集客には効果が見込めないサービスとは?

集客が見込めないサービスとは、事業の魅力的な価値を伝えることができない、もしくは十分な見込み客に情報を伝える方法ではないサービスを指します。現在は、デジタル化が進み、ライフスタイルが大きく変化してきました。情報を収集する方法も紙の媒体からスマホが中心になり、現在では集客が見込めない販促方法や広告が増えています。
ここでは、集客のコンサルティングを実施した際に、効果が不明瞭という理由で解約を助言したサービスについて紹介します。
集客が見込めないサービスとは?
1.制作費無料ホームページ制作サービス
ホームページの制作で、制作費無料のサービスがあります。これは、保守・管理費の名目で制作費を月額に分割しているだけのサービスです。問題点としては、このビジネスモデルは、契約数が月々の収益に大きく影響します。これは、制作にかける人件費をそこまでかけずに、契約数を重視していることになります。
効果のあるホームページは商品・サービスの魅力的な価値を伝えるものです。そして、ホームページは現在のWEBの環境では、最初に閲覧されるものではないため、広告をかけることが前提です。制作費無料のホームページ制作は、制作することがゴールであるため、販売促進に活用できないことも多いです。
2.ランニングコストが安すぎる格安ホームページ作成サービス
BtoBビジネスでは、顧客単価アップのためにホームページ作成のシステムをOEMして販売していることがあります。これらのシステムは、企業が契約しているシステム運用のためのサーバーに全契約者を入れます。AWSのような環境なら良いのでしょうが、ランニングコストが安すぎるサービスでは、廉価なサーバーを活用されていることが非常に多いです。
そのため、作成できるページ数やアップロードができる画像の容量の上限が300kBのようなサービスもあります。このようなホームページでは検索エンジンの対策は実施することが不可能です。そのため、流入を見込むことができず、当然集客には効果がありません。
3.被リンクの購入
SEOでは、外部対策として被リンクを獲得がいまだに有効です。しかし、ページランクを転送する目的の有料リンクの売買は、ランキングに悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、有料リンクでランキングが向上しても、有料リンクが通報により無力化されるとランキングが元に戻ります。更に、ペナルティーを受ける可能性もあるリスクの高いものです。
4.通販チャンネル
見込み客が見ていない媒体に広告を出しても意味がありません。衛星放送の通販専用チャンネルは、衛星放送を契約している人にしかリーチしません。実際聞いてみると、どの程度売れているのかを把握もされておらず、広告としては予測がしづらいです。
5.フリーペーパー
フリーペーパーに広告を出す時も注意が必要です。発行部数だけではなく配布の方法まで確認する必要性があります。例えば、コンビニや駅などに設置されているのであれば、発行部数全てが手に取られていない可能性が高いです。また、記事内の1/4サイズの広告では、掲載されているページ次第では見ませんし、掲載できる面積が小さ過ぎて、店名と電話番号くらいしか掲載することができません。
集客の大原則で、魅力的な価値を伝えることであり、広告の効果を期待することが難しいことがわかります。