーマNOMADは、ミニマルデザインに特化したテーマで、余計な装飾を削ぎ落とした普遍的なデザインが特徴です。コンテンツ制作以外の作業を自動化することで、ユーザーはより発信に集中することができます。
NOMADは、ブロックエディタで利用できるデザインパーツを20種以上(50デザイン以上)搭載しており、見出し、ボックス、リスト、吹き出し、Q&A、ボタン、CVボックスなど、様々なデザインパーツを直感的に操作し、すぐに使い始めることができます。
また、このテーマは高速な表示速度を誇り、Google Page Insightで高得点を獲得しています。これは訪問者が待つことなくページを閲覧できるため、ユーザーエクスペリエンスに寄与し、さらにSEOにも有利です。
NOMADは完全なレスポンシブデザインで、どんなデバイスでも美しく表示がされるように設計されています。また、記事一覧ブロック、記事内パーツ、サイドバーで使えるウィジェットなど、ミニマルで多種多様なパーツが用意されており、その組み合わせはあなた次第です。
レストランや美容サロンのサイト構築におすすめのWordPressテーマ
飲食店や美容サロンなどのお店向けのサイト構築には、ビジュアルに優れているTCDが提供するWordPressテーマがおすすめです。画像は、別途作成する撮影する必要がありますが、用意できた画像次第で、ビジュアルで訴求できる管理しやすいサイトにすることができます。
KADAN(TCD)

KADANは、TCDが提供するモダンで洗練されたデザインのWordPressテーマです。このテーマは、和食系レストランや旅館におすすめです。写真を際立たせるデザインで随所の仕様が縦書きになっています。ただし、スマホで閲覧すると横書きに仕様になります。
TCDのテーマは、決められた箇所にテキストや画像をはめ込むものですので、全部自分で撮影するとデザイン性が一気に下がりますので、プロのカメラマンの依頼が必須です。
ROTUS(TCD)

ROTUSは、TCDが提供する高機能でデザイン性に優れたWordPressテーマです。エステやネイルサロン向けのウェブサイトやブログに適しており、カスタマイズ次第では美容室や個人経営の小売店にも転用が可能です。こちらも写真を目立たせるデザインが採用されています。
ROTUSには、豊富なカスタマイズオプションが用意されており、ヘッダーやメインビジュアル、フォントなどを自由に変更できます。さらに、簡単にデモデータをインポートでき、初心者でも手軽にプロフェッショナルなデザインを実現できます。
実際のカスタマイズ例では、カフェやコーヒー豆の通販に活用しています。
GENSEN(TCD)

地域紹介や専門的な解説サイトを作成する際は、情報の検索しやすさが重要です。また、旅館や温泉の紹介サイトでは写真も多く使うため、ユーザーインターフェイスが優れたWordPressテーマが望ましいです。
TCDのWordPressテーマの中で、検索機能が特に優れているのがGENSENです。キーワードとカテゴリーの組み合わせ検索や、コンテンツのタグによる抽出機能が搭載されており、地域紹介サイトやグルメサイト、不動産紹介サイトにも適しています。
無料のWordPressテーマでおすすめなのは以下の2つ
どうしても費用をかけることができない時は、無料のWordPressテーマで選ぶしかありません。
前述の通り、WordPressテーマの着せ替えは、依存した機能を利用したコードを書き換える必要がありますので、非常に大変です。そのため、付け替えをしなくても成立する機能性を完備した無料WordPressテーマを活用します。
Cocoon(コクーン)

ブロガーにはお馴染みの無料で高性能で有名なWordPressテーマです。有名アフィリエイターにも愛用されており、細かいこだわりがない場合は、Cocoonで間に合います。私の運営しているサイトの一つもCocoonを採用しています。
有料のWordPressテーマの機能に負けない位の多彩な機能がテーマに備わっていることが何よりも強みだと感じます。WordPressテーマの入手方法は、専用のダウンロードページからファイルをダウンロードします。
Xeory(セオリー)

Xeoryは、コンテンツマーケティングの会社である株式会社ルーシーが提供しているWordPressテーマです。バズ部のWordPressテーマといった方がパッと来る人も多いかもしれません。無料で活用できるテーマとしては、こちらも高い性能を誇り、ビジュアルもシンプルであるため、オウンドメディアでよくみるWordPressテーマです。
専用のCTAプラグインであるXeory Fixed Bannerを使うと、パソコン、スマホそれぞれに合ったCTAの設定をすることができます。ただし、Xeory Fixed Bannerは有料です。
WordPressは、WordPressテーマ以外にも重要な要素があるから注意しよう。
WordPressテーマの重要性は説明しましたが、実は、全てのWordPressが全てのWordPressテーマを使えるわけではありません。
WordPressには、プラグインによってカスタマイズされますし、レンタルサーバーによって基本動作しないこともあります。
プラグインと相性の悪いWordPressテーマもある。
導入を検討する前に、推奨されていないプラグインを使っているか確認し、その機能の代替案を用意する必要があります。
例えば、SWELLでは、Autoptimizeのプラグインの相性が悪いとされています。相性の悪いプラグインを入れると、カスタマイズ中に、ダッシュボードが表示されなくなることがあります。
FileZillaなどのFTPクライアントソフトを使い、該当プラグインのファイルを削除します。それにより、ログインができるようになります。ただし、この方法を使うとデータベースにテーブルがしっかり残っていますので、WP Optimizeのようなプラグインで不要なテーブルを削除します。
レンタルサーバー次第で、WordPressそのものが正常動作しないことがある。
利用しているレンタルサーバーがWordPressの推奨環境でないことがあります。また、WordPressの機能の一部に制限がかかってしまい、WordPressテーマによっては適用できないものがあります。
そのため、WordPress向けであるエックスサーバーなどのレンタルサーバーを選ぶ必要性があります。
また、WordPressテーマ依存の機能を重用すると、他のWordPressテーマにした場合、対応するショートコードなどが存在しない場合がほとんどです。そのため、WordPressテーマを変更する時は、全てのページの書き直しが必要になります。
まとめ | しっかり稼げるブログを作るのであれば、有料版
WordPressテーマは、デザインを選ぶためだけに選ぶものではありません。出力するファイルを制御しますので、SEOにも大きく関わってきます。
WordPressは、頻繁にアップデートがあるため、それに合わせたメンテナンスが必要になります。そのため、費用がかかるオリジナルのWordPressテーマは基本使いません。
有料で、自分が運営していれば複数ブログに使用可能な有料のWordPressテーマを選択します。SWELL、AFFINGER、SANGOがアフィリエイターやメディアから人気の高いWordPressテーマですので、この3つの中から選ぶのがおすすめです。
ブログを使った集客を考える前に、ブログ集客はどのように実行しなければならないのかを確認しておく必要性があります。ブログの選び方やブログ集客がどの業種に適しているのかを紹介しています。

WordPressは使いこなすことができれば、SEOに強いメディアの土台をいつでも構築できるため、デジタルを主体にするビジネスを始める時に心強い武器になります。WordPressを速修する方法について紹介しています。

WordPress自体は無料で利用することができますが、ドメインとレンタルサーバーが必要です。レンタルサーバーは、表示速度や安定表示に強い影響を与えます。そして、レンタルサーバーの契約期間中にドメインが1つ無料になるサービスもありますので、そちらを利用しましょう。