カフェに最適なPOSレジはどれ?コンサルが選ぶおすすめ5選

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カフェを開業するにあたって、POSレジ選びは非常に重要なポイントでもあります。

キャッシュレス決済に対応することや複数の経営分析をすることに加えて、例えば、コーヒー豆やコーヒーに関する器具を販売する物販にも力を入れたい時には、POSレジと連携ができていた方が在庫の管理も楽になるからです。

「何をしたいのか?」で求めるPOSレジの性能も変わってきますので、この記事では、カフェのPOSレジ選びのポイントを解説していきたいと思います。

目次

カフェのPOSレジ選びのポイントとは?

カフェのPOSレジの場合、カウンターで会計を済ませた後にコーヒーを受け取るスターバックスのようなスタイルの場合と席からオーダーをして後から会計をするコメダ珈琲のようなスタイルがあります。

最近のカフェは、原則、スターバックスのような会計を済ませてからコーヒーを受け取るスタイルが多く、この場合は、キャッシュレス機能など必要最低限な機能で間に合います。

それに対して、後払いのカフェでは、ハンディ機能が原則必要です。ただし、オーダーをホールスタッフの業務にしない方針のカフェでは、セルフオーダーやモバイルオーダーの導入を行って対処をします。

キャッシュレス決済は、手数料・入金サイクルを確認する

POSレジの導入の主な目的は、キャッシュレス決済を導入することです。現在のPOSレジは、日本国内の主要なキャッシュレス決済のブランドにほぼ対応しています。そのため、キャッシュレス決済の種類については気にする必要はないでしょう。

気にしなければならないのは、決済手数料と入金サイクルです。サービスによって決済手数料は若干異なりますが、入金サイクルは大きく異なっていることがあります。

例えば、Square決済では、特定の銀行の口座で受け取ると、その日の売上が翌営業日に振り込まれます。他の決済では、月に2回の入金などと決まっている場合があり、売上はあるのに、現金がない状況を生んでしまう原因になりかねません。

コーヒー豆などの物販を行う場合は?

カフェの中には、店舗オリジナルのコーヒーを物販している場合もあります。この時は、通販システムと連携する必要があります。連携ができないシステムを導入すると、実店舗とオンライン店舗の売上管理と在庫管理をまとめることができません。その結果、在庫が欠品している商品を販売してしまうと事態を招くケースもあります。

例えば、STORESでオンラインショップを作成した時はSTORESを導入する、Squareオンラインビジネスでオンライン決済できるようにする場合は、SquarePOSを導入する・・・などの組み合わせがありますので、導入する際は注意しましょう。

LINEでマーケティングをしたい場合はさらに条件がある

LINE公式アカウントを使って、リピーター向けのマーケティングを積極的に実施する場合は、LINEミニアプリと連携ができるPOSレジの方が、お友だちの登録率を高めることができますので、長期的に見て有利に機能していきます。

LINEミニアプリは、会員証やモバイルオーダーなどの機能を顧客のスマホのLINEで起動する機能ですが、有効化する時に、LINE公式アカウントの登録も同時に促すことができます。これにより、LINE公式アカウントのみの登録を促す時よりも効率的にお友だち登録を促すことができる仕組みになっています。

LINEミニアプリも使えるPOSレジは限定的なので、導入前にチェックしておく必要があります。

カフェにおすすめのPOSレジ5選

集客のかちプロジェクトでは、カフェの経営には次の5つのPOSレジをおすすめしています。前払いのカフェの場合は、セルフオーダーやテーブル管理などを気にする必要性はありません。そのため、基本的には、連携をそこまで気にする必要がなく、簡素なシステムで使いやすいものを選ぶのが良いでしょう。

また、安定したカフェ経営のためには、入金サイクルは要チェックです。そこで、5つのレジの特徴をわかりやすく比較しました。

  1. Airレジ(エアレジ)
  2. SquarePOS
  3. STORESレジ
  4. スマレジ
  5. funfo

①Airレジ(エアレジ)

Airレジは、TVCMでもお馴染みのPOSレジです。AirペイとAirペイQRと連携することで、日本国内最大級のキャッシュレス決済ブランドに対応することができます。Airレジは、リクルートが提供するAirシリーズのサービスと連携することができます。スターバックスのような前払い後に、コーヒーをセルフで受け渡すほとんどのカフェでは、十分な機能が備わっています。

