UberEatsと連携ができるおすすめのPOSレジ5選

フードデリバリーサービスが普及する中、多くの飲食店がUberEatsを導入しています。しかし、UberEatsの注文情報をPOSシステムと別で管理しなければならず、入力に二重の手間がかかっているのが現状です。

そこで重要になるのが、UberEatsとPOSレジシステムの連携です。本記事では、UberEatsと連携可能なPOSレジを紹介します。

目次

1.UberEatsとは

UberEatsは、Uber Japan株式会社が運営する国内最大級のフードデリバリーサービスです。2016年の上陸以来、全国47都道府県に展開し、配達員のロゴ入りバッグは街中でもおなじみの光景となっています。利用者はアプリから簡単に料理を注文でき、非接触で受け取ることができる手軽さが人気を集めています。

UberEatsのシェアでは、出前館に続く規模を誇ります。

Uber Eatsは、アプリから飲食店を選び、注文をすると、配送員を探します。配送員が見つかると、飲食店にメニューの注文が届きます。そして、配送員に料理を渡します。配送員は料理を注文者に届けます。この時、配送員の位置を注文者は把握することができます。また、事前に決済をすることで、配送員に代金を渡す必要がなく、非接触で受け渡しができることが特徴です。

2.UberEatsとPOSレジの連携メリット

POSレジアプリとシステムの連携は重要!

Uber Eatsに限らず、店舗経営で導入するシステムは、POSレジシステムと連携できることを前提に考えます。自動連携されていないと、管理が煩雑になるほか、手入力でデータを双方のシステムに入力する必要があり、レジ〆などが不必要に長くなります。

2-1. 受発注業務の効率化

UberEatsの注文情報がPOSレジに自動連携されることで、別々のシステムで管理する必要がなくなります。これにより、複数の管理画面を行き来する手間が省け、業務効率が大きく改善されます。

また、キッチンに設置するディスプレイも1台で済むようになるため、設備コストの削減にもつながります。注文情報を一元管理できれば、スタッフの混乱を防ぎ、受注ミスのリスクも大幅に下げられるでしょう。注文の受付からキッチンへの指示まで、一括して行えるようになります。

2-2. 売上集計の自動化

UberEatsとPOSレジを連携させることで、売上データの自動連携が可能になります。つまり、UberEatsの売上情報が自動的にPOSレジに取り込まれるため、販売データの手入力が一切不要になるのです。 これにより、日々の売上確認や月次の集計作業の手間が大幅に削減されます。

店舗スタッフがUberEatsの管理画面とPOSレジを行き来して、売上データを手動で突き合わせる必要がなくなるため、作業時間を大きく短縮できます。 また、手入力によるミスのリスクもゼロになるため、売上管理の正確性が向上します。POSレジのデータを元に、リアルタイムで売上状況を把握できるようになるでしょう。

2-3. 在庫管理の最適化

UberEatsとPOSレジを連携させれば、売上データと在庫データをリアルタイムに同期できます。これにより、売れ筋商品の在庫をタイムリーに補充でき、在庫切れのリスクを最小限に抑えられます。 また、UberEatsの注文増加に合わせて、事前に在庫を積み増しておくことも可能です。

3.Uber Eatsと連携できるPOSレジシステムは?

Uber Eatsと連携ができるPOSレジシステムを解説します。ここで注意が必要なのは、他のフードデリバリーやグルメサイト、予約システムとも連携できなければ、受注システムが分散してしまうため意味がありません。そのため、使う可能性がある受注システムとは連携できるPOSレジシステムを選択する必要があります。

なお、複数のフードデリバリーサービスを一元管理するためには、CamelやOrdeeなどのサービスを中継させる必要性があります。フードデリバリーサービスは、導入条件が設定されているものもあります。例えば、Ordeeは、現在10店舗以上の導入が必要であるため、1店舗のみの出店では導入することができません。

フードデリバリーサービスをたくさん使えば使うほど、一元管理システムが必要になってくるので、ランニングコストが高くなります。これらを踏まえて、導入するPOSシステムを検討するべきでしょう。

