飲食店のGoogleビジネスプロフィールから手数料のかかるWEB予約を減らすためには?
Google検索では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)はグルメサイトと比較すると表示回数も多く、インターネット上の看板と言っても良い環境となっています。Googleビジネスプロフィールでは、メニューを予約することができます。
食べログやぐるなびと比べると、Googleビジネスプロフィールの表示回数は、しっかりMEOなどの対策をとれば、3倍〜5倍になっています。
GoogleビジネスプロフィールでWEB予約サイトを絞り込むことはできない。
Googleビジネスプロフィールでは、メニューや予約方法を登録することができます。食べログやぐるなびなどのWEB予約サービスでは予約手数料の負担が必要です。そのため、手数料の安いGoogleビジネスプロフィールには、手数料の安いWEB予約サービスのみ登録して手数料を安く抑えたいと考えます。
なお、主要グルメサイトの予約手数料は以下の通りになります。
食べログ | ランチ100円 ディナー 200円 /人 |
ぐるなび | ランチ10円〜40円 ディナー 50円~200円 /人 |
ホットペッパーグルメ | 無料 ランチ50円 ディナー 200円 有料 10円〜50円 /人 |
一休.レストラン | 成果報酬型 |
テーブルチェック | なし(取引手数料がかかるが1決済につき) |
しかし、Googleビジネスプロフィールの情報の追加は、オーナーのみではなく、ユーザーも可能です。そのため、権限のないユーザーが勝手に登録することがあります。このユーザーというのは、グルメサイトの営業なども含まれていますので、契約したグルメサイトを外し続けるということは無理だと考えても良いでしょう。
回避策:席を予約を有効にする。
ぐるなびでは、GoogleやLINE経由の席予約はベーシックプランやライトプランなどの有料プランを申し込んでいれば無料で行えます。席予約を有効にすると、席を予約するの青いボタンを表示させることができます。
スマホでみると、ぐるなびの席の予約とそれ以外の席予約は別々の表示になります。これによって、単純な席予約をしたい人は、手数料が無料のぐるなびからのWEB予約に集約します。
回避策その2:手数料の高いグルメサイトのWEB予約をオフにする。
次に考えられるのは、手数料の高いグルメサイトのWEB予約を受け付けないことです。ただし、これは十分に席を埋めることができる時のみ有効であり、ポイントを貯めるためにWEB予約のみを活用する見込み客を逃す可能性がありますので注意が必要です。
最終更新日 : 2024年4月6日