美容室は新規顧客の対象を30代に絞るべき理由とは?

美容室では、自宅から近いリーズナブルな店舗が選択されがちです。また、一度気に入った美容師を見つけると、その美容師が転籍しない限りは、その美容室に通い続ける傾向があります。

そのため、美容室の集客では、初回の来店をいかに若い年齢で獲得するのかが重要です。この点で考えると、自宅購入の平均年齢は、38.6歳であるため、新規顧客のターゲットは、30代に絞り込むことが理想であることがわかります。

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年代別でみると最も売上に貢献するのは60代

ホットペッパービューティーアカデミーのヘアサロン編/美容センサス2021年上期には、美容室を利用する人の男女別、平均顧客単価と平均利用頻度が集計されています。このデータから、年間の1人あたりの年代別の売上(年間LTV)を算出することができます。

女性のデータでみてみると、平均顧客単価は30代が最も高い結果になっています。しかし、利用回数は、年間でみると、60代の方が、約2回ほど多く結果として、一人あたりの売上は、60代が最も高くなります。

美容室を選ぶ決め手は「自宅の近く」

美容室を選ぶ決め手とは?

上記はヘアログが集計した美容室を選ぶ決め手になっている要因です。家や職場からの距離や価格の安さで選択する人が多い結果になっています。

よく利用するサロンの立地は

また、美容センサスには、62%が自宅の近くの立地を選択している人が多いことから、着目すべきは、はたらく人よりも住民であることがわかります。

重要になるのは自宅購入のタイミング

ここで重要になるのは、自宅の購入です。自宅購入以前は、引っ越しをする可能性があるからです。

令和元年の住宅市場動向調査によると住宅の購入の平均年齢は38.6歳です。つまり、30代には住宅を購入している可能性が高いことになります。これは、返済に年齢制限があり、ローンも35年ローンが一般的であることから、逆算するとこの年齢に購入する人が多くなることが理由として挙げられます。

結論:美容室の新規顧客は、30代を中心にする必要がある。

初回の来店で気に入った店舗から別の店舗にするまでのハードルが高い美容室では、いかに近隣の住民の中で若い年代を顧客として取り込むかが課題になります。ただし、転居のリスクがある年齢の顧客を熱心に取り込んでも、顧客寿命が短く、集客にコストがかかってしまいます。

そのため、住宅を購入し、その地に止まる可能性が高い30代を新規顧客のターゲットとして集客するのが良いという判断になります。ただし、地方では平均年齢が低いため、住宅の購入を20代で行うことが主流の地域もあります。その場合は、その地域の平均住宅購入年齢に焦点を合わせるべきだと思います。

年代および条件を絞り込むことで、新規顧客の付加価値を具体的に何に設定すれば良いのかもわかってきます。

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最終更新日 : 2024年4月6日

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