集客

ディナータイムの集客はどうすれば良いのか?

飲食店のオーナーの共通の悩みとして、「ランチではお客様でいっぱいになるのに、ディナータイムの集客に苦戦している」ということです。実際、どんな集客対策をしても、最初に満席になるのはランチで、オフィス街であれば休日、それ以外であれば平日の夜の営業の集客が苦戦する傾向にあります。

それでは、ディナータイムの営業の集客の対策として、どのようなことが効果的なのでしょうか?

飲食店のディナータイムの集客はなぜ難しいのか?

キーワードとしては価格と仕事が挙げられます。

まず、ディナーに力を入れているレストランや居酒屋では、ランチの需要に合わせた価格でのランチメニューを提供しています。価格がリーズナブルになれば単純に利用しやすくなります。価格が安いのであれば、ランチにしようというようになり、特にママ友の集まりや個人的な面会はランチの方が行いやすいです。

次に仕事が挙げられます。職場にお弁当を持ち込めないなどの事情があれば、必ずランチは外食になります。Googleトレンドでランチとディナーの年間検索数を比較すると、ランチ:ディナー=70:8の割合で検索されています。つまり、ランチを求めて検索している人はディナーに比較すると、8.75倍多いことになります。

また、Googleで飲食店を探す場合、もっとも参考にされる可能性が高いのは、Googleマイビジネスのクチコミです。ランチ営業をしているレストランでは、昼の顧客数が多く、周囲を気にする必要がない個人客も多いため、ランチのクチコミがどうしても多くなります。その結果、ディナーのクチコミが目立たなくなり、魅力がわかりづらくなっているという面もあります

集客の無料相談受付中

無料相談はこちら

ディナータイムの集客対策とは?

ディナータイムの集客を強化するためには、ディナータイムの集客の需要を認識して対策をとります。

ディナータイムは、必ずとる必要があるランチと比べて、リモートワークの普及および労働環境の改善に合わせて目的がない外食の機会は純粋に減ってきています。そのため、宴会の開催、記念日のお祝いなどの目的ありきの活用に焦点を合わせていきます。

ディナータイムならではの魅力をWebで発信する。

夜の営業に悩んでいるレストランの話を聞いてみると、発信されている情報がランチに偏っています。顧客が集めやすい方に重視して情報を発信したくなる気持ちはわかるのですが、メッセージを受け取って需要は喚起されるものなので、当然ディナータイムではなく、ランチタイムに人が集まってしまいます。

食べログやSNSで発信する情報に関しては、ランチの情報は控えめであっても良いくらいで、夜の営業の名物メニューやアルコールの豊富さなど、夜の営業の魅力を伝えることに注力するくらいが良いでしょう。

検索対策を可能な限り万全にする。

目的ありきの利用がディナータイムにあるということは、幹事の最初の行動は高い確率で情報検索ということです。

検索行動は、グルメサイト、Google検索、Googleマップ検索のどれかの可能性が高く、記念日や宴会の需要が高い「個室」や「サプライズ」などのキーワードに対応している情報がしっかり掲載されているのかを見直します。

ランチメニューで夜の営業の期待値を高める。

基本的にランチの需要とディナーの需要は異なるものですが、ランチで来店した人がディナーで来店するためにはどのようにすれば良いのかを考えます。

例えば、夜の営業で天ぷら屋を経営している場合、昼の営業で海鮮丼を提供している店舗も珍しくありません。客層が異なるように思われますが、「イキの良い海鮮を使っている点」で共通しており、夜の名物の天ぷらへの期待値が上がります。

また、中華など昼の営業と夜の営業のジャンルが被っている場合は、名物メニューに力を入れて、クチコミを作ります。評判がよくなれば、必然的に夜の営業に目がいき、限定メニューなどで集客できる可能性を飛躍的に向上させることができるようになります。

集客が弱い曜日限定のコースやメニューを用意する。

大きく分けると平日と休日の需要は全く異なります。

例えば、平日の場合は、オフィスに通勤した人が打ち合わせや交流のために夜の営業を利用します。そのため、オフィス街は平日の集客がしやすいです。しかし、休日は人通りが減るため休日の集客に弱い欠点があります。

平日:社内の人と交流、仕事終わりの宴会、打ち合わせ
休日:仲間とのプライベートな交流、家族の食事

需要が異なれば、顧客単価も異なりますので、別メニューを用意するのが定石です。また、気軽な飲み会の場合は、コースを予約する習慣がない人が多数派ですので、集客に弱い曜日は特に来店のハードルを下げるのが対策の一つとなります。

ポイント

予約が取れないレストランや居酒屋にしてしまうことが夜の営業を繁盛させる最大の対策と言えます。そのため、集客がしづらい曜日の予約数をわざと少なくしてしまったり、定休日にするのも対策の一つになります。

ちなみに安易なクーポンの発行などは最後の手段として考えておいた方が良いでしょう。単価の高い目的ありきのディナータイムの利用ほど、価格で選ばれているわけではありません。これをやるのであれば、限定メニューやボトルサービスを実施しましょう。

予約システムの導入で予約効率を上げる。

ディナータイムの予約を効率的に獲得できる環境もあることが望ましいです。例えば、Googleマイビジネス上で手数料なしで予約が取れるシステムを導入することで、積極的にマーケティングをした時の予約獲得効率を上げることができます。

まとめ

夜の営業の集客対策で一番重要なのは、当たり前ですが、「ディナーの需要を持っている見込み客」の人にディナーの魅力を伝えることです。SNSでランチタイムの宣伝ばかりしていれば、当然需要の大きいランチタイムに顧客が集中します。

この場合、ディナーに需要のある人に情報を届けることが重要になりますので、SNS広告で認知を拡大する対策は是非検討したいところです。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

-集客