オウンドメディアを目的にしたWordPress運用でアフィリエイトはありか?

マーケティングプロデューサーの小形です。

[st-kaiwa1]商品点数が少なく、記事を書くのにもキャッシュポイントへの誘導が難しい、、

この場合は、機転を変えて、キャッシュポイントを新たに作る手があります。[/st-kaiwa1]

WordPressの運用方法を教えていると、常にぶち当たっている印象があるのは、クライアントが自社の商材を販売するためのネタばかり考えていて、コンテンツ作りに自分で壁を作ってしまっている点です。

考え方やそれぞれの企業内でのポジションもあり一概には言えないのですが、オウンドメディアでは自社の商材のみを販売することを目的にしなくてもいいです。

結果的に、自社商品のみならず、他社を推薦する広告を運営することで、信頼性を高めることも望めますし、そっちの方が収益も上がる場合があります。

[su_label type=”success”]併せて読みたい[/su_label]オウンドメディアに中小企業が取り組むメリットとデメリット

 

目次

オウンドメディアが自社商品のみ販売する目的で
運用されているというのは勘違い。

当然影響力があるオウンドメディアであることが大前提になるのですが、オウンドメディアには、自社商品の販売以外にも、その影響力を販売する選択肢があります。

有料コンテンツ配信

例えば、ソウルドアウト株式会社が運営するマーケティング系オウンドメディア「LISKUL」は、月間70万PVを誇り、そのコンテンツの特性からマーケティングに興味のある人の見込み客が集まります。

LISKULに記事を出すことで、そのサイトの専門性を生かして、上位表示を望むことができます。

初期費用10万円、月額5万円のサービスとして販売しています。

広告出稿

専門性が高く、PV数が多いオウンドメディアは、広告の出稿先としても魅力があります。

アドワーズを導入している場合は、Google広告に広告を出稿すれば良い話なのですが、アドワーズは、設定をしっかりしないと、競合の広告を優先して表示してしまうデメリットがあります。そのため、オウンドメディアでは導入しないことが定石になっています。

例えば、信頼できることが前提ならば、広告と言う形でお金をもらい、推薦できる他社として紹介する選択肢がオウンドメディアにはあります。

歯科系大手のオウンドメディアなどで見られます。

アフィリエイト

自社商品がない場合のキャッシュの作り方の王道として挙げられるアフィリエイトですが、自社商品があっても、商品力がない場合や商品点数が少ない場合は、アフィリエイトを導入し、取り扱い点数を増やす選択肢もあります。

アフィリエイトは、企業がやっていない、個人しかやってないイメージがあるかもしれませんが、出版社やカード会社、ブログサービス運営会社も実はやっています。

例えば、チョコレート専門店であれば、お茶、コーヒーや陶器まで売れる可能性があります。ですが、それらの取り扱いがなく、商品力のある商品をすぐに用意できないなんてざらですので、手っ取り早くアフィリエイトから引っ張ってくる選択をします。

なぜ、オウンドメディアにアフィリエイトを導入するのが良いのか?

 

商品点数が少ないけれど、客層が限られている企業がオウンドメディアを行うと、成約に繋がるキーワード自体が限られてしまいます。その商品の成約に直接つながりづらくても、潜在的なニーズはあると思われるキーワードが存在するにも関わらず、「それらのキーワードを狙う為に、記事を外注する予算を捻出するのはもったいない。」という結論になりかねません。

そのため、自社で取り扱っていない関連性の高い商品をアフィリエイトもしくはその商品を扱っている企業とアライアンスすることで、これらのキーワードでも収益化することができ、もっと幅広いキーワードから見込み客を集めることができます。

ただし、アライアンスや広告の場合、オウンドメディアの影響力を確認できる指標がないとなかなか募集も厳しいところがあります。例えば、PV数が小さいサイトに純広告を出しませんか?と言われても、相手企業は首を縦にふることはありません。

そのため、PV数が小さくても、それなりの商品力を持っている企業の広告を扱えるアフィリエイト広告は、オウンドメディアの収益性を高めるためには、導入しやすいということになります。

アフィリエイト広告とは?

