WP Content Copy Protectionとは?右クリックを禁止にするプラグイン

ブログの記事の中には、独自性の高さから右クリックを禁止してテキストと画像のコピーを禁止したいものもあります。そんなときに、WordPressプラグイン「WP Content Copy Protection」を使うと、右クリックを制限することができます。
WP Content Copy Protectionの特徴とは?
WP Content Copy Protectionは、WordPressサイトでコンテンツのコピーを防止するためのプラグインです。以下の機能が備わっています。
特徴 | 説明 |
---|---|
1.右クリック禁止機能 | Webサイト上での右クリックを禁止し、記事や画像などのコンテンツのコピーを防止します。 |
2.キーボードショートカットの無効化 | 「CTRL + C」によるコピー操作や、「CTRL + P」によるページ印刷を無効にします。 |
3.Google検索のコピーコンテンツ(重複コンテンツ)のペナルティ回避 | コンテンツが他のサイトにコピーされると、Google検索ではそのコンテンツが「低品質」であると判断され、ペナルティを受ける可能性があります。しかし、このプラグインを使用することで、そのようなペナルティを回避することができます。 |
4.カスタマイズ可能な警告文 | ユーザーが右クリックや印刷操作を試みたときに表示される警告文は、自由にカスタマイズすることが可能です。 |
5.投稿タイプごとの設定 | 投稿タイプごとに右クリックを禁止する設定を行うことができます。例えば、投稿だけを対象に右クリックを禁止するといった設定が可能です。 |
オウンドメディアでは、ライターを雇用してWebコンテンツを執筆してもらっています。つまり、お金がかかっており、コンテンツは資産です。Chromeの開発者ツール、ChatGPT、スマホの画像識別機能を使えば簡単に文章だけを抜き取ることはできますが、それでもコンテンツの盗用数を減らすことができます。これによって、コピーコンテンツの発生を防ぐ効果を発揮します。
WP Content Copy Protectionの使い方とは?

WP Content Copy Protectionをダッシュボード内のプラグイン検索から行います。

基本的な設定は、Javascriptによる投稿保護を利用可能にすれば良いと思います。固定ページは、商品やサービスの情報を掲載することが多いため、コピーを規制する意味がありません。そのため、ブログ記事ページである投稿のみにチェックを入れるのが良いでしょう。
使用上の注意点
右クリックを禁止することで簡単なコピーを防ぐことができますが、完全にコンテンツを防衛できるわけではありません。テキストは、AIで抽出することができます。
また、右クリックを禁止することで、ユーザービリティが悪化します。たとえば、観光名所を紹介するサイトであれば、名所名をコピーして再検索をかけることは一般的です。利便性が悪いと再来訪に影響が出てしまうので、取り扱いを考慮する必要があります。