ポスティングチラシは自分で配布と業者に委託のどちらがお得なのか?

ポスティングチラシは、基本的には業者に依頼した方がお得です。
チラシの配布で費用面が問題になりやすく、開業時には、節約するために、自分でポスティングを行なっている事業者も存在します。この自分でポスティングをすることをセルフポスティングと呼びますが、セルフポスティングには限界があります。そして、費用面で見ても、業者に依頼した方が都合が良いことが非常に多いです。
セルフポスティングの限界
セルフポスティングは、近隣に挨拶をする口実で、チラシを配布することで、あわよくば集客ができる可能性があります。
ただし、セルフポスティングは、自分の限られた時間の中でチラシを投函します。そのため、移動できる距離が狭く、投函件数を稼ぐことができない欠点があります。
例えば、1時間に投函できる件数の限界が300件とします。仮に、反応率が0.3%とすると、30件の集客を獲得するのには、10,000枚以上の配布が必要になります。つまり、30件の顧客を獲得するのには、33時間の配布時間が必要となります。これは現実的ではありません。
また、開業時の集客にセルフポスティングをした場合、この時間を費やすことは、不可能です。また、スタッフにポスティングをしてもらった時には、その分の人件費を負担することになります。
実は、セルフポスティングは、かなりの不経済な集客の施策といえます。
ポスティング業者の方がセルフポスティングよりもコスパが高い
ポスティング業者を依頼した場合、東京の新宿区に1万枚配布することを前提にスプリントで見積もりを出すと以下のようになります。
ポスティング業者 | セルフポスティング | |
---|---|---|
印刷費(1万部・両面フルカラー) | 配布費用に含まれる | 37,640円 |
ポスティング費用 | 63,949 円 | |
配布のみにかかった費用 | 26,309円 |
スプリントにポスティングを依頼すると、配布のみにかかった費用は、約1万部で、26,309円です。仮にセルフポスティングを時給1,000円で行なったと想定すると、1万部の配布完了にかかる所要時間は、33.4時間です。つまり、33,400円です。
ここから比較しても、ポスティングは、事業者に依頼した方が安く、配布に所要時間がかからないためパフォーマンスも良いです。つまり、ポスティング業者に依頼した方がコスパが良いことになります。
ポスティング業者に依頼する際の注意点
ポスティング業者に依頼する際は、時間に余裕を持って準備をしましょう。これは、スプリントの場合は、配布完了日が30日以上後の場合、割引率が最大化されます。ラクスルなどでも早期入稿をすれば料金を抑えることができます。
また、スプリントは、統計情報を使った詳細なターゲティングができます。例えば、20代の女性を詳細なターゲティングで指定することで、割合が高い地域は青くなります。それにより、地域の中でも絞り込みをかけることができ、費用を節約することもできます。