X(旧Twitter)の過去の投稿を一括削除するTweetDelete

Facebookには、公式で過去の投稿を一括削除する方法がありますが、X(旧Twitter)の過去の投稿を一括削除する機能が公式では用意されていません。
今や、企業の採用活動で、応募者のSNSをツールなどでチェックするのは一般化しているため、自分も把握していない過去の投稿で、不採用などになることもありうる話になりました。また、選挙に立候補する際も、過去の投稿が原因で炎上騒ぎになることもあります。
そこで、Xで過去の投稿を一括で削除する方法について紹介していきます。
X(旧Twitter)の過去の投稿を一括で削除する方法とは?
過去のTwitter時代には、APIを無料で提供していましたので、黒歴史クリーナーなどのサービスを使うことで、無料で特定アカウントの過去のツイートを一括削除することができました。
しかし、現在のXは、APIが有料であること、公式で過去の投稿について一括削除する機能を用意していないことから、無料で過去の投稿を一括削除するためには、アカウントの削除しか方法がありません。
ただし、有料のサービスを使うことで、過去の投稿を時間をかけて一括削除することができます。今回は、TweetDeleteを解説します。
X(旧Twitter)の過去投稿を一括削除する手順
Xの過去投稿を一括削除するためには、下準備と時間が必要です。一気に削除すると、削除行為自体がガイドラインに違反してしまうため、アカウントの凍結の原因になってしまいます。
また、過去投稿を一括削除する際は、以下の注意点があります。あくまで、ツールの使用は自己責任です。
- 一度削除した投稿は復旧ができない
- 一括削除する時期によって、アカウントが凍結されてしまう可能性がある
- 獲得したいいねなどのエンゲージも初期化される
- 投稿が数万に及ぶと、削除に時間が数日かかる
また、過去投稿の削除は、アカウントを残したい時に使うものです。フォロワーが極端に少なかったり、特に特定の人とのコミュニケーション方法がXに限定されていない場合は、アカウントの削除を選択した方が良いでしょう。

TweetDeleteには、3つのプランがありますが、月々払いのプレミアムを選択します。もし、プロプランを選択すると、大容量の削除機能に制限がかかるため、その月のうちに全ての投稿を削除できません。
支払いは、GooglePayやPayPalを利用することができます。

過去の投稿の一括解除には、Xが提供するアーカイブが必要です。
該当のXにログイン>もっと見る>設定とプライバシー>アカウント>データのアーカイブをダウンロードを選択します。
この時に、パスワードおよび本人確認のSMS認証があります。
もし、スマホのSMSにXからの通知が来ない場合は、契約しているキャリアのSMS設定から、「海外からの受信を拒否する」設定をオフにしましょう。数時間後に、もう一度試してみると、通知がくるはずです。(Ymobileなどは、海外からの受信を拒否する設定になっているので確認が必須)
データのアーカイブの作成をリクエストします。そこからアーカイブを作成するのに時間がかかります。私の場合は、4万件で24時間程度かかっています。

TweetDeleteにログインし、メニューからアップロードを選択します。上記で入手したアーカイブのzipフォルダをそのままドラッグしてアップロードしてください。
この際に、ファイル容量が大きいと、アップロードが失敗することもあります。そのため、他の作業とマルチタスクせずに、アップロードができるまで見守ります。

次にメニューからツイートを選択します。その後、ツイートを削除するを選択すると、過去の投稿の削除タスクが起動します。
ブラウザを閉じても、アーカイブにある投稿が全て削除されるまで、タスクは続きます。
特定のキーワードを含む投稿のみを一括削除したい場合は、単語やフレーズを検索し、ツイートを削除を選択します。
解約は、メニューからアカウントを選択し、キャンセルプランを選択すれば手続きができます。
フォロワーの管理はSocialdog
過去の投稿の整理と同様に、アカウント管理の中ではフォロー管理も重要です。特に、Xは複数のアカウント作成が許されていることもあり、フォローしているアカウントやフォロワーが非アクティブになることもあります。
非アクティブ率が高まると、エンゲージ率が低下します。これにより、インプレッションなどに悪影響を及ぼす可能性があります。
非アクティブアカウントの特定は、Socialdogを使うことで特定することができます。フォローしている人、フォロワー両方から非アクティブなアカウントを特定し、定期的に解除していきましょう。

SNS運用ツールSocialDog
評価:
Xの予約投稿やフォロー管理、ソーシャルリスニング機能で口コミの管理もできます。 Businessプランを使うことで、Xキャンペーンの施策の実行ができます。7日間の試用期間があります。