Xのブロックの仕様はどう変わる?新旧ブロック機能の比較

以前からアナウンスされていたように、Xのブロックの仕様が変わります。


ポストを公開に設定している場合、ブロックしたアカウントはポストを表示できるようになりますが、エンゲージメントを行うことはできません。ポストを表示できるユーザーを制限する必要がある場合は、引き続きアカウントを非公開にできます。

Xの公式アナウンス

具体的には以下の通りに変わります。

従来のXのブロックの仕様新しいXのブロックの仕様
ブロックした側の相手側の投稿の閲覧できるできる
ブロックされた側の自分側の投稿の閲覧できないできる
ブロックされた側から自分へいいね、リプライなどをつけるできるできない

つまり、新しいブロックの仕様は、ブロックした対象から自分の投稿が閲覧できるようになる代わりに、いいねやリプライなどができなくなる仕様になります。

目次

新しいブロック機能のメリットとは?

今回のブロック機能の変更で、悪質なアカウントのエンゲージ(いいねやリプライ)を自分の投稿につけなくて済みます。この機能は、悪口の多いアカウントや他人の投稿でインプレッションを稼ぐ、いわゆるインプレゾンビがつかないような機能に変化したと言えます。

Xのブロック機能の変化で今後発生しうること

従来のブロック機能も、ブロックされていない他のアカウントで閲覧することができたため、公開アカウントでXを運用している限り、自分の投稿をブロックしている相手に閲覧させることができました。

そのため、従来よりもタイムラインでは、引用先を表示せずに、スクリーンショットにコメントをつけるタイプの投稿数が増えると想定されます。

相手側に投稿を見せたくないときの対策とは?

今後、相手に投稿を見せないための対策としては、アカウントの非公開、つまり鍵垢にすることが勧められています。もし、相手がフォローをしている場合は、フォローを外すことで、相手からは投稿を閲覧することができなくなります。

新しいXのブロック機能に見るXの運営方針

今回のブロック機能は、批判がかなり多いですが、従来のXの機能は、Twitterの時から不十分でした。そのため、合理化を図ったという見方もできる一方で、新しい収益化のプログラムでは、アカウントのティアとエンゲージが中心になりますので、ブロック機能は、X Premiumのユーザーが芳しくないユーザーを弾くための機能になったと見ることもできます。

最終更新日 : 2024年10月17日

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