全て無料で利用可能!お店の集客に役立つ集客ツール20選

「収益を最大化し、なおかつ宣伝費を抑えたい」と考えている店舗経営者の方々は多いでしょう。現代では、無料で集客に活用できるツールが数多く存在し、これらを利用しないのは機会損失とも言えます。
無料の集客ツールの存在を知り、それぞれの特性を理解することで、これらを効果的に活用する道が開けます。積極的にこれらのツールを活用している店舗では、売上へのポジティブな影響が見られています。
この記事では、店舗運営に役立つ無料の集客ツールについて詳しく解説します。
無料で使える集客ツールの重要性とは

厳しい経済環境の中、多くの店舗経営者は広告費や販促費の捻出に苦労しています。特に創業間もない事業者や小規模店舗では、マーケティング予算を十分に確保できないケースが少なくありません。しかし、無料の集客ツールを活用すれば、予算の制約を受けることなく効果的な集客活動が可能です。
無料集客ツールは、コストをかけずに多くのお客様にリーチできる点が最大の魅力です。SNSやブログなどのプラットフォームを活用することで、潜在的なお客様との接点を増やし、店舗の認知度向上につなげられます。また、これらのツールを使いこなすことで、マーケティングスキルも自然と身につきます。
さらに、無料ツールをうまく組み合わせることで、予算をかけずとも総合的なマーケティング戦略を実行できるのも大きなメリットといえるでしょう。
無料で使える集客ツールのデメリットとは
無料集客ツールには多くのメリットがありますが、同時にいくつかの制限やデメリットも存在します。これらを理解した上で活用することが重要です。
①機能の制限
無料版では高度な機能が制限されていることが一般的です。例えば、メールマガジンツールでは配信数に上限があったり、デザインツールでは一部のテンプレートが有料であったりします。そのため、事業規模が拡大するにつれて、無料プランの制限が足かせになる可能性があります。
②効果が表れるまでの時間
無料集客ツールは即効性に欠ける傾向があります。特にSEO対策やSNSでの認知度向上は、継続的な取り組みが必要で、成果が表れるまでに時間がかかることを覚悟しなければなりません。そのため、時間をかけずに認知度を向上することができる有料広告の代替えにはなりません。
③有料版との併用の必要性
事業の成長に伴い、より高度なマーケティング活動が求められるようになると、無料版の機能だけでは不十分になることもあります。そのため、重要度や効果の高い部分については、有料ツールへのアップグレードや有料広告との組み合わせを検討する必要があるでしょう。
SNS(ソーシャルメディア)
SNSは、テキスト、画像、動画などのコンテンツを配信することで人気を集めることができる媒体です。登録して利用するのは無料でできますが、露出するまでに時間がかかります。そのため、フォロー&リポスト(リプライ)などのキャンペーンを行ったり、それぞれの広告を使うことで、アカウントを短い時間で育成して運用することがおすすめです。
SNSは、有料の集客施策との相性も良いので、運用の優先順位は高めです。また、どのSNSもショート動画のメディア投稿が効果的です。なお、着手の優先順位は、Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、Youtube、Facebookの順番です。
①Instagram(インスタグラム)
Instagram(インスタグラム)は画像や動画を中心にしたSNSであり、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えることができます。美味しそうな料理の写真や、店内の雰囲気を伝える動画などを投稿することで、お客様の興味を引きつけることが可能です。
Instagramは若者を中心に幅広い年齢層から利用されています。MAUは、3,300万とされていますが、総務省の調査では、Instagramの利用率がX(旧Twitter)を抜いています。
その機能の特徴としては、ハッシュタグによる検索、24時間限定で公開することができて動画内にリンクを設置できるストーリーズ、Instagram内で商品を販売できるショッピング機能があります。

②X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は情報がリアルタイムに流れる特性を持っています。トレンド機能を象徴として、ニュースなどのリアルタイムな情報が集まるため、新商品の発売やイベントの告知などの情報を求めて登録する人も多いです。 X(旧Twitter)ではユーザーと直接会話することができます。これにより、お客様との関係性を深めることができ、関係性を育むことができます。
X(旧Twitter)ではリポストという機能を通じて、他のユーザーがあなたの投稿を簡単に拡散することができます。これにより、自店のフォロワーだけでなく、それ以外のユーザーにも情報を届けることが可能となります。この機能を活用したリポストキャンペーンは、大手コンビニでも積極的に行っているキャンペーンです。

