美容室の集客でダサい客しか来ない原因と対応策とは?

美容室のダサい客とは、単にスタイルの問題ではなく、クレーマーやコンセプトに全く合わない顧客のことです。

美容室に限らず、飲食店でもそうですが、高価格にしない限り、人気店になればなるほど、ダサい客の客数は増加します。これは、口コミが広がれば、GoogleビジネスプロフィールやSNSなど十分に店舗の情報を伝えない手段でお店の存在が知れ渡っているからだともいえます。

ダサい客ばかり来て悩んでいる美容室では、どのような対策が考えられるのでしょうか?

目次

ダサい客とは?

美容室のダサい客とは、美容室にとって都合の悪い顧客のことを指すことが多いです。例えば、不清潔で美容師の施術に影響が出る顧客や仕上がりに対して過度なクレームを店内で口にする顧客のことです。

美容室によっては、ダサいと思う顧客に対しては、以下のような接客をするようです。

  • 会話を最小限にする
  • 笑顔で接客しない
  • アシスタントに任せる
  • 煩雑な仕上がりで仕上げる

いくら求めている顧客ではないからといって、サービスの内容を適当にしてしまったり、接客を適当にすることで、再来店はしないでしょうが、口コミサイトへの低評価に繋がり、実際あったこととしてマイナスの評価の口コミが広がります。

結果的にこれらの接客態度は、1人のみのダサい客にやっているわけではないことから、複数の人が口コミを行い、全体的な低評価につながります。

実は、私もダサい客として扱われ、とてもひどい接客態度とサービスを美容室から受けたことがあります。その結果が、2年後の閉店でした。

なぜ、美容室側が求めていないダサい客が来店するのか?

簡単に言ってしまえば、マーケティングの失敗です。特に、商圏、価格帯、キャンペーンなどの訴求方法に問題があります。

また、完璧にコントロールされているマーケティングは存在せず、どのような対策をしてもゼロにはなりません。

商圏

美容室は、店舗ビジネスです。店舗ビジネスは、基本的にその周辺の商圏で行動している人が見込み客となり、そこから新規顧客を集客することで、売上を作ります。

商圏内の顧客の属性があまり良くないと、高価格帯にこだわった営業ができません。そのため、安い価格でサービスを提供してしまい、ダサい客の割合が高くなってしまうことがあります。

商圏を見極める簡単な方法は以下の通りです。

周辺の店舗の価格帯をみる。

特に、格安スーパーが人気の中心である時は、その商圏の平均世帯収入はそこまで高くないと想定できます。そのため、近くに繁盛する格安店があるような立地に美容室を作ってはいけません。

美容室の件数や繁盛している競合の特徴を調査する。

美容室の件数自体は、コンビニの比ではなく、個人が自宅で経営していることもあります。出店を予定している、もしくは現在出店している地域の美容室で、マーケティングに力を入れていて、集客にある程度成功している美容室の特徴を把握しておく必要があります。

人口に対して、繁盛していると言っても良い店舗の数がそこまで多くないのであれば、参入することができます。また、繁盛している店舗の特徴が、コンセプトが明確で、付加価値による高価格帯のモデルで経営しているのであれば、参入する余地はあります。

逆張りで近隣地域を広くみた時に、マーケティングやサービス面で強い美容室が存在しなければ、参入しやすくなります。

価格帯

クレームなどがしつこい客層は、一般的には価格帯が低いほど、多くなります。スタイルを手頃な価格で仕上げたいと思っている人以上に、髪をとりあえずカットしたい、カットにお金をかけられない顧客が多く含まれるからです。

そのため、ダサい客を極端まで減らしたい時は、値上げをすることが効果的です。

キャンペーンなどの訴求方法

例えば、「今だけカット半額」などのオファーのキャンペーンを行った時に、普段の半額であることを理由に来店する顧客がいます。サービスを気に入って定着してもらうことを目的に実施するキャンペーンですが、ほとんどが割引率に興味を持って来店しているので、ほんのわずかしか定着しません。

この時に、相当数のダサい客を相手にしなければならないリスクがあります。

美容室がダサい客を回避するための方法とは?

ダサい客には来ないでほしい・・と思っている美容室は多いですが、そもそも利用しやすい価格でサービスを提供したり、キャンペーン価格で集客をしていれば、ダサい客に来るなという方が無理筋なことです。

そのため、美容室がダサい客を回避するためには、マーケティングを工夫します。

コンセプトを定義する。「誰のための美容室なのか?」を強烈に訴求する。

そもそも来てほしい人は誰なのかを定義します。例えば、当たり前のお洒落に飽きた流行に敏感な女性のための美容室とコンセプトを定義すれば、不清潔な男性が来店することはありません。

顧客を絞り込むことで、顧客が来なくなると思われがちですが、満足度の高いサービスの提供には、対象の定義が必要になります。また、客数を重視するのであれば、大衆店にすることになり、ダサい客を回避することはできなくなります。

完全予約にする。

これも顧客選定の手段のひとつとなります。完全予約にすることで、コンセプトなどの店舗の情報を読まない飛び込み顧客を断る口実になります。

完全予約にする方法

完全予約にするためには、ネット予約ができるようにして、電話を取り損ねた時の損失やダブルブッキングを回避する必要があります。

リピッテビューティーは、WEB予約の受付はもちろん、LINE公式アカウントからの予約を受け付けることもできるネット予約&予約管理システムです。

価格帯を上げる

価格帯は、店舗経営では、利幅を決定する重要な要素であり、さらに顧客の選定をする要素にもなっています。

例えば、カットを2,000円などの大衆的な価格にすることで、ほとんどの客層を狙うことができます。そこで、カラーやパーマなどの高単価なメニューを選択する顧客を集客する手段に使われていますが、価格で来店した人が高価格帯のメニューを選ぶこと自体が少なく、スタッフの営業努力を考えると効率的ではないという見方もあります。

それに対して、コンセプトを提示し、正当な単価を提示して最初からリピーターになってもらいたい顧客を集客する方が、施術以外の営業努力を最小限にすることができますし、アップセルも効率的です。

以下の本は、新規集客から見直し、リピートしてくれる顧客を集める手段を紹介してくれています。

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美容室のダサい客の発生は美容室側に原因がある。

店舗のサポートをしていると、さまざまな口コミも見ます。特定のスタッフに対する誹謗中傷や施術に対するクレームもあります。その度に、店舗側から「信じられない」「なんでこんな言葉を簡単にレビューできるのか?」などの意見が出ますが、これらは、店舗側のマーケティングの問題です。それらの顧客を集めたのは、店舗側だからです。

ダサい客(=クレーマー)を減らすための手法を紹介しましたが、これが美容室経営の正解であるわけではありません。

あくまで、経営はその立地と市場を見る必要があります。学生や収入が少ない単身者が多い立地では、カットを大衆的な価格で提供した方が良いこともあります。この時はクレームに対する接客のガイドラインを設定して、寛容的な対策を行います。

サービスを適当にして、満足度を下げる方法は、あなたが、ダサい美容師として口コミが広がります。対策とは言えませんので、注意してください。

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