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シーズ発想とニーズ発想の違いとは?

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ビジネスを創造する時の発想方法としては、大きく分けると2つあります。それがシーズ発想とニーズ発想です。

目次

シーズ発想とは?

シーズ発想とは、すでに持っている経営資源、技術や強みを生かした事業を発想する方法です。

シーズ発想の強みは、すでに保有している強みを生かしていることから経営資源をかき集める必要のある事業者よりも品質が高く、競争力の高い事業を実施することができる点にあります。

また、対義語に当たるニーズ発想は、世の中の要望を集めているのに対し、シーズ発想には世の中にない新たな付加価値を提案します。

例えば、有田焼の技術を生かして、コーヒーの雑味をとるコーヒーフィルターを作るというのは、発想ではシーズ発想に該当します。

シーズ発想の弱点は、世の中のニーズを拾い上げているわけではないので、市場が存在しない可能性もある点です。

ニーズ発想とは?

ニーズ発想とは、世の中の多様化するライフスタイルの中で発生するニーズを調査して事業を発想する方法です。

ニーズ発想の典型例は利便性を高めるサービスです。例えば、出張が多いサラリーマンにとって、旅費滞在費の最安値を検索したいニーズがあります。しかし、旅行サイトが分割していれば、すべてのサイトを検索する必要があり面倒です。そこで、トラベルコのような格安検索サイトのようなサービスが成立することになります。

ニーズ発想の強みは、市場には受け入れられやすいです。そのため、必要以上の販促費をかけなくても売れる可能性が高いことをさします。それに対して、弱点としては、独自性のある商品やサービスにはなりづらい点が挙げられます。

まとめ

シーズ発想はプロダクトアウト的、ニーズ発想はマーケットイン的です。

どちらの発想をとるのかは時と場合にもよると思いますが、基本的には、両方をミックスさせた発想をすることをおすすめしています。

せっかくコストをかけて制作した商品も売れなければ意味がありません。そのため、世の中のニーズを調査し、その中でも十分な大きさがある市場を選択し、独自の技術や保有の経営資源を投入することで競争力を発揮できるのが一番の理想です。

 

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

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