集客

飲食店の集客にSNSは有効か?集客に繋がるSNS活用とは?

SNS活用の達人として、DAM channel for Bizで8ページ監修させていただきました。

現在、様々な理由で飲食店の集客は難しくなっています。感染症予防による人の往来が低迷し、インバウンドも減少しています。また、週1回の通勤になり、平日賑わっているオフィス街でも閑古鳥が泣くことが珍しいことではありません。

食べログやホットペッパーグルメなどは、集客力のある媒体であることは間違いないのですが、宴会需要であるため、宴会の開催が自粛ムードになってしまった場合は、ここに集客を依存してしまえば、客数は必然的に減ってしまいます。

ここで重要になるのは、SNSです。SNSには、常にアクティブユーザーが存在します。また、Googleとの最大の違いである検索する行動なしでも目に付きますので、「そういえば、肉が食べたい」などの潜在的ニーズも喚起することが可能です。

そこで、SNS集客を飲食店で成功させるためのノウハウを改めてまとめました。

ポイント

積極的にSNSを活用することで、コロナ禍の中でも新規顧客の獲得に成功し、客数をほとんど下げなかった店舗もあります。

つまり、飲食店の集客では、今後はSNSの運用が特に重要だと言えることになります。

飲食店がSNSを始めるメリットとは?

SNSは多人数向けの開放されたコミュニケーションです。それぞれの広告をうまく活用することで、新規顧客を獲得することができます。

うまく運用できているところは、食べログに匹敵する集客力のあるSNSアカウントを運用しております。

低予算からでもスタートが可能。

無料でもスタートができるので、参入のハードルが低いです。ただし、一番のネックは、フォロワーの獲得ができていなければ、集客の効果を得ることができない点です。

集客は、成果を出すまでのリードタイムの短縮を行った方が良いので、フォロワーの獲得には、各種広告を活用するなどの選択を行った方が賢明です。月に1万円程度の出稿でも大きな集客効果を望むことができます。

潜在的なニーズの掘り起こしが可能

グルメサイトや検索エンジンは、キーワードを入力してページを探します。そのため、「今日のご飯を探している」などの顕在的ニーズをキャッチアップすることが可能です。

それに対して、SNSは普段見ている中で、広告や投稿で潜在的ニーズに働きかけます。

例:肉の画像を見た→今夜は肉にしよう。

SNSの特徴を知る。

各SNSの特徴を理解した上で活用方法を検討します。

Twitter

Twitterは140文字でコミュニケーションをとる媒体で、うまくキャラクター性を活かすことやプレゼンテーションの方法を工夫すれば集客に繋がりやすい特徴を持っています。

Twitterは、ニュースやトレンドを配信している特性上、情報収集に活用している人がとても多いです。また、ツイートは非公開にしない限り、全て検索の対象になります。そのため、例えば、地域名やスポット名を検索することで、そこを行動圏にしたユーザーを発見することが広告を使わずとも可能になります。

バカッターの代名詞が存在することでもお判りの通り、馬鹿げた投稿をすると炎上につながりやすいです。コンビニのアイスケースの中に入ってみたことをシェアしたり、蕎麦屋のバイトが洗浄機で体を洗う画像をシェアしたりしたことで炎上しました。そして、風評被害が起こる前に店じまいを決めた店舗もありました。

モラルのある向き合い方をすれば集客に、ガイドラインを設けないなどすればリスクになりますので、必ずアルバイトなどにガイドラインを徹底させる必要性があるでしょう。

Twitterは、キャンペーンを行いやすいのも特徴的です。例えば、元ZOZOTOWN社長の前澤さんが現金を配ることでアカウントを急成長させていることは有名です。懸賞などを使ったフォロワー獲得は、Twitterならではです。

Facebook

Facebookは、効果がないと言われていますが、地域によってアクティブ性が全く異なっており、地方ほどコミュニケーションの手段として活用されている傾向にあります。

Facebookは、企業の情報のシェアが表示されづらくなっている傾向にあり、情報を適切に届けるためには、注目され続けるような情報を選択して発信する必要性があります。

Facebook広告は、Instagramを含むFacebook社が管理するSNSに広告を配信できます。リスティング広告と違い、投稿を広告として表示できるため、クリックは必須ではありません。そのため、商圏に名物メニューの画像を配信することも可能で、高い集客効果を期待することができます。

Instagram

Instagramは、芸能人も多数ライブ配信などを実施していることもあり、他のSNSと比較すると若年者層の割合が高めです。

ビジュアルでのコミュニケーションであるため、ファッション雑誌のリアルタイム版として活用している人も多く、飲食店はもちろん、アパレル、美容室、エステにも集客効果があります。Facebook広告を使えば、商圏を設定して広告を配信することが可能です。

