小規模事業主が取り掛かるべき集客方法の見極め方

ツイッターを見ているとさまざまなコンサルタントや販売アドバイザーをみかけます。また、Googleなどを検索しても無数の手法が紹介されており、「一体どれに取り組めばいいのかわからなくなることがあります。」
その悩みを抱えている方がこの記事を読んでいただければ良いと思います。
まず最初に自分の商売で何が足りないのかを分析する。
自分の商売の弱点を探ります。
売上高は、「客数」「平均顧客単価」「平均購入回数」の3つの要素で成り立っており、これらの数値を伸ばすことで、売上アップにつながります。
ここではどれかに注力するということは望ましくありません。安定化を図るためには、どれも数値を伸ばすことがよく、致命的に弱い要素があればそれをまず改善します。
客数が少ない→広告、自社サイト(オウンドメディア)による情報発信[SEO対策など]、ホームページの改善
平均顧客単価が低い→メニューの改善(アップセル、クロスセル)、オペレーションの改善
平均購入回数が低い→顧客リストの活用およびSNSの積極利用
情報発信は、対象に届くが大前提だ。
ブログやツイッターを一生懸命に利用しても効果が薄いと感じているのであれば、それは、対象顧客に情報が届いていない可能性があります。
一生懸命情報を更新しても、対象に見られなければ情報発信をしていることになりません。
少なくとも、私がコンサルティングする場合は、集客を大前提にした施策の場合、対象顧客を再確認した上で、その人に効率よく情報を届ける仕組みを割り出します。
情報発信の目的は何か?(ex.既存客に役立つ情報を発信して来店動機を作る。)
誰が対象なのか?(ex.顧客)
どの情報発信方法が適任か?(ex.既存客が多く利用しているSNS、メールマガジン、DM)
集客がうまくいっていない場合は何が原因なのか?(ex.顧客リストが少ない、コンテンツがよくない)
楽しいはあてにならない。
楽しいではじめた施策は、なかなか結果が最初から付いてこない傾向にあります。
そもそも、楽しいというのは、継続して行う動機付けです。結果が伴わなければだんだん楽しくなくなりますし、うまくいっていない原因が他にあるにもかかわらず、その施策しか目に入らなくなってきます。
主観的な理由ですすめられた施策に関しては、一度冷静な頭で考えるべきです。
営業マンのマンパワーで必要のない施策と経費をかけないコツでもあります。
今は無意味でも長期的にみれば効果のある施策は一つは取り入れる。
自身のブランドに関わってくることですね。
短期的にみれば効果のない施策も、長期的にみて大きな集客効果を生む施策は必ず一つはやるべきです。
昨日もご報告いただいたのですが、ホームページによる集客が振るわなかったクライアントが、ブログを利用したSEO対策で徐々に新規顧客を獲得し、そのクライアントの紹介で顧客を獲得しています。
その道の専門家として情報発信をしていくことは、集客の動機作りそのものです。
SEOを意識した情報発信は、息の長い集客手法であり、高価なものでも売ることもできます。(ただし、高価は程度による。)