All-in-One WP Migrationの有料版はWordPressユーザーなら必須級!

WordPressにはセキュリティー上の問題もありますが、ドメインを変更したり、レンタルサーバーを移管するなど実施することがあります。
これらの作業は、実は複雑です。各レンタルサーバーサービスにはWordPress簡単移管サービスもありますが、実はサービスによってはファイルがギガを超えるとエラーを起こします。
これらの作業を簡単にするのが、All-in-One WP Migrationです。
All-in-One WP Migrationがなぜ便利なのか?
WordPressのデフォルトのエクスポート機能では、実はコンテンツのコードのみです。WordPressテーマのデータや画像をそのまま以降することができないため、例えばドメインを変更した場合は、内部リンクの書き換えが必要になります。
これらの作業を一括して瞬時にできるのがAll-in-One WP Migrationです。All-in-One WP Migrationは、WordPressのエクスポート側(古いWordPress)とインポート側(新しいWordPress)の両方にインストールします。
WordPressのエクスポート側からデータを全て吐き出します。そして、このファイルをインポート側にインストールします。これで作業は終了です。これは、この吐き出したファイルさえ持っていれば、Webサイトに以上があった場合に復旧が可能になるため、バックアップファイルとしても有効です。
All-in-One WP Migrationはunlimited(有料版)がほぼ必須。
All-in-One WP Migrationには、実はデータをインポートする際にファイルの上限が512MBになります。画像ファイルをふんだんに使い、毎日のようにコンテンツの追加を実施していれば、いくらファイルを軽量化しても、容量が大きくなるため、有料版のファイルを保有していた方が良いです。
All-in-One WP Migrationのunlimitedは、このインポート容量制限を解放します。そして、自分の管理するWebサイトならば複数可能であるため、Webを多数管理している場合は、ほぼ必須です。
購入は公式サイトから行います。通常のAll-in-One WP Migrationと別に追加のプラグインを直接インストールすると、インポート上限が外れます。
WordPressのセキュリティ管理にはご注意を
WordPressは、自分でホスティングするCMSですので、セキュリティー対策は自分の責任で行う必要性があります。
最低限行うべき対策
- 操作するデバイス(パソコン・タブレット・スマホ)のOSを最新版にし、ウィルススキャンを有効化する。
- 定期的にバックアップし、安全な復元データを保持する。(←今回)
- WordPressは、最新版を保つ。(ただし、5.4x→5.5などのアップデートの場合は不具合がある可能性があるため、5.5xのリリース時にアップデートを行う。)
- PHPのバージョンを最新版にする。(サーバーパネルで変更)
- データベースのバージョンをできる限り最新版にする。(サーバーパネルで変更)
- SiteGuard WP Pluginを有効化し、ログイン環境を複雑化する。
これに追加して、WordPressで独自ドメインのメディア運用をする場合は、検索エンジンからの自然流入が大きくならなければ意味がありません。表示速度の高速化もセットで考えましょう。
WordPressを高速化し、SEOに影響を与えないための対処方法とは?
また、WordPressはあくまでコンテンツを操作するためのシステムであり、「WordPress=SEOに強い」というわけではありません。そのため、基本的な設定を実施することが重要です。