小さな飲食店におすすめのキャッシュレス決済・POSレジとは?

集客のお悩み、まずは無料でご相談ください

集客のかちプロジェクトは、集客のコンサルティングや施策代行サービスを提供しています。中規模に事業展開している店舗から小規模な事業まで無料でご相談していただけます。

  • 方向性で悩んでいる
  • 具体的にどのような施策をすれば良いかわからない
  • 自社事業のマーケティングに協力してくれるパートナーを探している

そんな方は、一度ご相談ください。

手数料がかかるからという理由で敬遠されがちですが、小規模な飲食店でも、キャッシュレス決済を導入することが非常に重要です。

なぜならば、以下のような理由があるからです。

  • 約40%の取引がキャッシュレス決済を選んでいる。
  • 約半数の人の財布の中に入っている現金は1万円未満
  • 4割程度の人がキャッシュレス対応をしていない飲食店の利用を躊躇った経験がある。

ただし、キャッシュレス決済を導入する際に、どのサービスを選べば良いのかわかりません。また、一度購入してしまうと、専用の機器も購入することがありますので、使い続けなければならないので、失敗もできない点も注意しなければありません。

今回は、小規模な飲食店がどのキャッシュレス決済・POSレジを導入すれば良いのかを紹介します。

目次

飲食店にキャッシュレス決済はなぜ必要なのか?

経産省:2023年のキャッシュレス決済

現在、キャッシュレス決済は、一般的な決済方法となっています。経済産業省によると、キャッシュレス決済の割合は、全体の約40%になっています。その中で、83.5%がクレジットカードを占めています。マクロミルの調査によると、日本人の財布の中の現金は、約50%が1万円に満たないとされています。つまり、キャッシュレス決済に対応しないと、組単価1万円以上の飲食店は、顧客を逃している可能性があります。

また、コード決済のキャッシュレス決済内の割合が8.6%まで伸びています。コード決済の中には、PayPay、楽天ペイ、d払いのようなキャンペーンを積極的に実施しているものも含まれるため、集客にも影響します。そのため、キャッシュレス決済の導入は、飲食店にとって重要な施策といえます。

最近では、闇バイトによる強盗の発生が増えています。現金払いにしか対応していなければ、ターゲットにされる確率が上がりますし、売上も全て盗まれる可能性もあります。セキュリティのためのキャッシュレス決済の側面もあります。

また、キャッシュレス決済の導入で、決済にかかる時間も短縮や、釣り銭の間違いなどのミスも減らすことができます。

小さな飲食店が導入すべきキャッシュレス決済とは?

キャッシュレス決済

飲食店が対応した方が良いキャッシュレス決済は、最もシェアが大きく顧客単価に影響するクレジットカード、キャンペーンやポイント制度があるPayPayや楽天ペイなどのコード決済(QRコード決済)を導入することが重要です。ただし、これらのキャッシュレス決済を個別に導入すると、レジ周辺が複雑になり、売上の管理も煩雑になります。

そのため、一括でキャッシュレス決済を導入することができるサービスで一括して導入します。これらのサービスには、Square決済、エアペイ、楽天ペイなどがあります。これらのサービスは、どれも国内で需要のある決済方法に対応しています。

例外として、訪日外国人が多い飲食店では、海外にニーズのあるキャッシュレス決済を導入する必要性があります。中国の訪日外国人が多ければ、ユニオンペイやWeChat Payに対応する必要もあります。

小さな店舗であれば、入金サイクルが短いサービスを選ぶのが重要

キャッシュレス決済では、すぐに入金されず、月2回に分けて売上が入金されることが多いです。小規模店舗では、支払うものが多く、売上があるのに現金がない状態が発生するリスクを負ってしまいがちです。そのため、キャッシュレス決済では、入金サイクルが短いサービスを選ぶのがポイントです。

Square決済では、口座を三井住友銀行やみずほ銀行を指定すると翌営業日に入金されます。楽天ペイでは、楽天銀行を入金口座に指定すると、翌日に入金されます。

連携ができるPOSシステムを確認して導入する

キャッシュレス決済サービスごとに連携ができるPOSシステムが異なるのにも注意が必要です。POSシステムは、キャッシュレス決済だけではなく、売上管理、顧客管理、マーケティング、モバイルオーダー、テーブルオーダーなどの機能の中核になります。

そのため、導入したいキャッシュレス決済サービスに連携ができるPOSシステムの機能まで確認しないと、後々に「テーブルオーダーを導入したかったけれどできなかった」「LINEミニアプリのモバイルオーダーを導入したかったけれどできない」などの漏れが発生してしまうことには注意が必要です。

可能であれば、今後行いたいことをリストにまとめて、各サービスの窓口に問い合わせをして確認をするのが良いでしょう。

飲食店が導入すべきPOSレジとは?