③TikTok
ショート動画を中心とした若年層に人気のSNSです。トレンドを取り入れた動画で注目を集めやすく、若いお客様の取り込みに効果的です。
特徴は、15秒〜60秒のショート動画を投稿することができ、独自のアルゴリズムで高い拡散性を有します。高級店でも積極的に活用されており、ユーモアのあるちょっと笑える動画や商品の便利な使い方を紹介する動画などがアップされています。
④Youtube
Youtubeは、Googleが運営している世界最大の動画プラットフォームです。長尺の動画はもちろんのこと、ショート動画も取り扱われています。Youtubeは独自のアルゴリズムを持っており、特定の興味関心のある人に動画を表示させる機能があります。また、ホームページでも再生させることが可能です。
使い方としては、長尺の動画で店舗で扱っている商品の解説動画だったり、ターゲットにしている客層の消費を促す動画を配信します。例えば、ホームセンターであれば、ガーデニングのチャンネルを作成し、店舗で扱っている肥料や薬品の紹介を行います。
⑤Facebookページ
Facebookページはビジネス向けに設計されており、店舗の情報を詳細に掲載したり、投稿をスケジューリングしたり、広告を配信したりすることができます。Facebook広告は精度が高く、少ない費用でもエリアを限定した広告を配信することができます。また、投稿へのコメントやメッセージ機能を通じて、お客様と直接コミュニケーションを取ることができます。これにより、お客様との関係性を深めることができたり、来店のきっかけづくりをすることができます。
Facebookページにはユーザーからのレビューや評価を表示する機能があります。これにより、良好な評価を得ることで新たなお客様の信頼を獲得することが可能です。

無料ブログサービス
ブログを活用することで、インターネット上に店舗の今の情報を伝えることができます。ブログの活用用途は、イベントの紹介、商品の知られていない活用用途の紹介による集客が望めます。
ただし、無料ブログサービスでは、ドメインが共有のものになりますので、同じサービスを使っているブロガー同士で検索エンジンへの露出は競合します。ブログを活用した集客をするときは、独自ドメインが基本になるため、WordPressを使うことが多いです。お店の集客というよりも、オーナーなどが個性を出してブランディングする際に多く使われています。
①note
noteでは「サークル」という月額課金のコミュニティを作成することができます。これにより、特定のメンバーだけに特典を提供するなど、ファンとの深い関係性を築くことが可能です。たとえば、属人性の強いシェフが料理に関するこだわりやレシピを限定的に公開するようなプラットフォームとして活用されています。同様に、クリエイターが情報を発信することができます。人気になれば、ファンがお店に来店するきっかけになります。
noteでは、お店の直接的なアピールだけでなく、店主のこだわりや日々のエピソードなどを紹介することができます。これにより、お店の人間味を感じることができ、お客様との絆を深めることができます。
②アメブロ
アメブロはameblo.jpという強力なドメインを利用したブログを構築することができます。読者登録などのアクセスアップにある程度の効果を発揮するコミュニティ機能もあります。
③はてなブログ
はてなブログは、アクセスアップに強力な力があるソーシャルメディア「はてなブックマーク」と強く連動したブログです。そのため、はてなブックマーク込で検索エンジン対策も行いたい人は、はてなブログを選ぶ人も珍しくありません。
無料ホームページ作成サービス
ホームページは、その店舗のインターネット上の顔としてとらえられます。
ハイデザインを求める傾向にあるのですが、重要なのは、店舗の良さ、他の店舗との違いを理解してもらうことであり、それを伝える画像、テキスト、動画を利用することです。そのため、デザイン性に弱い無料のサービスを使って最初はホームページを作成するのも良いでしょう。
ただし、各社の無料版は、有料版のお試し的な立ち位置のサービスがほとんどですので、しっかり作り込みたい時は、各社の有料版やレンタルサーバーを契約してWordPressを使う方向になります。
①アメーバオウンド

ハイデザインなホームページとブログを運用することができるアメブロ同様のサイバーエージェントが提供元のサービスです。SNSを強く意識したビジュアルが目立つデザインとなっており、割と使いやすいのが特徴です。ネットショップも無料で開設することが可能です。
②ペライチ

ペライチは、ランディングページと呼ばれる縦長のサイトを作成することができます。無料の場合、1ページのみの作成になり、SEO対策には向きませんが、そもそも無料のホームページ自体がSEOには向きませんので、問題はないと考えます。クオリティの高い商品ページを作成することができるのが特徴です。
③WIX

WIXは、初心者でも直感的に操作できるホームページ作成ツールです。800種類以上の豊富なテンプレートと250種類以上のアプリを備え、ドラッグ&ドロップで簡単に編集できます。無料プランでも利用可能で、スマホ表示にも対応しています。
口コミサイト
口コミサイトは、お客様が店舗の情報を探るため、よく使われているサービスです。口コミサイトでは、勝手に情報が登録されることがあり、その場合は正確な情報が記載されていないことやコントロールが効かなくなることもあります。そのため、口コミサイトには、原則として自分から登録を行い、正確な情報を記載できるようにします。
また、Googleマップは、店舗にとっては重要な媒体です。この箇所にお店の情報を掲載するためには、Googleビジネスプロフィールへの登録が必要ですし、口コミは可能な限りGoogleに集約させることが望ましいです。一定の評価の高い口コミ数を獲得すると、表示頻度が上がり、大きく集客ができる可能性があります。
①Googleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップに表示されるお店の情報ページです。これらは、ビジネスオーナーが管理することが原則ですが、第三者によって書き換えることも可能です。そして、口コミが表示されることから、Googleマップは最大の口コミサイトでもあります。
Googleビジネスプロフィールでは、正確な情報や魅力的な価値を提供できることをコンテンツで配信することができます。無料で利用できるサービスの中では、お店であれば、必ず導入しなければならないツールとして挙げられます。
また、ビジネスプロフィールの育成や店舗のマーケティングを積極的に行うことで、露出が向上していきます。これらの対策のことをMEO対策と呼びます。

