SocialDogとは?X(Twitter)の運用効率化ツールの使い方

X(旧Twitter)では、フォロー&リポストキャンペーンなどのキャンペーンを行うことで、フォロワーを効率良く獲得した上で、特定のポストの表示回数を格段に伸ばすことができます。これらのキャンペーンは、管理ツールがないと運用することができません。そこで、一般的に活用されているソーシャルメディアの管理ツールSocialDogを解説します。
SocialDogとは?
SocialDogは、Xのマーケティングのためのオールインワンツールです。このツールは、運用、効率化、自動化、分析、アカウント管理といった多様な機能を網羅しています。
具体的には、高度な投稿管理機能でスレッドや動画、画像の予約投稿が可能です。また、ソーシャルリスニング機能で@ツイートや自社のブランド名、URLを含む口コミ投稿を自動収集し、一覧で確認できます。これにより、エンゲージメントを高めるだけでなく、効率的にきめ細やかなコミュニケーションが可能になります。
アカウント分析機能でフォロワー獲得分析や投稿分析が行えるため、休眠状態のフォロワーを判別したり、フォロー&リポストキャンペーンを実行することができます。

- Xキャンペーンの実行が安価でできる(Businessプラン)
- Xの高度な運用が実行できる
- ソーシャルリスニングで口コミの管理も簡単にできる

SNS運用ツールSocialDog
評価:
Xの予約投稿やフォロー管理、ソーシャルリスニング機能で口コミの管理もできます。 Businessプランを使うことで、Xキャンペーンの施策の実行ができます。
SocialDogの機能・使い方
X(旧Twitter)キャンペーン
Businessプランのみの機能です。
SocialDogのXキャンペーン機能は、ビジネスを広めたり新しいファンを見つけたりするための便利なツールです。この機能を使えば、どの曜日や時間に投稿すると反応が良いかが分かります。さらに、話題になりやすいハッシュタグも見つけられます。参加者のデータは簡単にダウンロードでき、いいねやリポストをした人たちのリストも手に入ります。これで、キャンペーンの効果をしっかり測って、次回に生かすことができます。
フォロー&リポストキャンペーンの方法
SocialDogを使ってフォロー&リポスト(リツイート)キャンペーンを実施するには、以下の手順を参考にしてください。
- キャンペーン設定: SocialDogの「投稿への反応」機能を使います。この機能はBusinessプランで利用可能です。
- データ取得: 「投稿への反応」を「オン」にすると、その後の投稿からデータが集められます。
- 当選者選出: 投稿一覧からキャンペーン対象の投稿を選び、「フォロワーのみ」にフィルターをかけます。
- 抽選: 「抽選」をクリックし、条件に合ったユーザーから当選者を選びます。当選者数を入力し、「当選ユーザーをCSVダウンロード」をクリックします。また、抽選では、懸賞目的にしているアカウントやアダルト関連のアカウントを除外する機能もあります。
注意: SocialDogにはDM機能がないので、当選者にはTwitterのDMで連絡をします。
アカウント分析機能
SocialDogのアカウント分析は、Xの効果をはっきりと把握するための便利な機能です。フォロワーとフォローの数の変動は基本情報として提供され、さらに「いいね」やリポストなどのエンゲージメントも詳細に調べられます。
フォロワーの増減のタイミングや、彼らが何に興味を持っているかも分かります。この情報を使って、どの投稿が効果的で、どのターゲットに焦点を当てるべきかが明確になります。
高度な管理機能
SocialDogの投稿管理機能は、Xの運用をラクにしてくれます。事前にポストを作っておいて、指定した時間に自動で投稿できます。リポストも予約できます。さらに、ポストにリプライをつなげて投稿する「スレッド」も簡単に作れます。ハッシュタグも賢く選べるので、多くの人に見てもらえる可能性が上がります。カレンダーで投稿予定を見ることができ、Googleカレンダーとも連携できます。ポストの反響も分析できるので、次回の投稿計画に役立ちます。
フォロー管理
SocialDogのフォロー管理機能は、Xでのフォロー・フォロワーの管理を簡単にします。新しくフォローしてくれた人や、まだフォローバックしていない人、投稿を長い間していない非アクティブユーザーなど、一目でわかるようになっています。特定のキーワードを使っている人も探せます。データはダウンロードできるので、大量の情報も手に入ります。
ソーシャルリスニング機能
SocialDogのソーシャルリスニング機能は、X上での会話やトピックをしっかりとキャッチできます。特定のキーワードを自動で集めてくれるので、自社製品やサービスに対する反応を瞬時に把握できます。さらに、高度な検索オプションと多機能なフィルターがあり、必要な情報だけをピンポイントで探せます。通知機能も充実しており、Slackやメールで新着情報を受け取ることができます。この機能を使えば、顧客の声を効率よく集めて、マーケティングに活かせます。
ソーシャルリスニングとは、ソーシャルメディア上での会話やトピックを監視し、分析する手法です。具体的には、特定のキーワードやブランド名、製品名などに関する投稿を自動的に収集して、それらの情報からユーザーの意見や反応を把握します。
(いわゆるエゴサーチから情報を収集し、分析すること。)
SocialDogの料金プラン
SocialDogのプランは、Lite+、Pro、Businessの3つのプランがあります。


