PayCAS Mobileとは?導入のメリットやおすすめビジネスなど詳細をコンサルタントが解説

PayCAS Mobileは、多機能性と利便性を兼ね備えたモバイル型オールインワン決済端末です。

この1台で、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など30種類以上の決済方法に対応しています。

内蔵プリンターでレシート印刷が可能で、ソフトバンクのSIMカードを搭載しているため、Wi-Fi環境がなくても決済できる高い機動性を誇ります。

大画面のタッチパネルはスマートフォン感覚で操作でき、直感的な使用が可能です。

さらに、PayCAS DX Storeからアプリを追加することで、決済以外の店舗運営支援機能も利用できるなど、拡張性も備えています。

通常、キャッシュレスを導入する場合は、Wi-Fiが必要です。PayCAS mobileは、ソフトバンクのSIMカードを内臓しているので、回線を別途引く必要がありません。また、そのコンパクトさから場所を選ばないため、ケータリングでもキャッシュレス決済を導入することができます。

PayCAS Mobile

評価:

ソフトバンクのSIMカードが内臓しているので、Wi-Fiが必要ありません。PayPayから契約すると、端末費用が無料!月額も手数料もお得!

ケータリング店や面積が狭い店舗に最適!

目次

PayCAS Mobileの利用料金、入金サイクル、キャッシュレス決済、手数料とは?

項目内容
利用料金特別セットプラン(PayPay経由申込)の場合:端末費用: 無料
月額費用: 1,980円/台(税抜)
電子マネー利用の場合: +1,020円/台(税抜)
入金サイクル月2回(15日締め→末日払い、末日締め→翌15日払い)
対応している
キャッシュレス決済

クレジットカード(Visa, Mastercard, JCB, American Express, Diners Club, Discover, 銀聯)
電子マネー(Kitaca, Suica, PASMO, TOICA, manaca, ICOCA, SUGOCA, nimoca, はやかけん, 楽天Edy, WAON, nanaco, iD, QUICPay)
QRコード決済(PayPay, au PAY, d払い, メルペイ, 楽天ペイ, 銀聯QR, Alipay+, WeChat Pay)
手数料特別セットプラン(PayPay経由申込)の場合:
クレジットカード/QRコード決済: 2.80%~3.24%
電子マネー: 2.95%~
特徴ソフトバンクのSIMカード内蔵で、Wi-Fi環境がなくても利用可能
プリンター内蔵のオールインワン端末
スマートフォンのような直感的な操作が可能

PayCAS Mobileの導入がおすすめのビジネスは?

PayCAS Mobileは、従来のレジと違い、持ち運びができる決済方法の1つなので、対面販売を重視するビジネスにはおすすめです。

例えば、ハイブランドの取り扱いのあるセレクトショップ、面積が狭い美容室、個室利用がメインの料亭などの飲食店にはおすすめの端末です。それ以外にも、SIMカード内蔵であるため、野外でも活用できます。野外のイベントに積極的に出展している店舗にも、おすすめの決済端末と言えるでしょう。

PayCAS Mobileは、タブレットレジとの連携が必要?

PayCAS Mobileは、タブレットレジとの連携が必須ではありません。PayCAS Mobileは、それ自体で決済端末として機能し、単独で使用できます。

PayCAS Mobileのメリットとは?

多様な決済手段への対応

PayCAS Mobileは30種類以上のキャッシュレス決済に対応しています。

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、1台で様々な決済方法を取り扱えるため、顧客のニーズに幅広く応えることができます。これにより、現金を持たない顧客やインバウンド観光客など、多様な支払い方法を求める顧客の取り込みが可能になります。

コンパクトで使いやすい

コンパクトで軽量な設計と大容量バッテリーにより、長時間の持ち運びが可能です。

スマートフォンのような直感的な操作性で、店舗内外を問わず柔軟に決済処理ができます。テーブル会計や屋外イベントでの利用など、様々なシーンで活用でき、顧客の利便性向上と業務効率化につながります。

どこでも使える

SIMカード内蔵なので、Wi-Fiがない環境でも動作します。そのため、野外イベントやテーブル決済もWi-Fiの環境を気にせずに実現することができます。

Square ターミナルは、Wi-Fi(別途ネット接続環境)が必要です。この部分で違いがあります。

PayCAS Mobileのデメリットとは?