集客ではただ映える投稿をするのではなく、らしさを感じる画像選択、そのお店の魅力を紹介するテキストや適切なハッシュタグの設定を行うことがとても重要です。

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LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、そもそも店舗の集客用として開発されたものですので、店舗集客に向いた集客機能が揃っています。その傾向から、SNSの仲間とされがちですが、利用用途から店舗アプリに近い運用を行います。

集客の仕組みは、登録者のLINEアカウントに直接メッセージを配信する仕組みですので、メルマガに似ています。メッセージ到達率も他のSNSに比べると高いです。

気軽に広告を出稿できるLINE広告の新設で、新規顧客にもリーチすることができるようになりました。一方で、LINE公式アカウントを運用している企業も多く、興味のなくなったアカウントは既読しない傾向になっているため、やたらメッセージを配信するのではなく、特にディナーの来店動機になるような投稿を厳選する必要性があります。

SNS集客のコンテンツ計画を策定する。

SNS集客は、その店舗のブランディングに深く密着しています。

発信された画像、テキストの文調、話題でその店舗のイメージを形成します。例えば、画像が食べ残しのようなものであれば、そのお店の食品の管理や営業方針について疑います。そして、プロが撮影したシズル感のある画像を使えば、食欲がそそられ、そのお店に行ってみようかという気持ちになります。

基本的に発信者の人はお店の魅力を自分で理解していますが、お店のことを知らない人は何も知りません。そのため、一つ一つ魅力を教えるような投稿をイメージして投稿していくことが必要になります。

例えば・・・

・完全個室がある。→接待・商談が可能。
・肉が名物である。 →名物の肉料理。美味しく免疫アップ。
・風通しの良いテーブル席。→デートや家族の食事にも最適!

それぞれの媒体に同じ投稿をするのではなく、それぞれの媒体にあった形で投稿を行います。例えば、Instagramではハッシュタグを使いますが、FacebookやTwitterではハッシュタグを多様する意味はほとんどありません。

SNS集客の媒体を選ぶ。

基本的な考え方は以下の2つです。

1.対象顧客に情報を届けることができる媒体を優先的に選ぶ。
2.リピーター対策に繋がる媒体に登録者を集中させる。

後者の目的であれば、LINE公式アカウントを活用するのが良いでしょう。

ただし、SNSを活用した集客は、今では飲食店の新規集客の鉄板になり、小規模なグルメサイトよりも集客力があります。そのため、Twitter、Facebook、Instagramは全部実施するのが正解です。全てのアカウントを用意し、運用しましょう。

もし、運用に自信がない場合は、FacebookとInstagramのアカウントを用意し、Facebook広告を運用することを優先とします。飲食店の場合、魅力ある投稿をいかに露出させるかが重要事項であるため、インプレッション(表示回数)を稼げる広告が集客に効果があります。

フォロワーをどのように増やしていくのか?

フォロワーの獲得は、投稿の閲覧者の母数を大きくすることに繋がる重要事項です。そのため、いかにしてフォロワーを獲得していくのかも考える必要があります。

1.広告を使う。
2.店内で積極的にフォローを集める。
3.企画で登録者を増やす。

1.広告を使う。

例えば、Facebook広告でFacebookページの登録が増えるような広告を出稿します。投稿で集客を目的にした内容の投稿を行うことで、集客とフォロワー獲得の2つの目的を達成することができます。広告を活用すると、商圏内のアカウントがいいねなどのエンゲージを向こうからしてくれるため、誰をフォロワー化すれば良いのか一目でわかるメリットがあります。

2.店内で積極的にフォローを集める。

見えやすい位置にSNSをやっていることを知らせるPOPを置きます。よくやってしまいがちなのは、通路にポスターを設置することですが、普通そこで立ち止まって登録作業をすることはありえません。そのため、必ずテーブルに設置します。スペースに余裕がある場合は、三角ポップなどを活用するのが良いでしょう。

3.企画で登録者を増やす。

例えば、フォロー&リツイートキャンペーンのようなプレゼントキャンペーンを実施し、フォロワーを獲得します。提供する商品もペアお食事券などにすることで、モニターを獲得することが可能です。ただ、企画してもその企画が知られなければなかなかフォローが増えないネックがありますので、最初に拡散してくれる要員を確保する必要性はあるでしょう。

 

まとめ

SNS集客についての情報をまとめましたが、いかがでしょうか?

無料だからと言って、適当に運用しても集客はできません。もし、適当な画像が使われているチラシが投函されていたら、そのお店に行こうと思うでしょうか?きっと行かないと思います。SNSでも同様のことが言えますので、特に画像素材にはこだわりを持ち、ストックを増やしていきましょう。

SNSはうまく使えば、集客力を高める武器にもなりますが、使い方を間違えると、ただぼやいているだけのアカウントになってしまいます。フォロワー獲得も含めて、ツイートを厳選して情報発信を行うようにしましょう。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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