グルメサイトとは?選び方からその効果まで初心者向けに解説

目次

グルメサイトとは?

グルメサイトとは、飲食店を選ぶ時の広告媒体のことです。グルメサイトでは、WEB予約を入れることができることが当たり前になっています。

グルメサイトの特徴は、他の業種と比べると媒体数が多いため、それぞれによってコンセプトや特徴が大きく異なっていることが挙げられます。例えば、一休.レストランは、掲載費用はかかりませんが、審査制であり、予約が入ることで成果報酬を支払う必要性があります。また、Rettyは、実名の口コミを閲覧することができます。

グルメサイトによっては、アプリのダウンロードに力を入れていることが多かったり、貯めることができるポイントの種類に違いがあることも注目すべき点として挙げられます。

グルメサイトは新規顧客の集客に効果がある。

テーブルチェック「【第2回グルメサイト意識調査】グルメサイト評価、「信頼しない」飲食店6割。飲食店探しは「Googleマップ」「ウェブ検索」が急増

グルメサイトを活用する理由としては、顧客が飲食店を選ぶのに7割以上の人がグルメサイトを活用するからです。

また、各媒体ではポイントが予約席数に応じて付与されることもあり、Web予約を行う時は、グルメサイトを選んで予約される傾向にあります。そのため、大型の宴会や記念日の予約などの利用用途が明確な予約を取り付けたい時は、グルメサイトの導入が必要です。

Google検索を参考にする人も6割程度存在すると言われております。実際にめぼしい検索キーワードである「地域名+業種」で検索すると、通常検索の1ページ目は、グルメサイトやキュレーションサイトで溢れています。ここで表示されるグルメサイトのページは検索であり、Google検索→各種グルメサイト検索の流入になっています。ここで、上位のグルメサイトを選択し、さらにサイト内の検索対策を実施することで露出を高める効果が期待できます。

グルメサイト離れは本当に起こっているのか?

グルメサイトを否定する要素として、グルメサイト離れがあります。美容室と比べればとてもわかりやすいですが、飲食店を検索する方法や情報を見つける方法は、無数に存在します。美容室は、予約サイトがほぼホットペッパービューティーが独占しているのに対して、グルメサイトは大手3媒体以外にも選択肢があります。

また、ランチのように深く考えずに意思決定できるものはわざわざ検索をせずにTwitterやInstagramで情報を入手するようになりました。そして、リモートワークにより、ディナーの会食自体が全国的に減っていることもあり、集客力が減少していることがグルメサイト離れを感じさせる結果に至っています。

Googleトレンドで、大手3媒体(食べログ、ぐるなび、ホットペッパービューティー)とデリバリー大手2社(Ubereats、出前館)のサービス名を検索キーワードのボリュームを比較しました。2020年3月の最終週以降検索数が減っており、GOTOイートキャンペーンで回復していますが、昨年の基準に食べログが戻っていないことがわかります。それに対して、緊急事態宣言の時から、ウーバーや出前館の検索が伸びており、最近では検索数が落ち着いています。

つまり、食事のあり方にデリバリーの選択肢が加わり、予約を伴う外食自体が減少していることがわかります。予約サイトであるグルメサイトの集客力が低下していることになります。

グルメサイトの種類とは?

グルメサイトには、課金形式で分類すると2種類あります。

  • 月額固定費用+手数料制
  • 完全成果報酬制

月額固定費用+手数料制のグルメサイト

月額固定費がかかった上で、WEB予約に手数料が加算されるグルメサイトです。ここでいう手数料は、WEB予約の予約人数(席数)に加算されます。このグルメサイトでは月額固定費を支払っているため、WEB予約をしないこともできます。食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメなどが該当します。

完全成果報酬制のグルメサイト

掲載費用が無料で、WEB予約が入ると課金されます。この時に入ったコース予約の売上の一部が広告費になります。完全成果報酬制のグルメサイトに掲載をするには、審査に通る必要性があります。一休.comレストランやOZmallなどが該当します。

グルメサイトの選び方

飲食店への集客は、グルメサイトが集客した流入が送客された形で行われます。つまり、集客ができるグルメサイトは、グルメサイトに人を集めることができていることになります。また、新規顧客の流入はサイト内検索を経由していますので、サイト内検索で上位に表示できるのかも重要なポイントです。

