カフェの集客に効果的な方法8選

カフェはコーヒーを楽しむために訪れるという顧客も少なからず存在はしますが、ほとんどの来客は目的が明確です。

マクロミルのカフェに関する調査によると、カフェはくつろぎや休憩の場であるという認識の人が、67%を占めています。また、ドリンクの充実が73%求められており、今後求められることとしては、価格の低下を60%求められています。

しかし、このアンケートを真に受けると、顧客単価が安く、組あたりの客数が2〜3人のカフェでは売上を上げることができません。家賃もカフェだからといって、居酒屋よりも安くなるわけでもありません。それらも加味して、勝負できる単価を用意することが重要です。

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目次

カフェの集客は立地で決まるのか?

カフェは来店が必要な店舗ビジネスです。そのため、市場(商圏内のお客様になってくれる可能性がある人の数)の影響は強く受けます。どのような集客方法を活用したとしても、来店に至るのは、その地域を行動圏にしている人々です。

例えば、ビジネス街では、休憩にカフェを活用する人も多いですし、仕事の打ち合わせに活用する人も増えています。そのため、メニューの豊富さはもちろん、滞在しやすい空間が求められます。これがハイキングコース中のカフェになると、コーヒーの美味しさや栄養価の高い食事も取れることがカフェに求められてきます。

カフェの開業には、これらの顧客ニーズを満たすことができる空間、つまり面積もある程度は必要になってきます。どうしても飲み物が主体になるため、顧客単価を上げづらいこともありますし、滞在時間も長いため、客数が必要になってきます。そのため、家賃が手頃なロードサイドに広く作られているカフェもあります。

予算に制約がある時は、テイクアウト限定の店舗にする選択肢もあります。この場合は、昼の時間帯の人口が多い立地ほど集客が簡単になりますのでビジネス街ほど集客は簡単になります。

立地を確保することができない時は、移動店舗を開業する方法もあります。ただし、必ずしも良い出店機会のみに恵まれるわけではありませんので、安定した売上を期待するのは難しいです。

カフェの集客を考える上で重要なこととは?

カフェの集客に限ったことではありませんが、魅力的な情報あってこその新規集客ですので、何が魅力的な情報に該当するのかを明確にする必要があります。

マクロミルの2002年(約19年前)の調査では、ドリンクの充実、価格、入りやすさ・親やすさ、商品の品質、外観・インテリアをカフェを選択する時の重視点として取り上げています。

図は20%以上のものを抽出しました。うち、禁煙席があるは、現在の状況に即していないため、除外。

現在は、スペシャリティーコーヒーのブームやスターバックスのように価格ではなく空間で勝負をしている店舗が人気であることから、当時の重視点からは若干の変更があると思われます。

魅力的な情報とは求められる情報のことを意味し、これらの重視点に即した情報であることになります。これらに内装や充電ができるなどの設備、決済方法の充実さが魅力的な情報に該当します。

カフェの集客に効果的な方法とは?

集客方法は、その地域でカフェを探している、利用したいと思っている人に対して、発見してもらいやすくするための対策が重視されます。

1.ポスティング広告で周辺の認知度を上げる。

まずは地域の人々に存在を知ってもらうことを優先します。ポスティング広告はチラシを直接投函しますので、情報が確認される割合が最も高い集客手法です。

チラシにはお店の売り、空間、テイクアウトの有無、どこにあるのかを分かりやすくまとめます。

ポスティングのやり方は、自分で配布する方法でも良いですが、自分の時間を使ってしまったり、部数を配布することが難しいことから、ポスティング業者を活用するのが良いでしょう。

カフェであれば、反応率は1%程度になります。そのため、100部配布して1組の集客があるかないかです。欲しい集客組数の100倍配布します。

2.看板を道の直角に配置する。

飲食業ではお店選びの理由に、「理由なし」が約40%存在します。これは、通りすがった結果、タイミングがあった来店です。例えば、ドライブ中に小腹が空いた時、次に目にした店舗に入店したいと思います。

つまり、この40%の人々にとっては、入店したいと思ったタイミングで店舗の存在が目に入ることが重要です。

看板の設置も人通りの多い道に対して、直角に設置しなければなりません。これを並行に設置してしまうと、通りすがった時に振り向く必要があり、気がつかれる確率を下げてしまうことになります。