レジは大きく分けると、レジスター、POSレジ、モバイルPOSレジの3つの種類に分かれます。最近では、券売機タイプもありますが、これはモバイルPOSレジと仕組みは変わらないので、最後に含めます。

スクロールできます
レジスターPOSレジモバイルPOSレジ
イメージ
入力方法手動登録もしくは手入力登録もしくは手入力
レシート出力
売上分析×
在庫管理×
顧客管理×
ソフトのアップデート××
通販・予約システム
等との連携
××
キャッシュレス決済×端末が必要
種類メリットデメリット
レジスター伝統的なレジで、金銭の管理や売上計算が主な機能で操作が簡単。デジタル化されていない場合が多く、手動で操作する必要がある。入力ミスをしやすい。
在庫管理や顧客データの収集・分析が困難
POSレジ電子機器とソフトウェアを組み合わせたレジシステム。
売上計算、在庫管理、顧客データの収集・分析が可能。
データをリアルタイムで収集・管理し、販売情報を一元管理できる。
専用のレジスターやハンディーが必要。
内部のアップデートができない。
他のシステムとの連携(会計ソフト、顧客管理ソフトなど)はかなり限定されている。
モバイルPOSレジタブレット端末(iPadなど)に専用アプリをインストールして使用するレジシステム。
POSレジの機能を持ちつつ、持ち運びが容易で設置スペースも最小限。
キャッシュレス決済を連携するのが一番簡単
高速なWi-Fiが使える環境の整備が必要。
通信障害に弱い。
互換性を保つために継続的なアップデートが必要である。

レジスターとPOSレジでは、キャッシュレス決済を導入する時には外付けするしかなく、導入できるキャッシュレスには限界があり、決済専用の場所を広くとらなければなりません。

それに対して、モバイルPOSレジは、コンパクトに収まるために、レジの面積を小さくすることができます。また、キャッシュレス決済サービスの連携ができるため、必要最低限の機器で、キャッシュレス決済に対応することが可能です。

小さな飲食店におすすめのキャッシュレス決済サービス

小規模な飲食店がキャッシュレス決済サービスを選定する時に、最も重要なのが、前述の入金サイクルです。入金サイクルが長いとキャッシュフローが悪化する可能性が高いからです。入金が翌日、翌営業日、月4回以上の入金があるサービスから選ぶのが良いでしょう。

また、小規模店舗の場合は、現在優遇措置があり、一部のキャッシュレス決済の手数料が低く抑えられていることがあります。今後変更される可能性がありますが、次に手数料の安さで選ぶのが良いでしょう。

① Square決済

Square決済は、多様な決済方法に対応し、低コストで導入できる点が特徴です。主要なクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、決済手数料は業界最安水準の2.5%からです。入金は最短翌営業日で、無料のPOS機能や在庫管理機能も備えています。小規模店舗から大型チェーン店まで幅広く利用可能な、使いやすいキャッシュレス決済サービスです。

小規模飲食店におすすめのPOSシステムであるFunfoが連携できるキャッシュレス決済です。

項目内容
クレジットカード決済Visa, Mastercard, American Express, JCB, Diners Club, Discover
電子マネーSuica, PASMO, QUICPay, iD, PayPay
QRコード決済PayPay, d払い, 楽天ペイ, au PAY, メルペイ, WeChat Pay, Alipay+
決済手数料Visa・Mastercard: 年間3000万円未満で2.5%、その他: 3.25%
入金サイクル翌営業日(みずほ・三井住友銀行)、週1回(その他)
連携ができるレジSquare独自のPOSシステム
Airレジ(エアレジ)
スマレジ
funfo
Ubiregi(ユビレジ)
Bionly
poscube(ポス・キューブ)
Orange Operation(オレンジ・オペレーション)
POS+

Square決済の利用にはアカウント登録が必要です。

\ 無料でアカウント作成 /

② Airペイ(エアペイ)