いつでもやめることができる月単位の契約よりも1年を前払いする年間払いの方が、最大25%安くなります。
月額 | 年間払いの場合の1月あたりの費用 | |
---|---|---|
Lite+ | 1,280円 | 980円 |
Pro | 5,980円 | 4,980円 |
Business | 19,800円 | 14,800円 |
SocialDogは無料でも使うことができる?
以前は無料プランであるLiteプランがありましたが、XのAPIが有料化したことで、2023年7月末に終了しました。現在は、上記の3つの有料プランの7日間のトライアル期間のみ無料で使うことができます。
有料プランの違いは?
Businessプランでは、SocialDogの機能をすべて活用することができます。また、 BusinessプランとProプランの違いは以下の通りです。
- キーワードモニター: Businessプランでは10件、Proプランでは5件のキーワードをモニターできます。
- 分析可能期間: Businessプランでは無制限、Proプランでは2年までのデータを分析できます。
- 複数ユーザーでの管理: Businessプランでは最大50人での管理が可能ですが、Proプランではこの機能はありません。
- 使えない機能: Xキャンペーン(投稿への反応や抽選)複数ユーザーの管理 投稿分析 投稿曜日・時間帯別分析 メディア分析 ハッシュタグ分析
Lite+プランは、高度な予約投稿(予約件数は30件)と高度なフォロー管理機能(分析可能期間1年)と運用に必要な最低限の機能に制限されています。個人のインフルエンサー向けの機能といえます。
SocialDogの申し込み方法
SocialDogでは、初めて申し込む方には7日間の無料トライアルがあります。
この期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。無料トライアルが終わると、登録したクレジットカードに自動で料金が請求されます。月額払いと年額払いの2つのオプションがあります。無料トライアル期間中にプラン(Lite+プラン、Proプラン、Businessプラン)や連携アカウント数、契約期間を変更することも可能です。
ただし、無料トライアルは1チームにつき1回限りです。請求はクレジットカードまたは請求書で行われます。
また、無料トライアルの期間中は、機能の制限がありません。

SNS運用ツールSocialDog
評価:
Xの予約投稿やフォロー管理、ソーシャルリスニング機能で口コミの管理もできます。 Businessプランを使うことで、Xキャンペーンの施策の実行ができます。
SocialDogの解約方法
SocialDogの有料プランはいつでも解約可能です。
解約のタイミングは、無料トライアル中とそれ以外で異なります。無料トライアル中は解約後すぐに機能が制限され、それ以外の場合は次の更新日に制限がかかります。
- クレジットカード・請求書払い: 「プラン/お支払い」から「解約」を選び、指示に従います。
- Apple ID決済: iPhoneの「設定」から「サブスクリプション」を選び、「SocialDog」をタップして解約します。
返金は一切行われません。詳細は「プラン/お支払い」の請求情報で確認できます。
まとめ | Xの集客をSocialDogで効率的に。
Xを使った集客では、興味関心の高いポストやフォロワーの獲得を継続的に行なっていくことが重要です。
SocialDogでは、ポストの分析やソーシャルリスニングでターゲットが興味を持っていることも分析可能です。また、フォロー&リポストキャンペーンを運用するために最低限必要な機能も備わっていますので、フォロワーの獲得に幅を広げることもできます。
Xは、情報収集を積極的に行なっているユーザーが多いので、特定の分野で情報発信力の強いアカウントを育成できると、集客だけではなく、採用にも良い影響を与えることでしょう。