グルメサイトの主な集客方法は、以下の3つです。

  • 検索エンジンからの流入
  • 各種グルメサイトのアプリのダウンロード数
  • グルメサイトの会員数(有料、無料)

これに加えて、それぞれの媒体のコンセプトがあります。これによって、集客ができる客層に違いが出てきます。これらを注意して媒体を選択します。

最初に選ぶグルメサイトは、食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメのどれかを選択する。

グルメサイトを導入する目的は、ディナー予約・コース予約を獲得することにあります。検索した時に表示されたり、ダウンロードしているアプリで検索しますので、需要のほとんどは大手3媒体で持っています。

検索エンジンからの流入を確認する。

大手3社のグルメサイトのGoogle検索からの自然流入をSE Rankingで推測すると以下のようになっています。

食べログ
ぐるなび
ホットペッパーグルメ
ホットペッパーグルメ

Google検索の自然流入は、食べログが圧倒的に大きく、ぐるなび、ホットペッパーの順です。ただし、グルメサイトによって得意不得意があります。例えば、料理名で検索すると食べログが首位の傾向にありますが、居酒屋で検索するとぐるなび、レストランで検索すると一休.レストランが首位になります。

店舗がある商圏でどのグルメサイトが強いのか、実際にGoogle検索して確認するのが重要です。ただし、ここで重要になるのが、Googleからグルメサイトに流入するのは、グルメサイト内の検索であることです。ここでも上位表示しなければ検索経由の新規顧客を十分に獲得することができませんので、有料会員がどのくらいいるのかも確認する必要があります。

各種グルメサイトのアプリのダウンロード数で考える。

グルメサイトにユーザーが訪問する方法には、スマホからアプリを経由して直接訪問する経路もあります。つまり、グルメサイトのアプリが現在どのくらいダンロードされているのかも重要です。

アプリのダウンロード数は、テレビCMやApple Search Ads、モバイルアプリインストール広告などで増やすことが多いです。

現在のアプリのダウンロード数は非公開です。そのため、どこが優位になっているのかは不明ですが、口コミサイトでもある食べログとテレビCMを積極的にしているホットペッパーグルメはダウンロード数が多いと推測できます。

グルメサイトの会員数で考える。

グルメサイトでWEB予約をすると、メールマガジンが届きます。メールからグルメサイトに再訪問し、新しい予約をすることもあります。WEB予約数が多ければ、メールマガジンを受け取る人数も多くなります。

地域のWEB予約数は、営業マンが把握しています。そのため、グルメサイトの導入を検討する時に、事前に聞いてみるのも良いでしょう。

各グルメサイトの特徴と攻略法を紹介

食べログ

食べログは都市部で最も集客力のあるグルメサイトです。食べログは口コミや百名店などの飲食店の評価に力を入れいるのが特徴で、「評価3.5以上が優良飲食店」と言われています。

食べログの月額固定費は以下の通りです。

ライト 10,000円
ベーシック 25,000円
プレミアム5 50,000円
プレミアム10 100,000円

プランの違いは、食べログのサイト内検索に対する機能です。グルメサイトのサイト内検索のアルゴリズムは、月額固定費が高いプランの店舗ほど優先的に表示されます。

ベーシック以上ではアクセスアップの機能が付与されます。これによって、検索で上位表示される頻度が上がり、新規の顧客を獲得することができます。

さらに、ゴールデンタイム強化が付与されるプレミアムでは、食べログのアクセス数が多い昼や夕方の時間帯で優先的に上位表示ができます。

そのため、新規顧客を獲得したければ、ベーシック以上のプランを申し込みます。ライトでは新規顧客の獲得にはそこまで効果がありません。

食べログの場合、Web予約を利用されるとランチの場合は1人あたり100円、ディナーの場合は1人あたり200円の負担が必要になります。ただし、全員がWeb予約を利用してくるわけではなく、実際には半数以上は電話予約になります。そのため、支払う広告費は大きくなりますが、費用対効果もそこまで悪くはならないのが特徴の一つになります。

貯めることができるポイントはTポイントです。

食べログの攻略のポイントに関しては、”食べログの費用対効果を改善する。“で解説しています。

ぐるなび

ぐるなびは、居酒屋に強いグルメサイトです。Googleで居酒屋を検索してみればわかりますが、ぐるなびが食べログを抜いて首位になっています。それだけ、居酒屋の有料会員数が多いということです。