Airペイは、多様な決済方法に対応した使いやすいキャッシュレス決済サービスです。iPadやiPhoneと専用カードリーダーで簡単に導入でき、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など74種類の決済に対応しています。業界最安水準の手数料率3.24%で、月額固定費や振込手数料が無料という特徴があります。POSレジアプリ「Airレジ」との連携で業務効率化も図れ、小規模店舗から大型チェーン店まで幅広く利用可能です。

項目内容
クレジットカード決済Visa, Mastercard, JCB, American Express, Diners Club, Discover, UnionPay(銀聯)
電子マネーSuica, PASMO, iD, QUICPay, WAON, nanaco, 楽天Edy
QRコード決済PayPay, LINE Pay, d払い, 楽天ペイ, au PAY, メルペイ, WeChat Pay, Alipay, Alipay+
決済手数料3.24%(全ての決済方法で統一)
入金サイクル月6回(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行)または月3回(その他の銀行)
連携ができるレジAirレジ(専用POSアプリ)

Airペイを導入する場合は、Airレジの導入もセットで考えるパターンが多いため、総合窓口に導入の相談をすることをおすすめします。以下の窓口に相談すると、機能面でのすり合わせを事前に行うことができます。

\ こちらから申し込むと特典あり! /

③楽天ペイ

楽天ペイは、楽天グループが提供する総合的な決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など多様な決済手段に対応し、楽天ポイントの利用も可能です。業界最安水準の手数料率と、楽天銀行口座利用時の翌日入金サイクルが特徴です。また、多数のPOSレジとの連携が可能で、小規模店舗から大型チェーン店まで幅広く利用できます。楽天の豊富な顧客基盤を活かした集客効果も期待できる、使いやすいキャッシュレス決済サービスです。

項目内容
クレジットカード決済Visa, Mastercard, JCB, American Express, Diners Club, Discover, UnionPay(銀聯)
電子マネー決済楽天Edy, Suica, PASMO, iD, QUICPay, WAON, nanaco
QRコード決済楽天ペイ, PayPay, LINE Pay, d払い, au PAY, メルペイ, WeChat Pay, Alipay, Alipay+
決済手数料クレジットカード・電子マネー・QRコード決済:3.24%(税込)
入金サイクル楽天銀行:翌日(土日祝含む)、その他銀行:翌営業日~月1回(選択可)
連携ができるレジスマレジ
Aiony
poscube (ポスキューブ)
ユビレジ
POS+

④ USEN PAY

USEN PAYは株式会社USENが提供するキャッシュレス決済サービスで、1台で業界最大級71種類の決済手段に対応します。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を一元管理でき、決済手数料は2.99%~と業界最安水準で、翌日入金サービスや24時間サポートも提供しています。中小企業や医療機関向けの特別な手数料の料率が準備されています。

項目内容
クレジットカード決済VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
電子マネー決済Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
iD、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy
QRコード決済PayPay
d払い
楽天ペイ
メルペイ
au PAY
FamiPay
Alipay+
WeChat Pay
Smart Code
決済手数料VISA/Mastercard 2.99%
その他クレジットカード 3.24%
医療機関 1.9%~
電子マネー決済 3.24%~
QRコード決済(Alipay+、WeChat Pay) 3.0%
QRコード決済(その他) 3.24%
入金サイクル翌日入金サービスあり(カード決済、交通系電子マネー決済)
みずほ銀行、住信SBIネット銀行は無料、その他金融機関は180円(税別)
連携ができるレジUSENレジ FOOD
USENレジシリーズ


USEN PAYは以下からお問い合わせするのがお得です。初期費用や月額利用料が無料になる特典や決済端末の無料レンタルがあります。

\ 初期費用、月額利用料などの、嬉しい特典ありの申し込みはこちら /

小さな飲食店におすすめのタブレットレジは?

