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CoCo壱番屋の漫画喫茶化の戦略は一体何が狙いなのか?

カレー

CoCo壱番屋は誰もが知っているカレー店です。このCoCo壱番屋が漫画喫茶化を推進しているとのことです。

近年のCoCo壱番屋は、増収増益をしており、過去最高の利益を叩き出すなど非常に好調な成績を叩き出しているようなんですね。

 実際にココイチに行った人は、店内に本棚が設けられ数多くのマンガが並んでいるのに気付かなかっただろうか。2010年頃からココイチでは、店舗の快適性向上を目的にマンガを設置し、順次拡充している。

既に5~6年をかけて全店舗の半分、約700店にマンガの書棚が導入されている。直近1年で200~300店に新規に設置されており、マンガを置く店が急速に増えた。(ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ

第一にアイドルタイムの対策

アイドルタイムとは、来店数が少ない時間帯のことであり、この場合はランチとディナーの間の3時〜5時の時間帯です。この時間帯は営業していても無駄であるため、ほとんどの飲食店は、人件費節約のため、閉店しています。

CoCo壱番屋はこの時間を営業しています。この間の集客のために、他のファーストフード店にはない戦略がこの漫画喫茶化の戦略というわけです。

 また、全店ではないが可能な限りコンセントを設置しており、モバイルワーカーやゲーマーに重宝されている。食べている間に充電でき、マンガを読んでくつろいでいるうちに、バッテリーが満タンになる。(ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ

最近では、ほとんどのファーストフード店がコンセントを撤収しています。おそらく、私のようなコーヒー一杯を頼んでコンセントで充電をしながら店内で仕事をしだす迷惑な顧客が多かったんでしょうね。顧客単価が安いため、回転が重要になります。

それに対して、CoCo壱番屋の顧客単価は高いため、カレーのファーストフード店というよりはレストランに近いわけです。「長くいれる、あのココイチなら充電もできる。」と分かれば、昼食の時間がずれた営業マンなどはココイチを選ぶでしょう。

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ゆったりした店内

 ココイチは10年掛けて、店舗の改装に取り組んできた。その改装が昨年5月に終了している。一番変わったのは、詰め込み型の店舗から、ゆっくりできるように隣の席との間隔を広くしたことだ。従来型よりも改装後の方が、5~10センチ座席の間が広くなっている。また、椅子の幅、テーブルの大きさもゆったりとさせており、体格のいい人でも座りやすくなった。

ささっとランチを済ませたい人でも、窮屈な店内を嫌う人は少なくありません。私もその一人で、特に某牛丼店Sのカウンターは非常に狭いため、1人でもカウンター席には座りたくない派です。

マクドナルドなどは最近になって手軽なランチのセットメニューを出しているなど行っていますが、CoCo壱番屋はこれらのファーストフード店から脱却するという道を選び、他が犠牲にしたゆったり長くいれるスペースに力を入れたことで、支持されているのでしょう。

デリバリーもやっていますし、我が家ではカレーのルウだけ購入して、家で米を炊くという利用方法をやります。いくらでも節約したい人も対象にできるカレーを専門にしているというのも良い点の一つです。

飲食店に求められることは、メニューの豊富さや旨さだけではありません。ゆったりしたい、節約したい、家で食べたいなどのニーズを形にしたのが独自の戦略に発展している良い例だとも言えるかと思います。

ちなみに、私はカレーはココイチよりも自分で作る派です(。。)

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  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。