コーチングの集客方法とは?集客に成功させるための着眼点

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コーチングスキルやカウンセラースキルを活かした起業を考えている人は少なくないと思います。特に、最近になって政府が会社員の副業を推奨しており、会社にもよるのですが、自分のキャリアが作りやすくなっています。

しかし、この副業もぶつかるところは、集客になります。顧客がいないとビジネスそのものが成立しないからです。コーチングはそのままでは理解されづらく、「コーチングします!」とだけ宣言しても顧客を獲得できません。

この副業の推奨を活かして、起業する人が増えると思われるコーチやカウンセラーの集客方法について考えていきたいと思います。

目次

コーチングやカウンセラーの売り物とは?

コーチングやカウンセリングを必要としている人は、まず誰なのかを認識する必要があります。

それは、BtoCであれば、深い悩みや高い壁にぶつかった経験がある人でしょうし、BtoBであれば、マネイジメントを行い、会社の運営を効率的に行う必要性のある管理職クラスの人々になります。

これらの人々が、何を求めるのかと言えば、到達したい成果です。

例えば、ライザップが高額にも関わらず、申し込みが絶えない理由は、自分でそれだけダイエットができない人がいるからです。わかりやすくその痩せるという成果を見せているからこそ、爆発的に売れる結果が導かれました。

そして、問題解決能力が高いだけでは、その商品は売れません。自身の問題を預けることになりますので、信頼関係を構築する必要性があります。しっかりしているだけの大学生に子供を育てるための転職の相談をしません。つまり、コーチングやカウンセリングを購入するということは、その悩みを理解できるだけの経歴や実績を購入することにもつながります。

この経歴・実績や経験がコーチやカウンセラーの売り物になるということになります。商品やサービスを開発する時は、これに紐づけて、「●日間で痩せる」「●ヶ月で契約の取れる営業マンになる」のようなわかりやすいコンセプトを掲げてコーチングのサービスを展開します。

なお、社団法人が認定する資格は集客の要因にはなりません。コーチングを習得したい人くらいしか、その価値を理解することができないからです。

ターゲティングはニッチすぎない市場(顧客層)を狙う。

コーチングの集客ノウハウを調べると、必ず小さなナンバーワンを目指すものが含まれます。これはニッチ市場で、シェア1位になることで大きなメリットを得られることにあります。

しかし、ニッチ市場とは隙間産業と曖昧な解釈をされがちですが、特定の上位なニーズで成り立つ市場のことを意味します。これは、自動車市場の中の特定のスポーツカーが好きなような市場を指します。

そのため、経歴に結びつく上位モデル市場がニッチであり、需要があるかないかわからない市場に経歴がマッチングしていない人がコーチング業で参入しても、「お前に何がわかるんだ!」状態になります。コーチング業にニーズが明らかにあるできる限り大きな市場に寄り添った事業展開をした方が、コーチング業では集客が楽になります。

コーチングの集客が難しいと言われているのはなぜか?

集客が難しいと言われている理由は、コーチングやカウンセラーには、一部に有効な国家資格はありますが、独占業務ができるわけではないからです。

独占業務があるから参入障壁が高くなるかと言われるとそうではなく、毎年のように有資格者も増えていくため、税理士や行政書士も市場には溢れかえっています。コーチングやカウンセラーは、無資格でもスタートできてしまう仕事ですので、参入障壁というものがほとんどありません。そのため、コーチやカウンセラーは毎年のように人数が増え続きます。

それに対して、独占業務はわかりやすいのですが、コーチングは興味がある人でなければ内容が理解されません。そのため、たくさんのコーチが、数少ない興味のある見込客を取り合いになってしまいます。

X(旧Twitter)でカウンセラーやコーチングなどのキーワードで検索しても無数のアカウントがヒットします。また、同じようなブログを書いている人も多いので、同質化が生じやすいです。

コーチングの集客とは?

