クーポンとは?集客・販売促進に使うメリットとデメリット

クーポンを使った集客のアドバイスを求められることがあります。

結論からいうと、クーポンは依存してしまうと客質を悪化させてしまう可能性がありますので、利用には注意を払いたいところです。

クーポン系のサービスには、1円でも安い金額でサービスを提供する業者を探す値引きハンターと呼ばれるユーザーが多数存在します。彼らは、2度目の来店をしない傾向にあることから、集客しても利益を回収することが望めません。また、慢性的にクーポンを発行すると、実質的な値下げになってしまい、利益が減少してしまいます。

目次

クーポンとは?

クーポンとは、フランス語で「切り離す」という意味の単語で、もともとは「切り離して使用する切符や券」を指す言葉です。 そのため、かつては交通機関の回数券や宿泊券などもクーポンと呼ばれていました。 今では、店舗や企業のマーケティング目的で用いられる割引券や優待券などを指すことがほとんどです。

現在のクーポンは、LINE公式アカウントや公式アプリを使って配信されていることが一般的で、有効期限を設定することができます。また、誕生日などの記念日を登録することで、それぞれに設定したクーポンを配信し、機会損失を防ぎます。

ただし、世の中にはクーポンを発行していない店舗が多数存在します。これらの店舗は、儲かっていない、繁盛していないというわけではありません。

明確なコンセプトを掲げており、ターゲティングが明確な店舗では、顧客が魅力的価値を十分に理解しています。常時、客入りが良い状況にすることは難しいため、クーポンを配信できるSNSなどのコミュニケーション方法は、どの規模でも持っておいて損はありません。

クーポンを集客に活用するメリット

クーポンを利用するメリットとしては、目的のタイミングでの来店や購入を促すことができます。例えば、クーポンをLINE公式アカウントや公式アプリの登録者向けに配信するのにコストはほぼ無料です。有効期限を設定することで、その間の販売促進につながり、利益を増やすことが期待できます。

クーポンを集客に活用するデメリット

クーポンを常時発行すると、クーポンがないと来店しないようになってきます。クーポンを使った後の金額が顧客の中では、通常の価格になり、だんだんクーポンの効果が落ちてきます。

クーポンを常時発行するのではなく、限定商品やウェブチラシなどを組み合わせて、クーポンを慢性化しないことがとても重要です。

クーポン誌への広告出稿で気を付けることとは?

クーポン誌は、その媒体の運営企業が同じノウハウで加盟店を横並べにしています。そのため、一社一社の明確な違いを判断することが非常に難しく、結果最終的に参考にするのは、価格になりがちです。

また、安さを求める顧客は、安さにしか反応しません。ここで集客を覚えると、最終的に安さの競争で競い合うことにもなりますし、広告費の高騰化にも繋がり、利潤が小さくなります。

顧客単価を上げる必要性があるのに、客質が悪いため上げることができない、そして値上げをするとそれらの人は再購入しなくなります。

業種別のクーポンの使い方とは?

美容室のクーポンの利用例

美容室など、サービスが主体であり、顧客側が試さないとしないと判断がつかないというのが本音でしょう。トライアルを行うことで、そのサービスの良さを理解するため、トライアル料金でのトライアルの実施をクーポンで認知させます。

この時、LINE公式アカウントやメール配信などで顧客に送信できる環境づくりが必要になります。リピッテビューティーのようにウェブ予約システムを導入するのが良いため、LINE公式アカウントを導入することがおすすめされます。おともだちを増やすために、値引きクーポンを付与しておくと登録を促すことができます。

飲食店のクーポンの利用例

飲食店では、慢性的にクーポンを配ってしまいがちです。来店頻度がとても重要になるランチタイムの営業であれば良いのですが、ディナータイムの営業では来店頻度をそこまで上げることができないため、クーポンの慢性的利用は避けます。

客質の劣化に繋がるため、クーポンは特別なタイミングに限定することをオススメします。記念日機能などを活用し、顧客のタイミングでクーポンを発行できるようにすると、そのタイミングでの来店動機を作ることに繋がります。

小売店のクーポンの利用例

小売店では、来店のきっかけを作ることを意識します。クーポン発行は「5,000円以上購入したら500円を値引きする」などが多いです。しかし、ほとんどの場合では、クーポンの使用は、特に在庫処分をしたい商品が中心になり、集客の手段として主軸なのは、ウェブチラシです。

クーポンを用意する方法とは?

クーポンを用意する方法としては、以下の3つがあります。

レシートで一緒に発行する。

会計時にレシートを印字します。スマレジなどのPOSレジを導入することで、レシートのフッターに印字することができます。POSレジでできることは、「クラウドPOSレジ「スマレジ」|ホワイトペーパー「POSレジの教科書」(株式会社スマレジ提供)」で学ぶことができます。

この方法は、レジにクーポンが連動しているため、クーポンが提供された時の手間が一番かかりません。

チケットを用意する。

いわゆる切符方式のクーポンを用意する方法もあります。基本的には、自作が可能ですが、大量に配布するのであれば、ラクスルでチケット印刷をする方法があります。

LINE公式アカウントで配布する。

スマホ同士のメッセージのやりとりは、現在LINEを活用することが一般的です。この時には、LINE公式アカウントを開設する必要があり、その後におともだちを集めます。おともだちの集め方は、来店時に顧客に直接お願いすることもありますし、LINE広告を活用し、商圏を設定しておともだちを増やす方法もあります。

LINE公式アカウントの機能で、期間を設定したクーポンを配信することができます。

【まとめ】来店の動機を考えよう。

安いから来店する人を対象にしていれば、一生エブリデーロープライスの体力戦から脱却することができません。

重要なのは、「なぜ来店するのか?」であり、顧客が来店したいと思うようになった経緯です。それを世の中では、ニーズと呼び、そのニーズに着目した魅力の開発が、いわゆる顧客志向の考え方です。その上でクーポンを活用するのは効果があります。

クーポンの利用用途は、来店や購入を促進することであり、閑散期に合わせて有効期限を設定すると、その間の売上アップに効果があります。クーポンの発行方法は、レジの印字、切符型のクーポンの発行、LINE公式アカウントなどがあります。クーポンの配布数が集客に苦戦している時には減ってしまうため、LINE公式アカウントで発行することがおすすめです。

世の中のニーズは、二極分化しています。一つは、安さや手軽さ。もう一つは、安心と安全及び品質。中間層を強く求める人は年々減少しています。

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