ブログの記事をコピー不可にする意味と方法とは?「WP Content Copy Protection with Color Design」の活用法

人によって意見が分かれるところですが、ブログを右クリック禁止にしました。これによって一部の端末を除いて、コピーをすることができなくなるわけですが、現状の環境ではこの対策をした方がブログ集客に全力を出すことができると言えます。
ブログの記事をコピーできないようにする意味とは?
事実として、ブログの記事はお金になります。そして、ほとんどの企業は、自分の知識をオウンドメディアで公開しているわけではなく、記事の内容を外部に発注しております。その受注は、その分野のプロが受注しているわけではなく、主婦やサラリーマンの副業である可能性が大きいです。
専門家としてのブランドを情報発信で高めれば高めた分だけ、顧客の集客にも繋がりますが、このような俗に言われる”こたつライター”の情報の供給源になります。その結果、自分よりもドメインパワーの強いオウンドメディアに自分の記事をリライトした記事を転載されることになり、順位の悪化に繋がる可能性を高めてしまいます。
右クリックを禁止にすることで、簡単に記事を転載することはできます。右クリック禁止には、記事の引用もできなくなりますし、結果的に情報を目視で抜き取ることができるので意味がないという見方もあります。一定期間右クリック禁止にし、一定期間右クリック可能にしてみた結果、被リンクがつくのは月に2〜3件程度でしたので、右クリック禁止にした方が望ましい結果になりました。
当然ですが、時間をかけて記事を作成しているのは、外部のライターにお小遣いをあげる目的でも、競合のオウンドメディアに情報を供給する目的でもありません。自分の時間を保護するためには、この対策は必須だと考えています。
ブログの記事をコピーできないようにする方法とは?
WordPressでは、右クリックを禁止にするプラグインがあります。WP Content Copy Protection with Color Designを有効化することで、単純な右クリック禁止ではなく、状況に応じた右クリックを禁止することが可能です。
右クリック禁止機能は、WordPressテーマにも付いている場合があるのですが、記入も含めた全ての閲覧者の行動をブロックしてしまう場合があります。例えば、リード(見込み客)の収集を目的にしてメールフォームを設置している場合も、メールアドレスの記入ができなくなる可能性もあります。
このプラグインの場合は、保護されたページでも入力はできます。ただし、右クリックはできませんので、Ctrl+Vなどのショートカットキーに慣れていない人の場合は、ペーストはできないことになります。そのため、お問い合わせページに関しては、保護を除外する必要性があります。
WP Content Copy Protection with Color Designの使い方とは?
WP Content Copy Protection with Color Designは、新規プラグイン検索で、copyと入力しただけで上位に表示されます。このプラグインを選択し、有効化します。
次に設定からWP Protect設定を選択します。マウスの右クリックをすると、メッセージを表示させることができます。
ログインユーザーと管理者を除外しておくと、特定のWebサイト内の記述を自分たちはコピーすることができるような設定になりますので、基本的にこの部分にはチェックを入れます。
お問い合わせページのみ保護を除外する場合は、特定のページを省くの部分に、お問い合わせページのIDを入力します。
IDを探す方法としては、該当のページの編集画面を表示すると、URLに数字が含まれていることに気がつきます。この部分がそのページのIDになります。
入力後、設定をクリックすれば保護が完了します。
まとめ
もちろん、全てのブログを保護した方が良いと言っているわけではありません。例えば、スタッフブログやレシピサイトなどは、そもそも文章量が少ないので、コピーできないような仕様にするのは良くないと言えます。
文章量の多い、例えばコンサルタントのような職種のブログの場合は、様々な同業他社がそのページを参考にしますので、コンテンツを手軽に持ち出しづらくすることは、自分のビジネスの防衛にも繋がります。