Googleビジネスプロフィールの混雑する時間帯はどのように決まっているのか?

Googleビジネスプロフィールでは、混雑する時間帯が曜日ごとに表示されています。この仕組みは正確性が高く、特に新型コロナ禍やレジなどに行列が並びやすいスーパーに出かける時に、参考にしている人も多いと思います。
どうやって、混雑する時間帯が調べられているのか?
混雑する時間帯にはGoogleのロケーション履歴が活用されています。ロケーション履歴とは、Googleアカウントごとに設定されているもので、モバイル端末を持って訪問した場所が保存されています。ロケーション履歴はサービスの品質向上にも使われていて、例えば、訪問した場所に基づいたGoogleマップのカスタマイズ、訪問した場所に基づくおすすめの表示、表示される広告の改善にも活用されます。
このロケーション履歴を匿名データとして扱い、集計して混雑している曜日ごとの時間帯を算出していることになります。そのため、ロケーション履歴をオンにしているモバイル端末の数が多い時間帯は混雑している、少ない時間帯は混雑していないということになります。
また、混雑する時間帯は最新の訪問情報が活用されています。そのため、長期の休業があれば、混雑する時間帯の情報がリアルタイムに最新のものに塗り替えられますので、非表示になることがあります。
滞在時間と待ち時間の算出はどのように行われているのか?
滞在時間: このデータは、ユーザーがお客様の店舗で過ごす平均時間を示します。過去数週間にわたる訪問データのパターンに基づいています。
推定待ち時間: このデータは、ユーザーがサービスを受けられるまでの待ち時間を 1 日の時間帯別に示します。また、曜日ごとのピーク時の待ち時間も確認できます。過去数週間に渡る訪問データのパターンに基づいており、業種によって待ち時間の種類が異なります。たとえば、着席形式のレストランの場合は、着席するまでの待ち時間を表します。
混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間(Googleビジネスプロフィールヘルプ)
滞在時間や待ち時間に関しては、過去数週間にわたる訪問データのパターンが参照されていることがわかります。つまり、この情報に関しては、Googleビジネスプロフィールを作成してすぐには表示されるものではないということになります。
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