飲食店

飲食業ではリスティング広告は効果はあるの?

ポイント

リスティング広告とは?

飲食業でリスティング広告が使えるのか?使えないのか?

飲食店を探す時に、Googleマップを含むGoogle検索を6割の人が活用したことがあると答えています。このことから、リスティング広告も集客に効果があると想定されますが、高い利益率が前提であるため、活用することは難しいです。

今回はリスティング広告について解説します。

リスティング広告は飲食業の集客に効果はあるのか?

飲食店の予約サービスを展開しているテーブルチェックが2021年4月に1100人を対象に調査した結果、Google検索を活用したことがある人は、全体の6割を超えている結果となっています。

つまり、飲食店探しでは、よく使われている方法としてGoogle検索が挙げられます。

しかし、「池袋 居酒屋」「新宿 レストラン」などの代表的な検索キーワードでは、Google検索の結果ページに露出できるのは、Googleマイビジネス由来のものに限られます。なぜなら、SEOに強いグルメサイトやキュレーションサイトが上位を占めているためで、1ページ目に公式サイトなどを表示させることは困難です。

そのため、リスティング広告が検討されます。

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、検索エンジンに表示させる広告の総称です。Google広告では、検索ネットワークといいます。

飲食店リスティング広告

リスティング広告の表示される箇所は、Googleマップなどが表示されているローカルパックよりも上、もしくは一番下の箇所になります。

リスティング広告はGoogle検索で最もアクセス数を獲得する方法とは有効な手段です。

クリック単価

表示順位が決まるのは、入札価格が影響します。

入札価格とは、表示させるためにはいくらまで出せるかという限度額です。Google広告をはじめ、広告は時価です。広告主が多ければ多いほど入札価格は上がり、誰も広告を出稿していないキーワードであれば、入札価格は安く抑えることができます。

Google広告の入札価格の目安は、Google広告のキーワードプランナーをみることで調べることができます。入札価格は、クリック単価とも呼ばれ、1クリックで費用が発生します。

飲食店でリスティング広告を活用する店舗が少ない理由とは

さて、本題です。これだけ優れているように見えるのに、リスティング広告を使おうという飲食店はかなり少ないです。

  • 飲食業の利益率は低い。
  • グルメサイトが優先になっている。

飲食業の利益率は低い。

リスティング広告を活用する前提として、高い利益が見込まれなければなりません。飲食業の場合、予約の組客数が安定しないこともあり、常時活用できる集客方法ではありません。

グルメサイトが優先になっている。

飲食店では、グルメサイトへの出稿が優先になっています。これは、Google検索よりも多い人がグルメサイトを参考にしているためです。

また、グルメサイトでは固定費のほかにWeb予約時に送客手数料を負担する必要性があり、どの程度の費用がかかるかわからないため、成果が不確定な新しい広告に出稿しづらいことが挙げられます。

飲食店でリスティング広告を活用するための条件とは?

忘年会・新年会などの予約に絞り込む

リスティング広告では、まとまった広告費が必要で、見返りになる利益も望まれなければなりません。

組客数が安定して多い忘年会・新年会の予約であれば、グルメサイトの競争も激しくなるため、リスティング広告を選択肢もありえます。

利益率・サービス料が高い飲食店

リスティング広告の出稿は、利益率が高いことが前提になるため、飲食業の中でもサービス料や利益自体が高い業態であればリスティング広告は有効です。

例えば、高級レストランや比較的単価の高い居酒屋での集客には活用できます。

リスティング広告の出稿には何が必要?

リスティング広告の出稿には、Webサイトが必要です。また、Web予約に活用できるシステムやフォームが必要になります。

リスティング

スマホで閲覧される可能性が高いので、上記の画像のように固定フッターを最低限用意する必要性もあります。

Web予約システムにグルメサイトを活用すると、送客手数料がかかります。食べログ、ぐるなび では1人220円、ホットペッパーグルメでは1人55円がリスティング広告の広告費以外にかかります。そのため、望ましいのはフォーム予約です。ただし、幹事にメリットがなければなんのメリットもありませんので、ポイントに変わる商品券などは用意しておいた方が良いでしょう。

まとめ

リスティング広告は、クリック単価による入札制であるため、利益率が低く、グルメサイトへの出稿を優先する飲食業とはあまり相性が良くありません。

しかし、競争が激しいエリアでは、ホットペッパーグルメなどはプラン依存の検索アルゴリズムを採用されているため、逆にリスティング広告を採用した方が集客できる場合もあります。

リスティング広告をかける際は、忘年会や新年会の検討シーズンなどに出稿し、事前の予約を獲得するようにしましょう。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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