PAYGATE(ペイゲート)とは?プラン、決済手数料、用途を解説!

PAYGATE(スマレジペイゲート)は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など主要なキャッシュレス決済に対応したマルチ決済サービスです。

1台の端末で多様な決済方法を処理でき、スマレジPOSとの連携も可能です。プリンター内蔵の専用端末を使用し、店内外問わず決済が可能で、レジ周りをすっきりさせられます。

インターネット環境の必要性の有無は、契約した内容によります。基本プランには、docomoの4G回線のSIMカードが内蔵しています。月額0円プランまたはスマレジ本体と連携する場合は、モバイル通信が使えないので、Wi-Fi通信が必要になります。

目次

PAYGATEのプランは基本プランと月額0円プランの2つ

PAYGATEの料金プランには、基本プランと月額0円プランの2つがあります

月額0円プランは、スマレジの有料プラン(プレミアムプラス以上)を契約している場合に利用できます。このプランでは、PAYGATEの月額利用料3,300円が不要となり、決済手数料のみでサービスを利用できます。SIMカードが内蔵されていないため、ケータリングなど外で使う場合は、別途SIMカードを契約していただくか、モバイルWi-Fiが必要です。

それに対して、基本プランでは、3,300円の月額料金が必要です。docomoのSIMカードが内蔵されているため、単体であれば回線が繋がるところであればどこでも使うことができます。また、VISA、Masters、UnionPAYは、3.24%→2.90%に手数料が安くなります。

PAYGATEを導入するとどんな良いことがあるのか?

PAYGATEは、キャッシュレスに対応したモバイル端末です。SIMカードを搭載すれば、ネット回線が繋がるところなら室内野外どこでも決済することができます。

飲食店を例にすると、テーブルでクレジットカード決済をお客様の目の前ですることができますので、お客様にとっても安心です。また、野外イベントの際に、クレジットカードやPayPayのキャッシュレス決済をすることもできます。

キャッシュレスの決済率は、約40%となっており、今後も継続的に割合が高まります。そのため、どこでもキャッシュレス決済に対応ができる状況を作ることの重要さの度合いが高まっており、モバイル端末が必要になってきます。

PAYGATEでできるキャッシュレス決済とは?

PAYGATEは、日本国内の主要キャッシュレス決済に対応していることはもちろん、中国や東南アジアでの主流なキャッシュレス決済にも対応しています。そのため、訪日外国人の対策もできるため、外国人の来店が多い店舗やクリニックのキャッシュレス端末としておすすめできます。

クレジットカードの挿入決済、タッチ決済、電子マネー、QRコード決済ができます。

クレジットカード決済

  • VISA
  • Masters
  • JCB
  • AMEX
  • Diners
  • DISCOVER
  • Union PAY

PAYGATEでは、決済手数料が3.24%です。基本プランのみ、VISA、Masters、Union PAYは、2.9%に下がります。

電子マネー

  • iD
  • WAON
  • QUICPay
  • 楽天Edy
  • nanaco
  • nimoca
  • suica
  • manaca
  • TOICA
  • Kitaca
  • icoca
  • SUGOCA
  • はやかけん
  • PASMO

QRコード決済

  • PayPay
  • d払い
  • 楽天ペイ
  • au PAY
  • メルペイ
  • ユニオンペイ
  • WeChatPAY
  • アリペイ他

国内QRコード決済の手数料は3.24%、海外QRコード決済は2.00%です。訪日外国人の利用が多い店舗であれば、手数料を節約することができることがメリットです。

PAYGATEの独自の強みとは?

PAYGATEは、単体で使える他、スマレジとの相性が最も良い端末です。スマレジと組み合わせて使うことを前提にした時は、安心できる端末といえます。

スマレジPOSとの完全連携

スマレジPOSとPAYGATEが完全に連携することで、レジ金額の二度打ちが不要になります。これにより、オペレーションの効率化と人為的ミスの削減が実現します。また、売上データの一元管理が可能となり、経営分析や在庫管理がより正確かつ容易になります。

専用アプリ「PAYGATE POS」による簡易レジ機能

PAYGATEは、単体でも決済を行うことができます。

PAYGATE端末に内蔵された専用アプリ「PAYGATE POS」を使用することで、決済端末自体が簡易的なPOSレジとして機能します。これにより、小規模店舗や移動販売、イベント出店などでも、追加の機器なしで商品登録から決済までの一連の処理が可能になります。

4G回線対応による高い汎用性

PAYGATEは、基本プランでは、4G回線に対応しているため、Wi-Fi環境がない屋外でも利用可能です。

これにより、デリバリーサービス、移動販売、屋外イベントなど、従来のキャッシュレス決済が困難だった場面でも柔軟に対応できます。また、店舗のインターネット回線障害時のバックアップとしても機能します。

PAYGATEを導入する上での注意点とは?

PAYGATEの入金サイクルとは?

PAYGATEの入金サイクルでは、クレジットカードと電子マネー決済の入金は月2回行われます。また、QRコード決済の入金は月1回行われます。

入金サイクルとしては一般的と言えますが、回収が2週間程度の売掛金が発生してしまいますので、キャッシュフローが厳しい時期が発生してしまうのは、デメリットとも言えます。

  • 1回目:15日(前月16日~月末日の売上分)
  • 2回目:月末日(当月1日~15日の売上分)
  • 月末日(前月1日~月末日の売上分)

競合関係にあるSquare決済では、受取銀行を三井住友・みずほ銀行を選べば、翌営業日に自動入金されます。なお、Square決済は、スマレジとは連携可能です。PAYGATEを選ばず、Square決済でスマレジ独自の機能を使うこともできます。

  • ただし、CAT/CCT連携が必要になるため、スマレジ連携費用月額1,320円がかかります。

おすすめSquare

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Square決済、SquarePOSレジ、オンラインビジネス(通販、デリバリー)を無料で利用可能。持ち運びに便利なターミナルがおすすめ。審査が早く手早く使える!

まとめ

PAYGATEは、スマレジを導入する時の決済方法を拡充するための選択肢と言えます。

PAYGATEを導入することによって、場所を選ばずキャッシュレス決済ができるため、レジの混雑を防ぐことができます。

入金サイクルの面で、月1回〜月2回の入金であるため、キャッシュレス決済の割合が高まると、手元に現金がない売掛金の時期が発生してしまう点が導入の懸念点と言えます。

キャッシュフローの点を重視するのであれば、Square決済もしくは楽天ペイがおすすめです。どちらもスマレジとの連携が可能です。

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最終更新日 : 2024年11月14日

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