小さな飲食店がPOSシステムを選定する時は、使いやすさとコスパを基準にして選ぶのが良いでしょう。月額無料のPOSシステムも、基本的な決済機能や売上管理までの機能であることがほとんどであり、予約管理、モバイルオーダー、LINEミニアプリ連携などあった方が良い機能を含めると、有料のPOSシステムの方が安くなることもあります。

マーケティングを基準にすると、小さな飲食店では、LINE公式アカウントの登録数を増やした方がリピーター向けの集客が強くなるためかなり重要です。そのため、LINEミニアプリ連携があるPOSシステムを選んだ方が良いことが多いです。

funfo

funfoのPOSレジは、iPadで使える飲食店のためのレジシステムです。

顧客の注文を受けてから会計まで、全部一つのアプリでできます。使い方がとても簡単で、誰でもすぐに覚えられます。テーブルをまとめたり、割り勘もカンタンにできます。iPhoneを使って店員さんが席でオーダーを取ることもできます。お店の売上げを分かりやすく見られたり、ネットでの注文にも対応しています。複数のiPadを使っても、データはすぐに共有されます。LINEミニアプリへの連携もすることができます。

funfoは、日本国内の飲食店のマーケティングに向いているレジです。LINEミニアプリが使えるため、リピーター対策にも使えます。

FunfoはSquare決済と連携して使います。まずはSquareアカウントの申請を行いましょう。

Square POSレジ

Square POSは、スマートフォンやタブレットで簡単に使える販売管理システムです。商品の売上や在庫、お客様の情報を一つのアプリで管理できます。小さな店から大きな店まで使えて、業種に合わせて設定を変更できるのが特徴です。

レジ打ちから売上分析まで、店の運営に必要な機能がそろっています。Square の決済サービスと組み合わせれば、さらに便利に使えます。初心者でも使いやすく設計されています。

料金無料〜
決済手数料タッチ決済
モバイル決済
ICカード決済およびPIN入力に​よる​決済
QRコード決済
3.25%
初期費用要問合せ
機能POSレジ
スタッフ管理
無料のカスタマーサポート

Square(スクエア)は簡単な手続きでキャッシュレス決済を始めることができます。クレジットカード3ブランドは即日開始することができます。

エアレジ

エアレジは利用料無料で導入できるPOSレジです。

エアペイを使うことで、68種類を超えるキャッシュレス決済を導入することができます。だれでも簡単に操作ができるシンプルな画面であり、打ち間違いや計算ミスがなくなり、レジ締めの時間も大きく短縮することができます。

料金無料
決済手数料クレジットカード 3.24%
電子マネー 2.95%
Apple Pay iD QUICPay 3.24%
QRコード決済 2.95%
coin+ 0.99%
導入費用要問合せ
機能一覧注文入力
会計点検
精算売上分析
顧客管理
商品管理
基本情報管理
関連サービスとの連携

スマレジ

スマレジも利用料無料から使うことができます。

スマレジの特徴は、利用用途に合わせた豊富なプランや券売機やセルフレジなどにカスタマイズもできるため、ビジネススタイルに合わせた導入をすることができます。(カスタマイズをする際は、別途月額等の費用がかかります。)

後々のDX化を検討する際に、スマレジをメインにすると豊富な連携先のサービスが選べます。そのため、組み立ても簡単です。

料金無料〜
決済手数料Square決済の導入が可能(3.25%)
導入費用要問合せ
機能一覧自由度の高いカスタマイズが可能
レジ機能と売上分析機能
後々必要性に合わせて、プランアップする使い方ができる

まとめ

小規模飲食店であっても、キャッシュレス決済の導入は重要です。

どのキャッシュレスのサービスを導入するかは、最終的にはオーナーのセンスとやりたいことで選ぶのが良いと思いますが、この箇所はあまり悩まずに直感的に選ぶのが良いでしょう。

この手の記事は、20社以上のサービスを並べがちですが、選択肢が多すぎるため厳選しました。実際、飲食店が導入しているケースの多いレジアプリは、上記の3つに集約するため、どれかを導入すれば良いでしょう。

少しでも悩む時間を減らし、集客に時間やお金をかけれるようにしましょう。

集客のお悩みはご相談ください!

集客のかちプロジェクトでは、マーケティングやPRに直面する課題を解決するサービスを提供しています。

  • 専門的な技術を持っているスタッフがいない
  • 人材がいないため、施策を実行することができない
  • アイデアはあるけれど、方向性が正しいのかはわからない

集客のかちプロジェクトでは、なかなか手を回すことができない集客の課題を伴走型のコンサルティングで課題を整理し、業務を代行するサービスを行っています。集客・情報発信は、事業を成長させるためには最も重要な要素の1つです。先に進まずお悩みの方は、お気軽にご相談ください。初回は無料です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

目次