また、フードデリバリーを行う時は、UberEatsと出前館のどちらかで考える店舗も多いと思われます。その場合、連携できるPOSシステムにも違いがあります。以下の記事も併せてご確認ください。

出前館と連携できるおすすめのPOSレジ4選

3-1.スマレジ

スマレジ

スマレジは、日本国内で、12.2万店(2023年3月段階)に導入されたiPadPOSレジアプリです。他社サービスとの連携が豊富なPOSレジアプリであるため、柔軟なカスタマイズができることが特徴です。

スマレジと連携できるのは、フードデリバリーサービスを一元管理することができるCamelです。Camelを導入することで、以下のフードデリバリーサービスを一元管理することができます。

  • Uber Eats
  • Wolt
  • エニキャリ
  • EPARKテイクアウト
  • menu
  • 出前館

仕組みとしては、該当するフードデリバリーサービスから注文があった時に、Camel側のサーバーで情報を受け取ります。そこから、注文情報がスマレジに転送されて、キッチンに設置されているタブレットに表示されたり、キッチンプリンターに伝票として出力されます。

スマレジとCamelを連携するには、スマレジのスタンダードプランから導入することができます。Camel連携には、Camelの利用料のほかに、連携費用が必要です。

スタンダード0円
プレミアム5,500円
プレミアムプラス8,800円
フードビジネス12,100円
利用料金税込価格

また、スマレジには、UberEatsのみと連携するUber Eats LINK(月額1,100円〜)があります。こちらは、あくまでフードデリバリーをUber Eatsに絞り込むことが前提ですが、一元システムの導入を必要とせず、連携料金も安く済みます。

3-2.POS+ food

POS+

POS+は、無料キャンセル対策ができるTableCheckと連携することができるPOSレジアプリです。

POS+はUbar Eatsと連携と直接連携することができます。連携することで、POS+の管理画面上でメニューの編集をすることができ、Uber EatsとPOS+の二重にメニューの管理をしなければならない無駄を解消することができます。

また、POS+は、Ordeeと連携することができます。そのため、複数のデリバリーサービスを一元管理し、その上でPOS+で情報を共有します。

3-3.USENレジ

Usenレジ

USENレジは、飲食店専用のタブレットPOSレジアプリで、操作が簡単で、多機能です。USENは全国に代理店などを持っているため、設定から設置後のサポートまでUSENが一貫して提供し、サポートができる強みがあります。

また、UberEatsと一元管理システムを使わずに連携することができます

4. システムを仲介させればUberEatsと連携可能なPOSレジ

直接連携できないですが、一元管理システムなどを仲介させることでUberEatsと連携が可能なPOSレジを紹介します。そのため、別途利用料が発生することから費用が高くなります。

4-1.Square レストランPOSレジ

Squareレストランレジ

SquareレストランPOSレジは、Hubsterを連携させることで、UberEatsと連携させることができます。Hubsterの利用料は、月額6900円〜(2024年3月現在)で、出前館やWoltと連携できるわけではありません。

Squareにはオンラインビジネスにより、自社運営のテイクアウトの予約受付がありますが、UberEatsなどのフードデリバリーサービスを使って集客をするのは、連携性の観点からあまりおすすめはしません。

4-2.NECモバイルPOSレジ

NECは、POSレジを提供して40年以上の老舗メーカーであり、NECモバイルPOSは数多くのサービスと連携することができるPOSシステムです。

デリバリーでは、Hubster、Camel、Ordeeとの連携が可能なので、導入したいフードデリバリーの種類に合わせて選択することができます。

ただし、直接連携するわけではないので、上記のシステムの利用料金が別途かかることが欠点と言えます。

まとめ

UberEatsとPOSレジを連携させることで、注文の処理や売上管理の効率化が図れます。手間の削減はもちろん、データを活用した経営改善にもつながるでしょう。特に人手が不足している中でのPOSレジとの連携は不可欠と言えます。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

最終更新日 : 2024年4月6日

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