月額料金がかかる

PayCAS Mobileは月額料金が必要です。特別セットプランの場合、クレジットカードとQR決済のみで1,980円(税抜)、電子マネーも含めると3,000円(税抜)かかります。

他社サービスには月額料金なしで利用できるものもあるため、固定費用が発生することは店舗によってはデメリットとなる可能性があります。

ただし、PayCAS MobileはWi-Fi回線を必要としないため、回線を契約していない環境であれば、むしろ安くなる場合もあります。

入金までのサイクルが長い

PayCAS Mobileの売上入金サイクルは月2回(15日締め・末日払い、末日締め・翌15日払い)です。

これは他の決済サービスと比較すると長いサイクルです。資金繰りがシビアな店舗にとっては、売上金の入金が遅いことがデメリットとなる可能性があります。

PayCAS mobileの端末は途中解約すると違約金が発生する

契約期間違約金
13カ月以内 (1年1か月以内)66,000円
14~25カ月以内 (2年1か月以内)49,500円
26~37カ月以内 (3年1か月以内)33,000円
38~49カ月以内 (4年1か月以内)16,500円
50カ月以上 (4年2か月以上)0円
PayPay特別セットプランの場合

PayPay特別プランからお申し込みをするのがお得ですが、4年の保証期間内に解約すると、違約金が発生するデメリットがあります。

店舗では、4年の継続はなかなか長いわけですが、逆をいうと、「4年間、決済端末をはじめ、システムを組み替えることができない」ということです。例えば、お店のグレードが上がり、従業員が増えて、テナントの面積が広くなった時に、別のシステムが良いと思うかもしれません。

タブレットレジの場合は、メインの端末がiPadであるため、高額な違約金が発生しないサービスがほとんどです。

PayCAS DX Storeからアプリを追加することで具体的に何ができるようになるのか?

PayCAS Mobile端末で「PayCAS DX Store」アプリを起動し、利用したいアプリを選択します。アプリの詳細画面で「インストール」をタップすると、自動的にダウンロードと設定が行われます。インストール完了後、端末のホーム画面にアプリのアイコンが表示され、すぐに利用可能になります。

  • 別途利用料がかかります。

POSレジ機能(リアレジ for PayCAS Mobile)

商品登録、在庫管理、売上分析ができます。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済と連動し、1台で会計業務が完結します。売上情報はPC、スマホ、タブレットからいつでも確認可能で、効率的な店舗運営を実現します。

勤怠管理(KING OF TIME)

従業員の出退勤管理や勤務時間の自動集計が可能です。交通系ICカードなどをPayCAS Mobileにかざすだけで打刻でき、タイムカードや出勤簿への記入が不要になります。複数店舗の勤務状況をリアルタイムで把握でき、労務管理の効率化につながります。

免税対応(TaxFree Concierge)

外国人観光客向けの免税手続きをスムーズに行えます。必要書類の電子化や、多言語対応により手続きを効率化します。免税売上の管理や報告書の作成も自動化され、インバウンド需要への対応力が向上します。

モバイルオーダー(blayn)

テーブルオーダーや事前注文に対応し、業務効率化を実現します。顧客自身がスマートフォンから注文できるため、店舗スタッフの負担が軽減されます。また、注文データとPOSシステムが連携し、売上管理や在庫管理が容易になります。

顧客管理(n-regi mini)

顧客情報の管理や来店履歴の記録ができます。顧客の購買傾向や来店頻度を分析し、効果的なマーケティング施策の立案に活用できます。ポイント管理機能も備えており、顧客ロイヤリティの向上にも貢献します。

まとめ:PayCAS mobileが良い業態とは?

PayCAS mobileの良い点は、なんと言っても、そのコンパクトさであり、SIMカードが内蔵していることで、どこにでも持ち運びが効きます。

スマホ感覚でどこでも決済ができるキャッシュレス端末として、ケータリングでよく催事に出店する飲食店や、コンパクトな面積の美容室との相性が良いです。

ただし、端末料金は、スマホと同じような契約の方式になるため、途中解約は違約金が発生します。契約の際は、ビジネスモデル(やりたいこと)やコストシミュレーションの上、導入することをおすすめします。

PayCAS Mobile

評価:

ソフトバンクのSIMカードが内臓しているので、Wi-Fiが必要ありません。PayPayから契約すると、端末費用が無料!月額も手数料もお得!

ケータリング店や面積が狭い店舗に最適!

最終更新日 : 2024年11月11日

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