売らない店舗とは?体験を与えることで購入を促す新しい形態のショールーム

売らない店舗とは、体験を目的としたショールームです。陳列されている商品は、特定のカテゴリーの最新の商品であり、体験をしてもらうことで購入を検討しやすくすることが役割で、商品の購入は、QRコードを使って通販で購入します。

通販が一般的な購入方法として成立していることで、商品の機能面を体験する機会が減少しています。売らない店舗は、減少した体験する機会を補完するものです。

目次

売らない店舗を持つメリットとは?

売らない店舗を持つメリットとしては、実店舗の運営コストやデジタルにネイティブな世代が顧客であることにあります。

決済業務・在庫管理がない。そのため、人員は最小限で済む。

売らない店舗では、商品を売りません。そのため、ショールームに陳列している商品のメンテナンスが店員の仕事であり、レジ打ちなどの決済業務や在庫管理がありません。通常の実店舗に比べると、業務が少なく、人員も最小限で済むメリットがあります。

家賃も最小限で良い。

売らない店舗では、人流が多い一等地であることが前提ではありますが、在庫を店舗で抱える必要性がありませんので、倉庫も最小限で良いことになります。つまり、テナントの面積を削減することができますので、小さな面積のテナントにも出店することができます。

SNSで商品の情報のシェアが望める。つまり、集客もしやすい。

スマホなどで決済をするため、当然顧客はスマホを持って店舗に来店します。体験した商品のうち、驚きを感じた商品は、SNSでその場でシェアされる可能性が高いです。UGCを見た人が商品や売らない店舗の存在を知ることで、購入や来店を促すことができるため、現在の環境では、通常の実店舗よりもマーケティングがしやすい業態です。

売らない店舗を運用する上での注意点

通販システムの手数料は最小になるものを選択する。

決済方法は、通販サイトでの決済になるため、手数料率の高い通販システムを使うと、売上高手数料率が高くなります。そのため、通販システムは、月額固定費が高くても、手数料率が低い通販システムを選ぶ必要性があります。

決済の画面がわかりやすいものを選択する。

通販ではお馴染みのカゴ落ちは、売らない店舗を運営する上では大きな問題になります。そのため、決済に関する入力は簡単で、決済完了ボタンまでの流れが誰にでもわかりやすいようなUI(ユーザーインターフェイス)にする必要性があります。UIとは、画面のわかりやすさ・使いやすさのことです。

商品比較サイトで流出する可能性がある。

可能であれば、店舗内で決済を完了してもらうことが理想です。それは、時間があると商品名で検索し、価格を別サイトで比較される可能性があるからです。その店舗だけで使えるクーポンを用意したり、独占販売商品を用意することで、他の店舗で購入する手間を増やすことが対策として挙げられます。

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