コーチングの集客の仕組みは、大きく分けると2つの段階に分けられます。

  1. セミナーもしくはオンラインセミナーに集客をする。
  2. 個別セッションもしくはスクールに集客をする。

コーチングの集客の仕組みは、まず個別セッションやスクールに興味を持っている見込み客を集客します。そのために、セミナーもしくはオンラインセミナーを開催します。そして、そこから興味のある人向けに、個別セッションもしくはスクールを開催する流れです。

オンラインで全てのカリキュラムを完遂できるのであれば、商圏が広くなりますので、日本中からオンラインで集客をすることが可能です。ただし、筋トレなどの個別セッションありきであれば、店舗に通う必要性がありますので、商圏を絞り込んだ集客が前提です。

コーチングの集客におすすめの集客方法とは?

コーチングの集客では、特定の物事に興味のある人に絞り込むことができるWeb集客を積極的に採用します。

セミナー・オンラインセミナーに集客をする。

セミナーやオンラインセミナーに見込み客を集客します。この時に、個別のセッションやスクールに通うことでどのような良いことが起こるのかを説明することのほかに、小さな成果を感じてもらうワークショップの要素をコンテンツに入れることがとても重要です。小さな成果を基準に、今後得られる成果に期待してもらえるからです。

また、セミナーやオンラインセミナーに集客するためには、募集ページを作り、特定の場所に集まってもらうか、zoomのようなWebセミナーツールを活用する必要性があります。

Peatix

Peatixを使うと、イベントの募集ページの作成、申込み、決済まで対応することができます。チケット代金のお支払いにクレジットカード・コンビニ・ATMがお使いいただけます。手数料はかかりますが、主流なイベントの参加募集のツールですので、参加者も使い方に慣れていることがPeatixを選ぶメリットです。

zoom

zoom

zoomは、コロナ禍で利用者を伸ばしたWeb会議ツールです。ウェビナーモードにするためには、有料プランの導入が必要です。(Proプラン 月額2,000円〜 年払いで割引あり)

zoomは、相手側にアプリのインストールを求めるタイプのWeb会議ツールですが、当たり前のように普及しているため、あまり心配する必要性がありません。

udemy

udemyは、特定のスキルを身につけたい人が講座に申込みます。講座は講師が用意していた動画を閲覧して学びます。udemyでは、講師登録も可能です。

講師クーポンやコース紹介リンクを使用してコースが購入された場合、講師はその収益の97%を受け取ります。 講師クーポンやコース紹介リンクが使用されなかった場合、講師はUdemyの売上の37%を収益として受け取ります。手数料が高く感じますが、集客の手間をかけないと考えるのであれば、むしろ安価に集客ができます。

実際にやってみる時は、他講座で動画のクリエイティブを確認してから、コンテンツを作り込むのが良いでしょう。

ストアカ

ストアカ

ストアカ は、さまざまな講座の出品が可能で、ライフハックや自己啓発だけでも5,000件を超える出品があります。単価が上がりづらいことが欠点ですが、隙間時間を有効活用し、コーチングの体験者を増やすことは可能です。

個別セッションもしくはスクールに集客をする。

見込み客を集めることを目的にしたセミナーから今度は売りたい個別セッションもしくはスクールの成約に結びつけます。これには継続的な情報発信を基本にします。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントを使うと、LINEにメッセージを配信することができるようになります。セミナーやオンラインセミナーに参加してもらった人に登録をしてもらい、関係性を継続させるために定期的にメッセージを配信します。

LINE公式アカウントでは、情報の発信量や表現が限定されます。そのため、ブログを用意したり、LINEの表現を豊富にするPosterを導入することで対応します。

ブログ

ブログの候補として挙がるのは、noteかWordPressです。noteは、ブログの開設に時間がかからず、特定のコンテンツを有料化できることがメリットですが、共有ドメインであるため、検索エンジンの露出はほかのnoteを使うブロガーと競合しますので、SEOには向きません。WordpPressでは、ブログの開設に知識が必要ですが、検索エンジンへの露出をすることができ、メールアドレスの収集も併せて行いたい時にはWordPressが良いです。

