集客

小売店の集客方法とアイデア捻出の基本

現在の小売店では、Amazonや楽天市場などから簡単に商品を購入できてしまうことから、集客には強い動機付けが必要になります。

特定の目的であればとりあえずその店舗に行こうと思われるようなブランディングを行い、差別化は品揃えやサービスで付加価値をつけていきます。

また、既存顧客でも、引っ越し、病気、多忙などの理由で来店ができなくなることがあります。この対策としては、通販システムを導入して購入できる状況を作り出します。

小売店の集客の基本とは

小売店の集客は、戦略によるところが非常に大きいです。例えば、最寄品を主に取り扱うスーパーの業態では、行きやすさが最重要視され、商圏は近隣に限定されます。それに対して、業務品や取り扱いの少ない上位モデルを主に取り扱っている専門店では、商圏は大きくなります。

近隣の客層、特に世帯構成や収入が顧客獲得に大きな影響を与えます。また、利便性の高い大型のショッピングモールや価格の面で集客力が高いアウトレットモールが近隣にある地域では、客足が吸収されがちの傾向があります。この場合も独占取引のある商品やオリジナルブランドなどの強い誘因が必要になります。

そして、集客の基本として、店舗の存在を知ってもらう必要があります。特に専門店であれば、用途で商品を検索していることが多いため、Webサイトに力を入れます。そして、顧客ニーズが一致しているけれど、移動手段がない人向けにオンライン取引の手段を持ちます。

小売店で活用される集客方法とは

小売店であれば、次の媒体を供給および運用できる体制があると、集客力の高い店舗作りを行うことが可能です。

チラシ

チラシは、ポスティングすることで地域の人に直接的に情報を伝えることができます。印刷やポスティングは、現在では簡単に配布地域まで設定した上でインターネットで準備することができます。

そのため、配布するためのチラシを素早く作成することができれば良いでしょう。

Webサイト

Webサイトは、店舗の自己紹介のために作成し、取り扱い商品の魅力をコンテンツとして掲載することで、検索経由で顧客を呼び込みます。そのため、小売店のWebサイトではSEO対策を実施した方が、新規顧客を獲得することができます。ページを専門的な知識がなくても追加することができるCMSが組み込まれていることが前提です。

CMSとは、Webサイト管理をするためのシステムのことで、代表的なCMSは、WordPressです。

Googleマイビジネス

店舗であれば、GoogleMaps内の検索で表示されることもあります。GoogleマイビジネスでGoogle内に店舗の紹介ページを作成することで、Google検索やGoogleマップ検索にて店舗を検索されやすくすることができます。

店舗の基本的な情報の他に、取り扱い商品を登録する機能や最新情報を表示するSNS機能もあります。

SNS

TwitterやInstagramでは、情報収集のために利用している人が少なからず存在します。SNSを活用して、取り扱い商品の魅力を伝えることができれば、新規来店のきっかけ作りをすることもできます。

外国の人であれば、Facebookを活用している人も多く、Facebook広告で新規顧客の集客を行ったこともあります。

メールマガジン・LINE公式アカウント

集客は、再購入を促進することで売上を大きく向上させることが見込めます。

日本では、メッセージのやり取りを行うのには、メールかLINEが一般的です。メールアドレスはスマホを保有している人は全員保有していますし、LINEは月間アクティブユーザーが8,800万人に到達しています。

主に、最新商品やイベントの情報を既存顧客にメッセージ配信することが目的で活用します。

通販サイト

通販サイトを小売店が活用するのには2つの目的があり、新規顧客をオンラインで獲得することと既存顧客の顧客離反を防ぐ目的です。

通販で新規顧客を獲得する目的であれば、Amazon出品サービスや楽天市場などに出店することも選択肢として加味されます。通販サイトを作成しただけでは、新規顧客はアクセスする方法がありませんので、増客に効果がありません。必ず、広告の出稿をセットで考えます。

また、実店舗では、引越しや離職などが理由で生活圏が変化し、顧客離反を起こすことがあります。通販サイトを用意することは、その顧客離反の要因を潰すことに直結します。

通販サイトは様々なシステムで作成可能ですが、POSレジとしても利用可能なShopifyを活用することで、通販サイトと実店舗区別なく取り扱いをすることができます。

Youtube

Youtubeチャンネルは専門店ほど運用に効果があります。

商品が売れない原因は、その商品の効果と商品名が一致していないことにもあります。専門店では使い方がわからないものも多く、自店舗の商品の使い方を動画で紹介することで、新規顧客の獲得、既存顧客の再購入どちらにも繋がります。

小売店の集客のアイデア捻出の基本

小売店の集客のアイデアの捻出自体は難しいことではありません。

結局、なぜ買い物をするのか、そして買い物をしないのはなぜなのかの原因に対して、解決策を提示するだけです。

特定の商品群だけを集めた展示会の開催

例えば、ペルシャ絨毯だけを集めた展示会を開催します。イベントの扱いになるため、ペルシャ絨毯とはなんなのかについて興味がある人は店舗に足を運びます。

使い方がわからないものの解説

スーパーの対面販売では、食材を調理して提供を基本としています。直接味を知ってもらう目的もありますが、簡単な調理方法で美味しく食べることができることを知ってもらえます。

前出のYoutubeチャンネルを解説し、使い方に関する動画を用意し、各商品にその動画を閲覧することができるQRコードを用意すれば付加価値になります。

まとめ

多様化しているため、無数の集客方法がありますが、その基本は、欲しい人に欲しいものが店舗に来店することで手に入ることを伝えることです。

小売店が集客できない原因は、欲しいものがおいてあるのかわからないことにあり、店舗の存在も十分に浸透していないことにもあります。

想定される顧客ニーズに対応するコンテンツをWebサイトに充実化させ、認知度を拡大する戦略を取りましょう。

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小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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