そもそもアフィリエイト広告のことをよくわかっていない方も多いと思います。アフィリエイト広告とは、広告主が求める特定のアクションごとに成果が発生する広告のことです。

このアクションは企業ごとに設定が異なっていて、クリックでも成果発生するところもあれば、資料請求や成約まで確認できないと成果が発生しないところもあります。

これらのアフィリエイト広告は、ASPと呼ばれる企業が広告主とアフィリエイターを仲介しています。そのため、アフィリエイト広告を探す場合は、ASPに登録することから始まります。

A8.net

A8.net

A8.netは18,000件の広告主が登録しています。大手通販サイトも導入していることが多いのが特徴で、自社商品と相性の良い商品が見つかりやすいのが特徴になります。

バリューコマース

バリューコマース

バリューコマースも日本では最大級のASPです。うまい具合に、A8.netと取り扱われている広告主がばらけているため、A8.netでは探せなかった商品をこちらで探す選択肢があります。

アフィリエイトを行うためには?

手順としては、ASPに登録する→商材を検索し、申請する→タグを管理する→記事を作成するの流れになります。

ASPへの登録は、上述しているため、商材を検索することから説明していきます。

商材を検索し、申請する。

商材をASPで検索し、良いものが見つかったら提携を申請します。

商材によっては、提携を無条件で行っているところもありますし、審査の結果、承認しないところもあります。

それは、成果が実際出ているページであるのか、コンセプトがマッチしているのか、など理由がさまざまありますが、申請しても通らない場合のほとんどが、英会話教材であれば英会話のことがほとんど書かれていないことにあります。

もし、この分野の広告の承認を通したいと思っているのであれば、ある程度関連性のある記事を書く必要があります。

タグを管理する。

次に申請が通った広告のタグを管理します。

広告の設置は、それぞれのASPが準備したタグで行います。

記事を書くたびに、ASPからタグをコピーするのもいいですが、はっきり言って面倒です。

そのため、WordPressにタグを記憶させる方法を採用することをおすすめします。

 

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WordPressテーマ 「WING(AFFINGER5)」

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例えば、WINGに期間限定で付属されているプラグインステ子がその機能を持っています。

このテーマに関しては、「WordPressをSEOに強くするための設定方法」でも紹介しています。

 

WINGに限らず、アフィリエイト用のWordPressテーマは増加しているので、コードの管理ができるのか事前に調査しておくと良いでしょう。

ステ子にまとめて、コードを記憶させておくと、記事を書く際の「ASPをみて、、」の作業がなくなりますので、時間短縮が望めます。

記事を書く

そして、記事を書いていきます。

この時、自社商品とこの分野の結びつきや関連性を書き、自社商品ページに興味を持たせることも意識して記事を書いていきます。

こうすることで、自社商品ページに送客し、自社商品の販売数をあげることが望めますし、アフィリエイト広告によって、分野の収益化も望めます。

チョコレートの例で言えば、コーヒーについて検索した人が、おすすめのコーヒーを購入して、そのコーヒーとの相性が良い自社製のチョコレートを購入するイメージになります。

まとめ

オウンドメディアを残念ながら、自社商品を販売するチャンスを増やすと考えており、自社商品の宣伝に近い文章しか書けない人も少なくありません。

「いやー、もったいない!」

そう思うわけです。そして、さらに残念なことに、その自社商品のクオリティーが他に比べて特段高いというわけではない時は、オウンドメディアを上手に運用したとしても売れないわけです。

できるだけ成約数を上げて、しかも収益性を高めるためには、キャッシュポイントを増やして、関連した記事も書けるようにしておくと良いでしょう。

最終更新日 : 2020年8月30日

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