考え方にもよりますが、ブログで新規集客も行いたい時は、自然流入元が多いことからWordPressの方が良いです。しかし、記事コンテンツの量も求められ、SEOの知識も必要になりますので、1人で行う対策としては重めです。そのため、ほかのコーチとグループを組んで取り組んでメディアを作るのであれば、WordPressが良いですが、LINE公式アカウントで配信するための記事コンテンツ程度であれば、noteの方がマネタイズの幅は大きいです。

なお、WordPressのテーマであるSWELLを活用すると、こちらのページのようなランディングページも自作することができます。

DMMオンラインサロン

スクールを運営するにあたって、コミュニティの開設や毎月の費用の徴収が必要になります。その時には、0から仕組みを作るよりも、既存のオンラインサロンのプラットフォームを活用した方がはやいし、登録も簡単に促すことができます。

DMMオンラインサロンの機能には、LIVE配信やラジオ配信も含まれます。入会と退会の処理も自動で行われるため、ユーザーの管理作業に追われることがありません。

コーチングの集客で注意すべき点とは?

コーチは孤独な起業を回避する。

コーチングで起業する時は、よほどの誘引になる要素がない限りは、1人での開業を回避した方が良いでしょう。なぜなら、人脈が実績に繋がりやすいコーチの仕事では、協力関係にある同業者が多いほど有利になります。交流会の開催のほかに、メディアの作成は、孤独に開業しているコーチには手が届きづらく、打ち手として封じられます。そのため、開業する際は、グループに属すように手を打ちます。

交流会の参加は積極的に行うべき。

とある有名人の出版記念会に参加したことがあったのですが、とにかく名刺を配りまくって、特に何も話さない保険の営業マンと会社経営のおじさんがたくさんいました。

名刺のクオリティーに自分の印象付けを託すみたいなノウハウがありますが、ド派手な名刺だからその人に興味を持つかと言われたら、「派手な名刺だなー」とその場で思う程度で終わってしまうんですよね。

特に、問題やお悩み解決を売りにしているコーチやカウンセラーがこれをやっていては、問題解決能力が疑われます。自然な会話から、交流会では覚えてもらったり、関係性を作る方が名刺を配るよりも時間の使い方は効果的です。

友人や知り合いへのセールスはやらない。

いきなり、「お前の悩み、有料で聞いてあげるよ!」と友人だと思っていた人間から言われたらどう思いますか?おそらく、もうその友人には連絡しなくなるでしょう。

私も友人関係のアライアンス先を多数保有していますが、自社の商品を売り込んだことはありません。自然に案件を紹介しあえる仲というものは、自然にお互いの必要性を認知した間柄です。

同情した友人が、1回のセッションを申し込んでくれたとしても、その後の売上にはなりません。お金以上のものを失いたい方のみ、友人にセールスしましょう。友人には協力を求めても、セールスはするべきではありません。

まとめ

コーチングの集客方法は、ブログ集客ばかり目がいきがちですが、ブログ集客は顕在的ニーズがある人に対してリーチする方法です。つまり、コーチにアンテナを貼っている人以外にはリーチしない方法なので、純粋なコーチングでの集客には不向きです。また、ブログ集客は難易度が高いため、既に顧客が存在するようなチャネルを有効活用しつつ、媒体を用意していく流れが適しています。

また、忘れてはいけないのはコーチングは、労働集約型の仕事であることです。そのため、時間単価を上げるために、顧客を選び直すか、スクールにするかを選ばなければなりません。エグゼクティブを対象にしたコーチングを行えるようにするためには、経営者や資本家との人脈作りが必要になります。スクールを運用する場合は、オンラインサロンを開設し、コーチングのプログラムを構築していくのが良いでしょう。

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