セミナーではなくランチ会を開催する意義とは?

最近は、セミナーを開催せずに、オンラインサロンもしくはランチ会を開催する場合が増えています。ランチ会は、古い表現をすると同じ釜の飯を食う効果で、親近感を持つ効果やセミナーと違ってフランクな双方向なコミュニケーションが望めます。また、人によっては、セミナーの時間は取ることができないけれど、ランチであれば時間を取りやすいなどの理由もあって、参加する客層が異なります。

目次

ランチ会とは?

ランチ会とは、文字通りランチタイムにレストランなどに集まる会合です。一緒にご飯を食べること自体が目的ではなく、特定の話題の情報交換や交流が目的になり、その時その時でメンバーが入れ替わるのが一般的です。

席が空くまで時間やそれぞれがメニューをみてお料理をオーダーする時間はロス時間になりますので、基本的には予約をして、事前にコースを予約します。

ランチ会を開催するメリット

気軽に参加してもらいやすい。

セミナーへの参加には、勉強するという気合いが必要ですが、ランチ会の場合は、美味しいものを食べたいという延長上で、参加してもらえるケースがあります。そのため、セミナーよりは気軽に参加してもらいやすいです。

準備がいらない。

セミナーのように事前にスライドを用意するなど必要がありません。
そのため、開催のハードルが非常に低く、高い頻度で開催することが可能です。

夜の時間を取れない人を集めることができる。

例えば、20代〜30代を対象にしたビジネスをしている場合、ディナー会や飲み会では子育て中であることを理由に参加できない場合があります。ランチ会であれば、参加できる可能性も高いです。

セミナーよりも関係性を深めやすい。

セミナーは、基本的にパッケージ化された情報を得ることが目的で参加するため、突っ込んだ話、講師にそこまで興味のない人も参加します。それに対して、ランチ会は主催者の発信する情報に対してアンテナを張っていないと参加することに抵抗があるため、少なくとも関心がある人の参加を促すことができます。

ランチ会のデメリット

営業目的の参加が増加する可能性はある。

漁夫の利を狙った参加は少なくとも発生します。一度これらの人々の参加を認めてしまうと、集客率が悪くなり、ランチ会を開催する意味が薄れてしまいます。

効率良く全員と話すことは難しい。

制限時間が明確に決まっている中で、全員と効率よく話をすることは非常に難しいです。結局話せなければ、ランチ会を主催する意味がないため、参加者の人数に工夫する必要性はあります。

ランチ会を開催する場合の注意点とは?

ランチはコースにし、食べ放題や飲み放題を選ばない。

ビュッフェを選んでしまうと、食べ物をとりに行く時間が発生してしまいますし、支払った料金分の元をとりたいと考えるのが人間の心理です。参加者の目的が、話すことから食べることになってしまうこともあり、ランチ会を開催する場合は、あらかじめメニューが決まっているコースを選択します。

アレルギーなどがある参加者もいる場合がありますので、この場合は、事前にコース内容を知らせて、食べれないものがあるのか確認しておくのが良いでしょう。

主催側も人数を確保しておく。

重要なのは、関係性を深めることですが、そもそもお話ができなければそれも叶いません。
主催側が1人に対して、20人は確実に無理なので、主催者側の人数を確保して、効率良く参加者全員とコミュニケーションが取れるようにします。

間違っても居酒屋は選ばない。

居酒屋はいつでもいけます。特に、ランチ会の場合は、ドリンク主体にならないため、お料理や雰囲気を重視したホテル内の飲食店かハイクラスを対象にしているレストランで開催することがおすすめです。

参加者も話題にしやすい上、落ち着いた環境でお話をすることができます。

ドタキャン防止策は必ずやる。

会を開催すると、当日キャンセルをする人も発生することがあります。これを避けるために、前日までに参加の意思を再度チェックするようにしましょう。基本的に飲食店側は、仕入れの関係もありますので、前日までに人数の変更の連絡を入れるのがマナーです。

まとめ

ランチ会の開催は、セミナーなどと違った繋がりを作ることが見込めます。そのため、セミナーや個別相談とは別の施策として開催してみるのもありです。特に、コンサルティングなど一言ではサービス内容がわからない業種の場合は、有効手段の一つと数えられると思います。

その際に、人数が多いお食事会を開催すると、異業種交流会になってしまいます。異業種交流会は、コントロールが効かない上に参加者に与えるメリットが非常に薄いため、参加人数は、主催側の参加人数×4~5人を目処にするのが良いでしょう。

最終更新日 : 2019年6月6日

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