ホームページ制作での失敗を避けるためには?

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IT導入補助金でホームページを制作する場合は、明確な目的が必要になりましたし、小規模事業者持続化補助金を利用する場合でも、何も考えずにホームページを制作してしまうと後々のマーケティングの歩みを止めてしまう可能性もあります。

ホームページの制作を検討する前にやっておいた方が良いことをまとめました。

目次

1.ホームページ制作でよく失敗してしまうこと

まずは、ホームページ制作で失敗してしまうことを説明します。これは、後々後悔してしまうことをピックアップすることで、後悔のないホームページ制作の選択肢を選べるようにするためです。

1-1.制作費の支払い期間を長くしてしまう。

ホームページの制作費を分割にするため、リース契約を結ぶ場合があります。毎月の支払いを最小限にするため、数年単位での契約を結ぶ事業者もいますが、残念ながらホームページを制作しただけでは成果が出ないことが多いですし、事業も数年持つかわかりません。

ホームページの制作費用は高ければ高いほど良いわけではありません。もし、支払いが高額である場合は、ホームページの制作費のみなのか、コンサルティングを含んでいるものなのかをしっかり見る必要性があります。

1-2.更新が思うようにできない。

ビジネスも変化するわけですから、発信する情報も増えたり変わったりするのが当たり前です。リース契約をしてしまったホームページに特に言えることですが、過剰なデザイン性を求めてしまったばかりに、更新できないホームページになってしまっていることがあります。

ホームページは制作した段階では、ほぼ成果は出ません。その後の運用の方で成果が出るものです。どのように運用するのか、つまり、誰がどのようにして運用するのかを明確にせずに、ホームページは制作できません。

1-3.目的が不明確である。

「集客する」「売上アップする」といったことは目的ではありますが、人の行動が不明確です。「誰がどうすることによって自社の売上が上がる。」というように具体的に定義しないと、一番重要なホームページの内容も適当になってしまいがちですし、構造に意味もなくなってしまいます。

1-4.セキュリティーやGoogleのアルゴリズムアップデートを考慮されていない。

WordPressがコンテンツの運用に便利ですが、デメリットもあります。例えば、オリジナルのテーマの開発をしてしまうと、WordPressのシステムアップデートに対応できない場合がありますし、Googleのアルゴリズムアップデートがあった時に、テーマを改良する必要性があるからです。もちろん、これには追加の費用がかかります。そのため、未だに常時SSL化されていないホームページもありますし、スマホ対応していないホームページもあります。

2.ホームページ制作を失敗しないためには?

2-1.コンサルタントに事前に相談する。

基本的に施策の素人が考えたことや商品を売りたいだけの営業が教えることでは的外れになるケースの方が多いです。そこは、中立的な立場で見ることができるWeb集客が得意なコンサルタントに意見を聞いてから判断するべきでしょう。

また、簡単にでいいので、コンサルタントに消費者行動に基づいたカスタマージャニーを作ってもらい、Web集客の全体図を把握しておくことも重要です。

2-2.「デザイン力」と「営業力」だけの業者は断る。

どの業者とは言いませんが、未だに数ページの画像をベースにしたホームページをアウトバウンド(アポ電)で契約を取り、クライアントに200万円のローンを組ませている企業もあるようです。残念ながら、今のWeb集客は内容面を圧倒的に見られるケースが多く、もちろんSEOなどの基本的運用の方が重要です。

基本的にアウトバウンドの場合、顧客獲得コストが高いため、価格もそれに合わせて高くする必要性があります。また、分割払いで発生する手数料もクライアント持ちになりますので、制作費が実物よりもかなり高くなります。

基本的にコンサルタントの紹介のWeb制作会社を選択するのが無難だと言いたいのですが、こういった会社は代理店制度も当然のように導入しています。私のところにも過去に悪質なサービスを提供する制作会社の代理店営業が来たことがありますので、この部分は冷静に判断する必要性があります。

仮に飲食店であれば、都市部の場合は、そのお金を広告媒体複数社に分散投資した方が回収効率は良いですし、地方であれば、そこまで高くない費用で制作をしてくれる企業も多いです。

2-3.「画像撮影費用」「管理システム導入費用」は込みで考える。

Web制作は、画像提供を基本としてしまいがちなのですが、反応率を上げるためには、実物をしっかりしたカメラマンに撮影してもらうことに越したことはありません。

また、記事の追加ができないHTML形式で作成してしまうと、実は運用コストの方が高くなります。そのため、管理システム導入費用は当然のように込みで考える必要性があります。最も有名なのは、ワードプレスですが、管理し、記事を追加できることが最も重要ですので、他の管理システムでも良いです。

ただし、工期が延長するのはよくはありません。また、オリジナルの開発は、後々の修正費用がかさみます。そのような類のことを言われた場合、「他社のテーマである◯◯をベースにした場合はどのくらいで作業が終わりますか?」と質問してみましょう。デザイン、コーディング、検証に時間が最もかかるため、テンプレートを導入することでその工期を短縮することができます。

2-4.「全部自分で構築できます!」も実は選ばない方が良い。

中には、ホームページ制作会社とのコミュニケーションが煩わしいため、全部自分で作成した方が良いと説明するWeb制作会社もいます。ワードプレスより簡単な形で、該当箇所に文言を埋め込むだけのオリジナルCMSの利用権利を販売している会社が該当します。

基本的にWeb集客の素人である可能性が高いわけで、全部自分でやるということは内容を構成する上での根拠も素人の体験談に基づいてしまいがちだからです。基本的には、Web制作は当然のこと、運用について十分に理解している会社を選択するのが良いでしょう。

2-5.採用検索エンジンに対応することも考慮した選択をした方が良い。

IndeedやGoogleしごと検索など、採用検索エンジンで仕事探しの一つの方法としてあげる人が増加しています。Indeedの月間利用者数は2018年初期段階で、2,000万人を超えています。

特にスタッフの採用がうまくいっていない企業では、人材採用の有効な手段でもあることから、後々施策として実施することを前提で考えた方が良いでしょう。

「IndeedとかGoogleしごと検索もやりたいんだけれど」と先に伝えておかないと、やり方を知らなかった場合、管理をしている業者と施策を運用する業者が分かれてしまいますので、一気に施策の難易度が上がるので注意が必要です。

まとめ

基本的にホームページ制作費用は、無理をしない金額で抑える必要性があります。制作費を延々と支払うローンは問題外です。制作は今後の対策のスタートにしかすぎませんので、マーケティングの全体図を描けていて、何を目的にホームページを制作するのか、制作会社が今後の施策に対して協力的であるのかは、事前に精査しておかないと後々後悔をしてしまいやすい箇所です。

Last Updated on 2019年6月8日

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