ぐるなびには、スタートプラン、ライトプラン、ベーシックプランの3つがあります。月額固定費は以下の通りです。

スタートプラン 無料
ライトプラン 11,000円
ベーシックプラン 33,000円

全ての機能はライトプランで使えるようになります。ベーシックプランにすると、サイト内のディスプレイ広告およびWEB予約手数料を100円、20円のどちらかに設定すると特設ページに露出することができます。

以前に比べて負担が軽減したこともあり、活用する店舗が増えています。

ぐるなびで貯めることができるポイントは、ぐるなびポイントもしくは楽天ポイントです。

ホットペッパーグルメ

ホットペッパーは、元々はクーポン誌であり、ホットペッパービューティーが独占的な力を持っていることもあり、20代に有力なグルメサイトです。

安く抑えたい幹事が宴会を検討する場合に利用される傾向にあります。そのため、いわゆるビジネス街では集客力が強い媒体です。

ホットペッパーの特徴は、月額固定費が高く、WEB予約手数料が低く設定されています。サイト内検索では、プランごとに区分が決まっており、月額固定費が高いほど優遇する仕組みになっています。良い口コミが多いほど、プラン区分の中で上位に表示します。

ホットペッパーは居酒屋であれば候補として入ってきますが、導入の際は冷静になる必要性もあります。居酒屋街では周囲も有料にしており、競合しているからです。

ホットペッパーで獲得できるポイントは、Pontaポイント、dポイント、リクルートポイント、リクルート限定ポイント、ホットペッパーグルメ限定ポイントの5種類です。

一休.comレストラン

コースの予約単価が高いレストランのみが利用できるグルメサイトです。成果報酬制をとっており、予約手数料は予約で発生する売上の8%になります。

売れない時のリスクがなく、成果報酬制ということもあり、予約はコンスタントに入ります。売れた時の支払いが大きい難点はあります。店内でのセールスで単価アップを狙う必要性があります。

WEB予約では一休ポイントがあります。

Retty

口コミが実名制を売りにしているグルメサイトです。SEOの強さも売りにしており、特に観光地では検索順位が首位になっているキーワードもあります。

特徴としては、全てのプランで使える機能は一緒であり、露出のチャンスは平等です。異なる点は、特集ページへの露出本数が違いがある点です。また、WEB予約の手数料が無料であることもあり、ホームページから予約を促すグルメサイトとしても活用ができます。

グルメサイトを複数利用する時の注意すべきことは?

WEB予約のダブルブッキングは避ける。

グルメサイトを複数利用すると、それぞれの予約在庫数の管理が乱雑になってしまいます。そのため、基本的にWEB予約の流入が複数である時は、予約管理システムも必ずセットで導入します。

全てのアカウントの管理はこまめに行う。

それぞれのグルメサイトの情報を元に来店しますので、メニューなどの管理、営業日の管理はこまめに行いましょう。

グルメサイトだけで飲食店の集客は万全なのか?

前述の通り、飲食店を知る方法は、美容室や整体院よりも圧倒的に多いです。そのため、グルメサイトではリーチしない客層も存在することは確かです。

例えば、近隣の飲食店を検索したいのであれば、ローカル検索を行い、情報を得る見込み客がほとんどです。

この部分にはグルメサイトが入ることができない純粋な飲食店のみの表示になります。

関連記事飲食店の集客に必須なグーグルマイビジネス(ローカル検索)対策

ホームページのSEOの結果が、この拠点の情報に影響を与えることがわかっています。つまり、コンテンツを追加し、よりたくさんのキーワードで上位に表示されるような積極的に情報発信をするホームページを持っておいた方がローカルSEOでは有利になります。

また、飲食店を探しているわけではありませんが、ふとしたきっかけで行ってみようと思うことが特にランチ営業では多くなります。SNSでシズル感のある写真を発信するのが効果的です。

まとめ

グルメサイトは新規顧客の集客に役立ち、特に、宴会を含むコース予約に効果があります。ディナータイムの席だけ予約でも顧客単価が高ければ導入します。

グルメサイト離れは、デリバリーという新しい発注方法が増えたことや飲食店を探す手段が増えたことで発生しているものなので、すぐに予約が欲しいのであれば、グルメサイト自体集客力の高くで、検索順位を上げることができる媒体を選択しましょう。

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