ロリポップ、さくらインターネット、エックスサーバーはSSL対応込でどれが一番コスパがいい?

2017年からHTTPからHTTPSへの変更が推し進められるようです。
Chromeのセキュリティチームの今日(米国時間9/8)の発表によると、2017年の1月からこのブラウザーは、パスワードやクレジットカードのデータの送信にHTTPを使っているWebサイトを「危険(insecure)」とマークする。その警告はブラウザーのアドレスバーに表示され、個人情報が見られたり盗まれたりするかもしれない、とユーザーに注意を促す。(ChromeはHTTPの死を早めている…1月からHTTPSでないページに警告を表示)
これからあらゆるHTTP環境下で警告が出るようになると考えると、HTTPSに対応することがホームページの前提になると考えてもいいと思います。
さて、このHTTPSにするためには、SSL証明書を契約する必要性があります。
WordPressで人気のあるレンタルサーバーのロリポップ、さくらインターネット、エックスサーバーの3社を比較して、SSL対応でどの企業が一番コスパがいいのでしょうか?
ロリポップ
おそらく、レンタルサーバーでは一番人気のあるレンタルサーバーなのではないでしょうか?
比較として、WordPressを利用できることを前提にしたいので、ライトプラン(月々250円~)やスタンダードプラン(月々500円)になります。かなり格安です。
独自ドメインオプションがあり、月々2,000円、年間契約で20,000円です。2年契約、3年契約も存在し、いくらかお得の契約になります。
ライトプラン | スタンダードプラン | |
初期費用 | 1,500円 | 1,500円 |
年間契約費用 | 3,000円 | 6,000円 |
SSL年間利用料 | 20,000円 | 20,000円 |
消費税(8%適用) | 1,960円 | 2,200円 |
レンタルサーバ年間利用料(初年度) | 26,460円 | 29,200円 |
さくらインターネット
WordPressを利用する前提の最小プランは、スタンダードプラン(月額515円)になります。独自SSLの利用はラピッドSSLの年額1,500円が利用可能です。
スタンダードプラン | |
初期費用 | 1,029円 |
年額利用料(一括支払いの場合) | 5,142円 |
SSL利用料(ラピッドSSL) | 1,620円 |
消費税 | 0円 |
年間利用料(初年度) | 7,911円 |
ロリポップよりも利用料金が安い計算になります。
エックスサーバー
安定性で定評のあるレンタルサーバー。アフィリエイターにも人気で、性能には申し分ないサーバーです。
最も安いプランは、X10プランです。(月額1,080円〜)エックスサーバーの場合、coreSSLは初年度無料キャンペーンをやっていることもあります。年額1,000円で利用できます。
また、また、エックスサーバーの姉妹サービスで、WordPress専門のWPXレンタルサーバーがあります。このサービスは、独自SSLを無料で利用することができます。
エックスサーバー(X10) | WPX | |
初期費用 | 3,240円 | 5,400円 |
年額利用料 | 12,960円 | 12,960円 |
SSL利用料 | 0円〜(次年度から1,000円〜) | 0円 |
消費税 | 0円 | 0円 |
年間利用料(初年度) | 16,200円〜 | 18,360円 |
WPXの方が初期費用が高いため、エックスサーバーに料金面では軍配があります。
安さで選ぶなら、さくらインターネット。性能ならばエックスサーバー。
安さで選ぶのであれば、さくらインターネットのスタンダートプランに軍配があります。
もちろん、エックスサーバーとそのほかのサーバーのプランは同等のランクのものではありません。なので、安易な比較にはできませんが、WordPressを動かすということでは、この選択肢になります。(細かな設定面で異なることがありますが、今回はそれを無視します。)
ロリポップがSSL証明書の料金を今回の件で、変更するかもしれませんが、今の所は一番高額なレンタルサーバーになります。