3.GoogleマイジビネスでGoogleマップ検索対策を行う。

地図アプリの中で、最もシェアが高いのがGoogleMapsです。このアプリは近隣の生活でよく使う店舗を検索させるデザインをしているため、周辺の店舗を検索する用途でよく活用されるようになっています。

Googleマップ検索結果

Google検索でも検索上位になることで新規顧客の獲得につながります。つまり、関連したキーワードで上位表示されやすくなれば、自然流入による集客が増加することになります。

Googleマップ検索の対策をMEO(マップエンジン最適化)といいます。この対策には、距離・知名度・関連度の3つが重要とされています。

詳しくは、「MEO対策とは?Googleマップ検索エンジンを活用して露出を高める手法」を参考にしてください。

4.SNSで話題になるメニューを提供する。

SNSは現在では集客の基本のような取り扱いをされていますが、運用方法を間違えると全く集客効果を得ることができません。

SNSでは、「フォロー関係にある友人がポスト」したことをきっかけに店舗の存在を知る人が多いというデータが様々な調査結果で出ています。

つまり、思わずみんなに伝えたいコンテンツをカフェメニューやサービスに用意することで、SNS上の会話のネタとして伝搬し、口コミに繋がるということです。

例えば、超山盛りのフルーツまでのっているかき氷は、最近ではどこでも見るようにはなっていますが、Instagramに掲載しやすいメニューです。

スペシャリティーコーヒーで器に特徴を持たせることで、Twitterなどでは、写真付きで美味しいコーヒーと出会いましたなどのポストがしやすくなります。

SNSで集客をするためには、メニューで会話のネタを作ることを強く意識します。

5.Twitterで近隣のスポット名を検索するし、フォロワーを増やす。

SNSで情報を一生懸命発信しても、見込み客に見られていないのであれば意味がありません。そのため、行動圏にある人を狙ってフォロワーを増やす必要があります。

検索キーワードでは、観光スポットではなく、近隣の人々に人気のお買い物スポット、飲食店などで検索すると良いでしょう。

それらをポストしている人は、行動圏が近隣である可能性が高く、フォローして相互フォローの関係になりましょう。

6.Facebook広告を活用する。

Facebook広告は、InstagramとFacebookを対象にして広告を出稿することができます。

魅力的なメニューの画像を用意することで活用することができることや広告の範囲を詳細に設定することが特徴で、店舗集客では使い勝手の良いオンライン広告です。

いいねをつけたアカウントは、近隣の人々である可能性が非常に高いため、フォローを求めることで近隣の見込み客のフォロワーを獲得することができます。

7.近隣の人気の他業種の店舗にクーポン券を置く。

これも効果の高い集客手法です。

例えば美容室やマッサージ店にクーポン券をおいてもらうことで、施術終わりに来店してもらえる可能性が高いです。

8.キッチンカーを用意する。

ランチを提供している店舗であれば、近隣の大きな催事に参加するのも良いでしょう。

キッチンカーの有無は、実はその場で調理が必要なのかそうではないかの差があり、例えば、特製サンドをその場で作るのであれば、キッチンカーが必要です。

尤も、これは立地が悪い時の対策であり、催事の集客に強い影響を受けてしまうため、作為的に売上を伸ばすことが難しい方法でもあります。

カフェの集客は戦略性が非常に高い。

良い立地を確保さえできれば、メニューの充実化や付加価値になるサービスの充実化に専念できますが、その分だけ固定費も大きくなるため、売上アップに力を入れる必要性があります。

なかなか良い立地を確保できないことや固定費が大きいこと自体リスクでもありますので、テイクアウトのみの出店なども検討項目に入ります。この時は、ドライブスルーでの提供を検討しつつの立地候補選びになります。

いわゆる立地の悪さを解消し、集客するのは非常に難しいです。それだけの集客を可能とする要因がカフェに必要となるからです。

立地によって、業態に強い影響が出ます。これを間違えてしまうと、顧客がなかなか来ないことに焦ってしまうことが多くなりがちです。

最終更新日 : 2024年4月6日

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