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自宅サロンの集客で重要な対策とは?新規顧客獲得からリピーター獲得まで

美容室

自宅サロンとは、主に美容に関する施術を自宅の一室を改装した店舗で実施します。維持コストがテナントよりも安いことや顧客を選ぶことができるなどのメリットがあります。

ただし、立地が自ずと住宅街やアクセスが難しい一軒家になるため、集客が難しいと言われています。ここでは、自宅サロンで集客をするのであれば、どのような対策を実施すれば良いのかを紹介します。

自宅サロンで抱えがちな集客の問題点

自宅サロンでの集客でクリアするべき項目は2つです。

  • 来店可能エリアの人々に発見してもらい、予約を取り付けること
  • 強い動機付けを行い、今通っているサロンから転院してもらうこと

発見してもらい予約を取り付けること

美容室などを知るきっかけで必ず通りがけにみかけたという回答が上位になります。人通りの多い路面店ほど発見される確率が上がりますので、集客するのには有利になります。しかし、自宅サロンでは、通りがけの集客はほぼ期待することができません。マンションであれば尚更のことです。そのため、見込み客がよく活用する検索方法やメディアで露出し、まずは予約を取り付けることが関門になります。

強い動機付けを付与すること

また、自宅サロンには顧客に強い動機付けも必要になります。通常であれば、それなりにアクセスのよく、よく知っている店舗を選択します。自宅サロンでも通うということは、"自分が求めていることをそこでは叶えることができる"というようなことがなければ予約には至りづらいことになります。さらに言えば、自宅サロンを好んで選択するのは大抵女性です。技術のほかに、この人に会ってみたいということも動機付けの一つになります。

自宅サロンの売上を支える戦略とは?

自宅サロンの売上高を算出する計算式は以下のようになります。なお、来店頻度が購入頻度となっているのは、店販も選択肢に入るからです。

売上高=客数×単価×購入頻度

席数の多い店舗では、客数重視の対策を実施します。そのため単価を下げるような対策を実施しますが、自宅サロンでは、施術者が一人のみであることもあり、施術時間には限界があります。そのため、高い単価で勝負できるようにします。そして、集客の手間を最低限にするためには、リピーター化までしっかり実施し、少ない客数でも経営できるような体制にすることが必要になります。

自宅サロンで新規顧客を集客する方法とは?

毎日ブログやSNSを投稿するということをやってしまいがちなのですが、労力に見合わない結果になりがちです。これは、来店確率の高い顧客が閲覧しているとは限らないためです。予約してもらうことが何よりも優先するべき事項ですので、確率の高い施策を優先して選択します。

ポスティング広告

手っ取り早く客数を集める方法です。近隣の住所に向けてチラシを投函します。自宅サロンでは立地が自ずと住宅街になりますので、対象は近隣の住宅になります。ポスティング広告は、印刷費用と投函費用を合わせた費用になりますので、部数が多くなればなるほどお得になります。自分で投函する時は、中に人がいることを確認し、挨拶回りを兼ねると集客効果がより確実なものになります。

置きチラシ(近隣店舗との相互宣伝)

次に手取り早いのは、近隣の店舗と相互に宣伝を行うことです。例えば、近くのヘアサロン、パン屋、カフェなどは、女性の顧客が訪れることが容易に想像がつきます。チラシをおいてもらうことができれば、そこからの集客が見込めます。また、置きチラシ用のチラシには、何度も使えるクーポン券を兼ねると来店見込みが上がります。

ホットペッパービューティー

サロン集客の定番です。ただし、検索は高いプランが優先表示であるため、激戦区のエリアでは露出することが難しく、客層も若いため、料金勝負になりがちです。月額の負担も大きいため、販促費の捻出することがやっとであれば出さない方が良いです。

Googleマイビジネス

Googleマイビジネスは、Googleマップ検索の検索結果を編集するための仕組みです。住所や営業時間などの基本的な情報の表示のほかにも、口コミサイトとしての役割を満たしていることは有名です。Googleマイビジネスを最適化することは、近隣のサロンを探している人に効果的に露出するための手段です。ただし、間取りなどの情報も露出することになり、口コミは基本的に削除することができないため、自宅のセキュリティー面を脅かす一面もありますので、注意が必要です。

ホームページ

ホームページの役割は、来店動機を与えることにあります。インターネット上には無料で活用できるサービスが複数ありますが、掲載できる情報に制限があります。

自宅サロンでは、特定の悩みに特化して解決できることを訴求することに効果があります。どのようなサロンであるかの説明や施術事例、自己紹介をわかりやすく説明しましょう。また、悩みの解決を期待させるのは、情報の深さになります。見込み客に解決を期待させるコラムを作ると集客効果が高まります。

LINE広告

LINE広告も自宅サロンには効果的なWeb広告です。属性で広告の表示が判定されることや地図上で広告範囲を指定することができることから効果的にフォロワーを獲得することができます。

LINE公式アカウントは無料からでも活用できますが、1,000通/月までしか情報を配信することができません。そのため、月額固定費5,000円のライトプランで運用するのが良いでしょう。

紹介制度

住宅街であれば、コミュニティーが存在します。既存のお客様に紹介してもらう形で、新規顧客を集める集客方法は、サロン集客の定石の一つとも言えるでしょう。

自宅サロンでリピーターを集客する方法とは?

LINE公式アカウントやInstagramを運用することで、既存顧客とのコミュニケーションを行います。これは、女性ユーザーが多いことが挙げられます。ほかのSNSに着手することで情報の到達性を高めることは期待できますが、手間を考えると良い選択ではありません。

また、個人で経営していることは、個人のファンでもあります。ランチ会や顧客同士のコミュニティーを作るなどの付加価値を高めるイベントを企画することも定着化につながることになります。

まとめ

自宅サロンはランニングコストの固定費を低く抑えることが期待できる反面、立地を選択することができません。そのため、通りすがりなどの来店理由の顧客を集客することができません。

また、自宅サロンである以上は、ニッチビジネスです。通常であれば、見たことがある店舗の方が安心だからです。そのため、自宅サロンで勝負するのであれば、一点に特化し、強い動機付けを見込み客に与える必要性があります。

集客には、認知してもらうことが優先であり、ブログやSNSは、情報が到達するまでの時間や確率を考えると集客の主軸とするのは不適切です。ポスティングや近隣店舗への置きビラのような着実に情報が到達する集客方法を優先にして選択します。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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