個人事業主なら知っておきたい!起業する際に押さえておきたいサービス

主に法人を対象にしているというものの、集客の無料相談を受けていると、個人事業主の方のご相談もいただくことがあります。
通常のコンサルティング企業であれば対象外でお断りするわけなのですが、調査も兼ねて集客のサクセスパートナーの場合は、成約につながる見込みのないお話も20分までは対応させていただいております。
個人事業主の方のご相談の中で、知っておいた方が良い基本的な事も知られていないことが山ほどあります。
そこで、個人事業主で起業した際に知っておいた方が良いWebサービスについて紹介します。
Webサイト制作
事業を始めると、その商品やサービスの情報を知ってもらうためにWebサイトの制作を真っ先に考えます。
ランディングページ
特に起業したらすぐに顧客獲得する必要性があります。そのため、Google広告やFacebook広告を運用して、サービスに興味を持ってもらう目的に作成したランディングページに誘導します。ここでお問い合わせを獲得して、セールスをかけます。
ランディングページの作成は、クラウドワークスやランサーズでも受注するフリーランスもいますし、安価でサービスを受注している専門の業者も存在します。
起業する以前のビジネスモデルを組み立てた段階で、ランディングページは発注しておくことが良いでしょう。
ただし、全員が独立を志した時に、お金が手元にあるとは限りません。この場合は、ランディングページ自体を自作する必要性があります。この場合は、ペライチを活用するのも良いですし、WordPressをカスタマイズすることによって、ランディングページを作成するのも良いと思います。
ランディングページを簡単に作成できるサービスです。豊富なテンプレートが用意されており、予め用意したデータを掲載するのみです。ランディングページは、持っていることに意味があるわけではなく、興味を持ってもらい、問い合わせや購入を引き起こすことが最も重要です。
そこで、マーケティングコンサルタントの神田昌典氏が提唱するPASONAの法則のプロセス上のコンテンツを用意しておくと良いでしょう。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”4478067481″ title=”稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41″]
ちなみにペライチは、メンタリストのDaiGo氏も公式サイトの制作に使っているサービスとなります。
WordPressの場合は、有料テーマであれば、ランディングページのようなページを作成する機能が揃っています。どれを使っても良いですが、ランディングページ専用のWordPressテーマDANGANならば見栄えの良いページを簡単に作成することができます。
持続化補助金でホームページを作成する。
ホームページの作成には、持続化補助金を活用できます。対象は、小規模事業者およびみなし大企業に該当しない中小企業です。
最大50万円(事業費の2/3以内)
持続化補助金を使うと、事業費の2/3以内が補助されます。そのため、最大50万円の補助金を受けるためには、事業費としては75万円以上です。
販促費に予算を捻出することができない個人事業主には特に人気があります。この補助金を利用するためには、計画書を提出する必要があり、採択されることが必要になります。
ただし、ホームページの作成は、あくまで販売促進活動の一環としてのものです。作成することが目的ではなく、ホームページは訪問者が興味・関心を抱かせることが目的になります。その役割を忘れると、持っているだけのホームページになります。
SEO・広告
起業するということは、新規顧客の獲得をしなければなりません。
新規顧客とは
購入体験が今までなかった顧客のこと。
これらの人々は、製品やサービスのこともほとんど知りません。そこで、検索や広告をきっかけに存在を知ってもらいことが必要になります。

SEO
検索エンジンの対策は昔に比べると非常に難しくなっている。それは、検索意図を重視したコンテンツ制作を行うのが当たり前のように行われているため、既存サイト以上のコンテンツを作成するのは素人には至難の業になっているからです。
コンテンツ(記事)を無闇に制作するのではなく、検索意図を盛り込み、着地点が明確な出口のあるコンテンツを作成しなければなりません。
キーワードはどのキーワードでも良いわけではありません。顧客化を目的にしており、流入が全くないキーワードを狙っても仕方ありません。関連性が高く検索ボリュームがある程度存在するキーワードを選択しなければなりません。
このキーワードの選定には、SEOツールであるSE Rankingがコスパも精度も良いため非常におすすめです。また、コンテンツの改善には検索順位を計測しなければなりません。GRCと呼ばれる順位チェックツールが人気なのですが、この機能もSE Rankingには備わっており、オンラインでその結果を確認することができます。


広告
広告で特に押さえておいた方が良いのは、Google広告と各種SNS広告です。
Google広告は、説明不要なほど、インターネットの至るところに広告を表示できることが特徴です。最大の検索エンジンであるGoogle、ディスプレイネットワークもアドセンスを導入しているメディアが非常に多いためです。そして、Youtubeもその対象になります。
つまり、お金さえあれば誰を相手にしても露出することは可能です。もちろん、ターゲティングを実施しなければ広告予算を無駄にしてしまうだけです。
また、各種SNS広告も集客には効果的です。特に店舗ビジネスをしている場合は、出稿も手軽で商圏を設定できるこの広告は非常におすすめで、準備なしに広告をかけることができます。
集客のサクセスパートナーでもSNS広告を重要視していて、クライアントは新規メニューや商品を販売する際には必ず活用しております。
債権回収
小規模事業主で一番の問題になりやすいのは売掛金の現金化サイクルになります。
法人の場合は、月末締めの翌月払いが一般的です。しかし、このサイクルに対応すると、自身のキャッシュフローが回らなくなることがあります。この問題は、黒字倒産をする可能性があります。
この場合、債権を売却してしまい、キャッシュフローのサイクルをずらす方法があります。
そこで活用できるのが、フリーナンスです。即日払いには手数料が発生しますが、余裕がある時には、手数料の発生なしに全額受け取ることができるため、キャッシュフローに対する保険として非常に有効です。最近債権の売却にも対応したため、信用できる取引先に限定されます。
最後に
個人事業主が仕事を獲得すること自体は簡単です。ただし、これは単価を問わずの条件があればの話で、単価の高い契約を獲得するためには、自分でマーケティングを実施し、直接契約するしかなくなります。
これは店舗であっても同じことです。顧客が存在しなければビジネスとして成立しませんし、毎月の家賃の支払いの約10倍の月商を毎月コンスタントに出せるようにしなければなりません。