②エキテン
エキテンは店舗の口コミランキングサイトです。無料で情報掲載自体は可能です。
また、有料版を視野に入れた場合も、他社よりも月額が安く、口コミを集めやすい仕組みが存在するため、レビューをお願いしやすい特徴があります。口コミの数を稼げる自信があれば、有料版にチャレンジしても良いと思います。
③お店のミカタ
リクルートが運営している、お店のモバイルサイトおよびパソコン版サイトを無料で作成するサービスですが、実際は簡単な情報程度しか掲載できない模様です。登録することで、同じくリクルートが運営している街のお店情報byHotPepparに情報が掲載されます。
ネットショッピング
商圏拡大のために、通信販売を行いたいけれど、準備が大変そうだ、通販サイトの作成のリスクを考えると着手できないと思っている方もいるかもしれませんが、広告を活用して積極的に攻める訳でなければ、無料の通販サイト開設サイトでも十分です。
以下は、作成費用・月額費用無料のネットショッピングサービスです。ただし、購入されると所定の手数料がかかります。
①BASE

BASEは無料でネットショップを開設し、決済代行プランも存在するので、クレジットカード及び後払いをリスクなしに導入することができます。
BASEは、ネットショップ運営に必要な機能を一手に提供するサービスです。面倒な管理業務はBASEに任せ、強力な販売支援機能で売上を支援します。また、「BASE AI アシスタント」を使えば商品説明文も短時間で作成することが可能です。
デザイン知識がなくても理想のショップデザインを実現でき、BASE Appsにより自由自在にカスタマイズが可能です。さらに、大手メディアとの連携により販路拡大を強化することができます。
②STORES JP

STORESは、誰でも簡単に無料でネットショップを作成できるサービスです。パソコンやスマートフォンから直感的にショップデザインが可能で、ショップ運営に必要な機能が一通り揃っています。また、SNS連携や予約販売、顧客管理、定期販売、アクセス解析、電子チケットなどのユニークな機能も提供しています。規模やジャンルを問わず、多くの個性的なネットショップに支持されており、毎月1万の新規ショップが開設されています。
STORESは、POSレジや予約システムも別サービスで提供しているため、これらのサービスを導入している場合は連携も可能です。
生成AI
生成AIを使うことで、ホームページやチラシに使うコピー(文章)を出力してもらうこともできますし、画像や動画を生成することができます。近年は、生成AIの精度が飛躍的に上がっており、無料版でも実用レベルのコンテンツを生成することができるようになりました。有料版にすることで、機能が開放されたり、高レベルなAIを使えるようになります。
①ChatGPT
日常会話、翻訳、簡易的な文章作成などに適しており、個人利用向けに設計されています。ただし、高負荷時にはアクセス制限がかかり、長文生成や複雑なタスクには不向きです。有料版にすると、高性能なテキスト生成モデルやディープサーチを使える他、高性能な画像生成や動画生成ツールであるsoraを使えるようになります。そのため、どちらかと言えば、有料化を推奨します。
②Claude
Claudeの無料版は、優れた自然言語処理能力を持つAIアシスタントで、質問応答、文章作成、コード分析などの機能を提供しています。無料で使えるバージョンでは、基本的な対話機能にアクセスできますが、使用量に制限があります。Claudeは、大手の生成AIの中では、テキストの生成が自然であるとされています。
③Gemini
Geminiは、Googleが提供するAIチャットサービスで、以前の「Bard」に相当します。無料版では、基本的な質問応答や文章作成が可能です。ただし、有料版と比較すると、機能や利用頻度に制限がある可能性があります。Geminiは、日常的な会話や簡単なタスクに適しており、特にGoogleのエコシステムと連携することで便利に利用できます。
画像編集ツール

各種メディアに投稿する画像や動画、ホームページやブログ用のバナーを編集するために画像編集ツールも必要になります。ここで使うのは、Canvaが便利です。
- SNS投稿、ポスター、名刺など、多数のテンプレートが利用可能
- 写真のトリミング、サイズ変更、フィルター適用などの基本的な編集が可能
- 多様なフォントや無料の写真、イラスト、アイコンを使用
- 動画のトリミング、結合、テキストや音楽の追加など、基本的な動画編集が行える
- チームメンバーとデザインを共有し、共同で編集作業が可能
- 5GBまでのクラウドストレージが提供され、デザインデータを保存できる
- オリジナル画像や文章の生成が、月50回まで利用可能
まとめ
店舗で使える無料ツールは他にもたくさんあります。これらのサービスを自社のマーケティングに組み込むことで、広告宣伝費を下げたマーケティングも実施可能です。無料の集客ツールは、機能面で制限がかかっていることも多く、認知度拡大をする際には、どうしても有料広告に頼る必要があります。集めたお客様を無料の集客ツールでフォローアップして、継続的な集客対策をしましょう。