固定費無料
決済手数料2.48%~(条件によって異なる)
入金サイクル【クレジットカード・電子マネー】
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行 月6回
その他の銀行 月3回
【QRコード】
月末締めの翌月末1回払い
ハンディエアレジオーダーを導入する
モバイルオーダーエアレジオーダーを導入する
通販システムとの連携
LINEミニアプリとの連携

Airレジでは、導入検討の相談窓口がありますので、悩んでいるのであれば直接確認することがおすすめです。

エアレジ直接相談

iPad/iPhoneで無料から使えるPOSレジのエアレジの導入相談が行えます。エアペイも入金サイクルが短いため、最初のPOSレジにはおすすめです。わからないことを直接聞くことができます。

②SquarePOS

SquarePOSは、月額固定費無料から手軽に導入することができるPOSレジです。日本国内の主要なキャッシュレス決済のブランドにも対応しています。Squareの特徴は、Squareオンラインビジネスなどのオンライン決済サービスが導入されている他、アプリマーケットで豊富な他社サービスとの連携ができるようになっており、比較的自由度の高いカスタマイズをすることができます。

固定費無料(プランによって有料)
決済手数料2.5%~(条件によって異なる)
入金サイクル【クレジットカード・電子マネー】
みずほ銀行・三井住友銀行 翌営業日
その他の銀行 金曜日に入金
ハンディ可能(プラスプラン〜)
モバイルオーダー可能
通販システムとの連携Squareオンラインビジネス、woocommerce(WordPress)、カラーミーショップ、BASEなど
LINEミニアプリとの連携

Square

評価:

Square決済、SquarePOSレジ、オンラインビジネス(通販、デリバリー)を無料で利用可能。持ち運びに便利なターミナルがおすすめ。審査が早く手早く使える!

③STORESレジ

STORESレジは、飲食店向けPOSレジのイメージはありませんが、ネットショップを簡単に作ることができるSTORESと連携することができるため、物販にも力を入れる場合に選択肢として含まれます。また、独自のモバイルオーダーである「STORES モバイルオーダー」があり、前払い式のカフェに使うPOSレジであれば、十分な機能を持っていると判断することができます。

固定費無料
4,950円(税込)
決済手数料1.98%~(条件によって異なる)
入金サイクル手動または月末〆翌月20日払い
ハンディ
モバイルオーダー可能
通販システムとの連携STORES
LINEミニアプリとの連携

STORESレジを無料開設

STORESレジは、特に物販を行う事業と相性が良い無料から使うことができるPOSレジです。ネットショップのSTORESと連携させることもできるので、通販にも手軽に対応することができます。

④スマレジ

スマレジは汎用性が高いで、自社システム以外の他社システムとの連携先がとても多いレジです。そのため、自由度の高いカスタマイズをすることができます。スマレジも独自のモバイルオーダーを提供しており、プレミアムプラスプラン以上であれば利用することができます。

固定費無料~
決済手数料1.98%~(条件によって異なる)
入金サイクルクレジットカード・電子マネー決済
月2回
月末締め・翌15日払い
15日締め・当月末払い
QRコード決済
月1回
月末締め・翌月末払い
ハンディ可能
モバイルオーダー可能(プレミアムプラス 月額8,800円〜)
通販システムとの連携Shopify
楽天市場
Yahoo!ショッピング
その他多数
LINEミニアプリとの連携可能

スマレジ直接相談

多機能で外部連携先が多いスマレジの導入相談を行うことができます。導入相談は、全国各地のショールーム予約もしくはオンライン相談を選ぶことができます。何を具体的に実施したいのかをお伝えください。

⑤funfo

funfoは、小規模な飲食店の機能が備わったPOSレジです。POSレジとしての基本的な機能はもちろんのこと、モバイルオーダーやLINEミニアプリと連携することができます。これにより、LINE公式アカウントを使い、リピーターの効率的にお友だち登録を促すことができ、集客を頑張れば頑張るほど、LINE公式アカウントの発信力が大きくなります。

固定費無料~
決済手数料2.5%~(条件によって異なる)Square決済
入金サイクル【クレジットカード・電子マネー】
みずほ銀行・三井住友銀行 翌営業日
その他の銀行 金曜日に入金
ハンディ可能
モバイルオーダー可能
通販システムとの連携
LINEミニアプリとの連携可能

まとめ

POSレジの導入は、キャッシュレス決済の導入のほかに、経営指標を管理することができるため、とても重要です。

また、カフェのDX化の中心的な役割を担っており、コーヒー豆などの物販も行う場合は、連携されたシステムを使わないと、在庫管理を共通化することができません。必要な機能を最初に要件定義して、必要な機能が備わったPOSレジを選ぶようにしましょう。

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

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